ヤヤ・バラードデッキの道のり【246】
なにやら、怪しい気配になってきた新デッキ
ちょっと今日はじっくり考えていきたい
…んだが、そんな時間があまりあるわけではなく
もっと時間が欲しい
前回はこちら
デッキ
ヤヤ・トークンズ1.2.0
回してて、どうにも《鉄面提督のトンネル掘削機》が変身しないな、と思っていたんだが
とうとう気が付いてしまった
そういえば、新弾レビューしたときも触れてたわ
すっかり忘れてた
《鉄面提督のトンネル掘削機》については、
・出たターンは手札からパーマネントを落とせばいい
・次のターン以降、パーマネント・カードを落とす必要がある
・毎ターン、基本1個しかカウンターが乗らない
ということで、簡単に活かそうとするなら、ビートダウンでガンガン殴りながらクリーチャーを落としていくのがよさげ
ということで、コレははっきり言ってこのデッキに合致していない
…3枠空いたぞ?
正直、このデッキにヤヤが残ってて許されているのは《クイントリウス・カンド》がボロスカラーだから、という以外には弱い
ただ、クイント自体はヤヤの上位互換というわけでもないな、というのは回していてわかってきた
クイントの+1で出てくるのは3/2スピリットである
飛行なわけでもなく、タダの3/2
ヤヤ+1のケルド人たちは果敢持ちなので、手札があれば4/4とかになれる(可能性を秘めている)ので、完全下位互換になるというわけではない
もちろん、基本的には3/2と1/1だし、下位互換ではあるが
《塔の点火》と合わせても《黙示録、シェオルドレッド》と相打ち取れるのはスピリット側だし(協約キメれるなら別だけど)
また、-3による発見は大きなアドバンテージを生むことができるけど、何が出るかは構築をそっちに寄せない限りはガチャみたいなもんだし、すでに出しているヤヤを見つけてしまうケースもある
発見4では全体除去は《集団失踪》でも入れてないと撃てないので、負けてる時に-3すると、忠誠度1になって盤面も作れず、《ミレックス》のダニに殴られて除去される、なんてケースも出てくる
…すなおに+1しなよ、というのはもっともではあるんだが
その点、リソースを探してくるという点ではヤヤの方が優秀である
トップ2枚しか見れないとはいえ、《太陽降下》を探してきて撃てる
クイントの発見が優れているのは、4マナ夫満たせるという点であって、欲しいカードを探すという点ではむしろ発見4という広さが邪魔をしかねない
ということで、無理やりボロスにしている、というわけではないという理由が欲しい
要は、赤い要素を増やしたいのだ
出来ればヤヤ紋章の対象となるスペルがイイんだが…
クイント起点で追放シナジー高めると、ヤヤのデッキじゃなくなっちゃうしちょっと、改めて各カードの採用理由など見直してみるか
《冥途灯りの行進》
PW、バトル、土地以外のパーマネント除去
X除去なのがミソで、ミシュラランドをX=0で除去できるのが魅力
このデッキにおいては、相手のエンチャントとAFを除去できるのがサイドを除けばこいつだけってのもデカい
逆に言えば、他で代替できるならサイドでも十分
《バネ仕掛けの鋸刃》
タップクリーチャーに5点
使ってみた感じ、悪くはないけどメチャ強い、という程でもない
作製もコストが結構デカくて隙を生みがち
ただ、1回見せておけばシェオルなど5点圏内のクリーチャーのアタックを抑制できるのは偉いのと、2回目を撃てば自身が作成コストになれたり、作製後のタップ要因になれる
特にミシュランは5点あればおおむね焼き切れるので、相手が攻撃を躊躇しがち
ゴルガリやアグロ相手のサイドと割り切った方がいいかもしれない
《神憑く相棒》
《トカシアの歓待》とのシナジーが最高で、中盤以降に引けばなんとなく手札が増える
2マナから土地引いてくれれば先も見えるんで、そういう意味でも優秀
こいつは当面は手放せないし、そういう意味でもミッドレンジ以降のデッキタイプになったと言える
対抗馬は《魅力的な悪漢》で、あっちは手札を増やせない代わりに宝箱が出せるのと速攻2点+1点まで見れるのが魅力か
今後、赤に寄せていくとか5、マナ安定や6マナ以降も見る、というのでない限りは相棒で問題ない感
《稲妻の一撃》
言わずと知れた万能火力
抜く理由があまりないけど、3点で届く相手が存在しないデッキの場合はサイドアウトする形になる
逆に、コントロール系にはフェイス狙っていけるので残す形
ヤヤとこいつを4枚ずつ入れるだけでもデッキになるといっても過言ではない
ではないのっ!
《トカシアの歓待》
トークン出したらドロー、《神憑く相棒》で2ドロー
相手終了フェイズに《ミレックス》からダニ出してドロー
全てがこのデッキにマッチする
こいつとヤヤでリソース差つけて勝つ、というのがベースだし、ヤヤのデッキに白を混ぜる理由がこいつ
《婚礼の発表》
トークン出してドローして、仕事終わったら全体強化
これだけで勝ってしまうこともできる
《トカシアの歓待》と合わせてトークン出しつつドローできるし、全体的にクリーチャーのサイズが小さいこのデッキにおいて、貴重なダメージ増加枠でもある
歓待と一緒に場にあると、先にこっちを除去してくれるケースが多いのも偉い
変身後は場にあるだけでケルド人が即座にサイズアップする、というのが魅力で、《ゴバカーンへの侵攻》《忠義の徳目》よりも早いのはやっぱり偉い
ただ、単体では仕事しないし、横に並ばないとその効果も薄い
抜けるなら抜きたい枠でもあったりする
《焦熱の交渉人、ヤヤ》
4枚デッキに入れないといけない、呪い
最低でも3枚入れる必要があり、また、常に他のPW以上の枚数をデッキに入る必要がある
この人、ユーティリティの塊なんだけどそれ以上ではないので、どうやって活かすか、ということがそのままデッキコンセプトになる
現状は特に安定してトークンを生み続けられる+1に着目してトークンズとして運用中
+1連打し続ける、というコンセプトなら忠誠度8まで行くはずだし、それなら赤いスペルを盛りたくなる
盛りたい赤いスペルがない、というのが目下の悩み
《燃え立つ空、軋賜》
飛行生物がいなさ過ぎて、青相手に厳しかったり、《骨集めのドラコサウルス》を止められなくなったりするのが怖くて、久々に投入
本来はトランプルを活かしたアタッカーなんだけど、4/4って割とすぐ相打ちになるんで、テキストと役割は合致している
追放領域からの呪文詠唱が可能、という点で《クイントリウス・カンド》とのシナジーも
《太陽降下》
現環境最強の全体除去
こいつのせいで、基本的に他の全体除去をデッキに入れる理由がなくなったまである
デッキに3枚欲しいけど、単体除去の枚数を鑑みてグッとこらえている
前述の通り、クイント-3の発見4ではスルーされるため、その1点においてだけ《集団失踪》に劣る
《忠義の徳目》
2マナ域のアクションを強化してくれる、というのが一番の魅力だと思っている
あと、出来事がインスタントなのでケルド人の果敢と合わせてのバットリにもなったり、相手ターンにプレイして《トカシアの歓待》ドローを誘発させたりと小技が効く
本体の全体強化+アンタップという効果そのものも強いんだけど、逆に言えば即座に強くなるわけではないし、攻撃時にタップはするため、《放浪皇》に斬られる運命からは逃げられないのは注意
投入枚数からもわかる通り、5枚目の《婚礼の祭典》枠であり、他にヤヤに相性が良いカードがあれば抜いてもイイかな、という気持ち
そうでなければ4枚挿したい
《クイントリウス・カンド》
新弾、個人的ボロス希望の星
内容としては前述の通り、ヤヤの上位互換だけど使い勝手が違う
下環境では、発見4を活かした構築で青と混ぜてコピーしまくって1Tキル狙うなんてコンボも開発されてた
出来ればスピリットであることを活かしたかったけど、スピリットのロードは存在してないし、《常夜会一家の隆盛》を活かすのは色的にも厳しい
発見4を活かすような形だと、3マナ以下のカードをデッキに入れにくくなって再序盤を受けきれない可能性もあるのが難しい
除去を《嘶くカルノサウルス》などに任せて3マナ以下のカードを排除する…のは面白そうだけど、ヤヤとはマッチしにくいか
《眠らずの露営》
《ミレックス》と合わせてマナフラ受けに使う形
終盤以降になってようやく起動する感じで、中盤に起動して事故ると5マナ出なくなるんで使うのは安全確認してから
タップインかつ「クリーチャーが戦場に出る」を満たせないし、無理に積まなくてもイイかもなとは思っている
《太陽降下》後のアタッカーとも考えられるんだけど、そういう時って相手がクリーチャー再展開してたり、フルマナ残してターン返してたりで迂闊に起動できないことの方が多いし
《ミレックス》
マナフラ受け要因、かつ《トカシアの歓待》と合わせて相手ターン4マナ1ドローのドローエンジン
もうちょい盛ってもいいかもしれない、と思っている
これ2枚含みで土地8枚になれば毎ターン2体ダニ出せるので、場が硬直してたらブロッカー1体立ってても5ターンあれば勝ちが見えるし
《石術の連射》
サイドの王様
こいつ2枚撃てば青単テンポは悲鳴を上げるし、エスパーミッドレンジにも強気になれる
環境次第で4枚にしたいけど、その場合は何とサイドチェンジするのか問題が
《塔の点火》
主にゴルガリミッドレンジとアグロ系に対して追加
協約すれば3点になるので、《グリッサ・サンスレイヤー》《敬虔な新米、デニック》あたりも追放できるのがまた偉い
あと、《スレイベンの守護者、サリア》も2マナで焼ける
こうして改めて見ると全方位に一応強そうに見えるんだけど、ランプ系とコントロール系には仕事が無い
単純にクリーチャー除去したいだけなら《骨化》でもいいし、《骨化》を割ってくる白、緑絡み以外、かつ小兵がうざいデッキ用…と考えたら、やっぱサイドがよさそう
《ゴバカーンへの侵攻》
コンボ、ランプの起点を潰す用
バトル変身は追放領域からの詠唱にもなるので、クイントとの薄いシナジーを含む
変身後は+1/+1カウンターのばら撒きと、クリーチャーへの呪禁破壊不能の付与と、まぁ《太陽降下》に弱い
とはいえ、それこそ《忠義の徳目》4枚採用なら5枚目の徳目として採用できるし、きっちり横展開できた時は強い
ボロスでコンボやランプを咎める手段が他にあれば…とも思うんだが
《機械の母、エリシュ・ノーン》
5C版図などに対して効くケースが多く、お守りにサイドイン
ただ、後攻5ターン目では間に合わないケースもあったりしてなかなか難しい
メインに入れるほどEtBが多いわけでもなく、ホントにお守り代わり
この上のテキスト持ってる2マナ1/1のヘイトベアが要ればそっち採用するレベル
でも、警戒が《放浪皇》に重宝することもあって、白単相手にも有用なことが多い
問題は白単を最近見かけないことか
《告別》
全体除去の女王
墓地まで見れるし、今環境はまたAF増えそうだしで、お守りとして最適
有用活用する場合、6マナがネックになりがちなのと、置物やリアニを多用するデッキってストレートに6マナ出しても間に合わないケースがあったりするので、コレ入れとけば何とかなる、という程でもないんだけど
メイン入れ替え候補
《冥途灯りの行進》は、万能除去があれば差し替えれる
《失せろ》があれば、AF以外は対応できるわけで、ココは差し替えてもいいかもしれない
サイドに残すかも、くらいか
《眠らずの露営》も、《ミレックス》に変えてよさそう
コレで殴って勝てた、という経験はあるけど殴るタイミングが数えるほどしかなかった
相手にするとウザいのに、自分で使うとなぜこんなにも使いにくいのか
構築の傾向もありそう
《忠義の徳目》は、お試しで《エターリの好意》に変えてみる
あと、空いている枠に《小癪な家ネズミ》と《巻物変容》も追加
これにより、4T目にヤヤ+1から出たケルド人を《エターリの好意》でサイズアップさせつつ、アンブロッカブル化してフィニッシュするルートを作ってみる
3マナ以下は《神憑く相棒》のみなので、発見3によってケルド人の果敢が再起動する可能性は高く、4/4まで見込める算段だ
さらに2枚目の《エターリの好意》発見できれば5/5+α、《巻物変容》なら《エターリの好意》をブリンクさせてさらに発見を促せる
そしてここに《小癪な家ネズミ》が発見できれば出来事側でプレイして7/7以上のアンブロッカブルである
これ、決まったら絶対気持ちいい
あと、《カルドハイムへの侵攻》が地味に《クイントリウス・カンド》(というか、発見4以上)で強化された感
《カルドハイムへの侵攻》は、プレイ時の4コストが重すぎて、出たターンには基本的に土地を置くくらいしかできなかった
でも、クイント-3から発見して場に出れば、基本5マナを握って手札が倍になる形だ
そのまま変身させるチャンスも生まれるし、一気に畳みかけれる可能性が高い
コレはいいぞ?
あと、最近気になってる《もがく出現》のコンボや、その他の墓地利用対策に《災厄の痕跡》をサイドインしてみた
コレはほんとにお試し枠
青単テンポも一定数いるし、使うタイミングはあるはず
ヤヤ・トークンズ1.2.1
できた
これ、帰りに試してみたい
上手く回れば、5T目あたりでケルド人から凄いダメージ出る
…全然早くないのが笑えるポイントではあるけど、なんせヤヤ+1を推してる感がとても良い
他でいうと、《冥途灯りの行進》《バネ仕掛けの鋸刃》都合5枚を《失せろ》に集約してしまったのが気がかりではある
序盤をどう乗り切ってテンポ取るかは重要だ
後、《燃え立つ空、軋賜》がいなくなったのはさみしいんだけど、ココは追放領域からの詠唱枠、ということで《カルドハイムへの侵攻》とチェンジしてたので、イマイチなら戻ってくるか
今日のまとめ
戦績
何もせずに、デッキのことだけ考えてた
仕事のことは忘れたなぁ…
まぁ、明日何とかしよう(仕事を)
デイリークエスト
今日1日かけてデッキ考えたのに、回さずにデイリー用のデッキ作る選択肢はないよなぁ!?
ということで、こいつはスキップ
次回はこちら
注意表記
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