見出し画像

25年ぶりに訪れた古民家。

長野県生まれ、高校を卒業して以来お正月に帰ればいい方だった故郷についに移住することとなりました。

関東圏のレストランやバーでずっと勤めてい他のですが最後の職場は東京で、それもITを取り入れた店舗で、なんか東京っぽかったです。

Uターンに至った理由は、経緯を説明すればそれらしいのだけど気持ち的にはリスクを少なく独立できそうということな気がしたってな感じで、逆に言えば飲食店とはいえ、日本の中心の東京で、さらに高級店のシェフやソムリエと争いながら戦って行くのはもうめんどくさいと思ってしまった節も否めない。(ちなみに私は料理ではなくサービスやソムリエ側)

というわけでなんか不純感のある動機で、母の生家でもある古民家で宿泊施設をやろう!という運びと相成りました。

肝心の古民家ですが、今世間はコロナ時代で県をまたいだ行き来も自粛ムード、特に田舎では警戒されまくって観光業は完全に死んでいる状態だし、当然周りから心配の声もちらほら。
というか、ちらほらどころではないくらい心配されるし指摘も受ける始末なので多分よっぽど頼りなく、っていうか期待値ゼロなんではないかと思います。

事業計画も作らず、というかほぼ電卓叩くこともせずはじめているもんだからそりゃそーなるわって思う反面やってからでいいやという安易すぎる気持ちもあり、しかもなぜかそれでいい!と思ってしまっている謎の自己肯定感すらあります。多分ぜったいだめだと思う。

地元を盛り上げたい!とかお金持ちになりたい!とか明確なものが何もないからなんですが、人から言われてよく思うのは、

「明確な夢が決まってなかったら独立しちゃいかんのか?」

ということ。
たぶん典型的な“ダメ”なんだろうけど、まずはやってから。なんだかんだ楽しいので。

そのうち地域貢献!とかいい出すかもしれないし、ソッコー辞めることだってありえます。

それでもまずはやって見ることからスタートします。