ワンオペ子連れ国際線・一緒に乗せた引っ越し荷物【海外引っ越し準備編⑤】
怒涛の引っ越しを終え、次のミッションはいよいよ自分たちの移動=出発である。
私たちは出発日までの約2週間を実家で過ごすことにしており、つかの間の休息と、最後の荷造りに追われていた。
エジプト行きの飛行機は、今回「エジプト航空」を利用。
正直、中東界隈に慣れている人には「え、せっかく会社のお金で移動できるのにエジプト航空使うの?」など色々言われたが、今回ばかりはしょうがない。なぜなら…
成田→カイロの直行便はエジプト航空しかないから!!
私が子連れワンオペ海外フライトするのが初めてだから!!
ついでにいうと、一人で海外にも行ったことない。英語にも自信はない。
機内食が回って来て、CAさんと目が合ったらドキッ!!!とするくらいの英語力である。
いきなり未就学児連れて大荷物移動ということがもはや嫌すぎるのに、異国でトランジットは無理すぎる。というかなんかあったら泣いちゃう。
とか言ってたら、渡航2週間前くらいにいきなり
「予約していた便が飛ばなくなったので、2日後に振り替えといたよ♡」とエジプト航空からメール来てた。
いきなりエジプト感出してくるじゃん…
先が思いやられるよ、あぁカイロ生活…
ということで問答無用で決まったエジプト航空。
荷物規定に則り、当日一緒に飛行機に乗せる荷物の準備が始まった。
前任者からのありがたいお言葉によると、
「カイロに着いてから数週間で必要になりそうなものは、すべて自分が乗る飛行機に乗せた方がいい」
というもの。
その時は、「え~、現地で買えるものもあるし、そんなにかな?」
と思ったが、このアドバイスは本当に聞いて良かった。
ありがとうございます。
現地についてからは、しばらくはとりあえずの衣食住を整えるだけで一苦労。というか、どこに何が売っているのかも満足にわからない。
そして解消されぬ時差ぼけ…
慣れない生活環境からの体調不良…(親も子も)
そんな時に
「自分に合いそうな洗顔料とか歯磨き粉とかどれかな~?」とか
とかやってる余裕は、少なくとも自分にはなかった!!
特に子どものものは、最初は使い慣れているものが何の心配もなくすぐ使えることが、心理面でもよかったなと思う。
あとは、子どもの学校や幼稚園がすぐに始まるご家庭は、学用品やお弁当箱などもこちらに入れるようにしないといけない。
そしてメインといっても過言でない荷物が
日本食材である。
我が家は荷物の6割がこれであった。
まさかの船便に全く入れられなかった調味料や、その他食材……
すべてをここに詰め込んだ。
ちなみにエジプトでは思った以上に日本食材が入手できない。
調味料は、醤油は一応(高いが)あるが、酒、みりんはアルコールのため見かけない。味噌もほぼ見ない。
中華食材店に多少身近な食材も売られているが、車がないと行けないし、豆腐も日本のそれとは何かが違う。
「日本で売っているものと同じもの」が本当にない。
アジア欧米駐在の方々が、おかめ納豆などの日本食材を「高い!」といいながらもスーパーで選んでいる姿が、はちゃめちゃにうらやましい。
私と子どもが持っていった当日の荷物はこちら。
ちなみにわが子は当時3歳シートは一席使うが悲しいことに荷物運搬の戦力ではない。なんなら寝てしまうと一番重い荷物と化していた。
預け荷物
【スーツケース大×1】
長期の海外旅行に行くイメージで、パッキング。
このスーツケースだけは、家から成田空港まで引いていくことにしていたので、直前まで使っていたものや壊れやすいものをメインにこちらに。
ちなみにボトル系調味料は、個別にビニール袋で密封して、服で一つ一つぐるぐる巻きにしたら、全て無事だった。ホッ。
【段ボール×3】
・調味料
・医薬品、化粧品
・レトルト、フリーズドライ食品
・お菓子
・おもちゃ
など、詰められるだけ。
こちらはワンオペで成田まで持っていくのは不可能だったので、ヤマトの空港宅急便を利用。3箱だと地味に高いが必要経費(涙)
そして段ボールは強化段ボールを購入。
こちらも地味に出費だが、どんな荷物の扱いを受けるか未知だったので安全策を取った。
結果的に角がへこむ程度で、中身の破損はなかった。
が、段ボールは中身が破損しても補償の対象外と言われたので、大事なものはスーツケースに入れることをおすすめする。
それまでたまに空港で見た、「謎に大荷物で、段ボール箱を目一杯カートに積んでる家族」ってこういう人たちだったんかな~と納得…
手荷物
【頭上棚に置く用・バックパック】
一応持ち込むけど、何ごとも無ければ機内では使わない予定の物はこちらに。
・2人分の予備の着替え
・薬、化粧品
・パソコン、ビデオカメラ、モバイルバッテリーなど
・書類など
【足元に常に置く用・大容量手提げバッグ】
身に着けられない貴重品や、約14時間の機内で必要と予想されるものはこちらへ。
・上着
・ネックピロー
・携帯の充電器
・最低限の化粧品、マスク、リップ、ハンドクリーム、歯ブラシなど
・タブレット(子どもに最終手段で見せるDLした動画などあり)
・子ども用ヘッドホン
・子どもおもちゃ(塗り絵など)
・ウェットティッシュ(予想外の場所が汚れていたり、子どもが機内食こぼしたりするので必須)
バッグはこちらの以前の型を愛用しているが、軽いしスーツケースの持ち手にかけられるし、鍵つけられるしでとても便利。
【身の回り品・ミニショルダー】
本気の貴重品はこちらに入れて基本手放さず。
・パスポート
・搭乗券
・財布
・携帯
・ペン
UNIQLO様様。
究極に軽いし、汚れても罪悪感ないし、正にこういう状況にうってつけのお品。海外でも持ってる日本人よく見る。
ひとまずこちらで海外引っ越しの準備は終わり。