人生初の海外旅行でポーカーしてきた~フィリピン編~ DAY2
どうもリリスです。
前回の記事「人生初の海外旅行でポーカーしてきた~フィリピン編~ DAY1」の続きになります。
ようやくフィリピンに到着し、空港のイミグレを通過後すぐに友人と合流。
空港を出た瞬間、めちゃくちゃ暑い!
空港の無料Wi-Fiでググると気温は28度。
湿気もすごく、呼吸がしづらい・・・
空港を出て、すぐ汗だくになってしまいました。
ひとまずグラブを呼ぼうと友人がスマホで見てくれましたが、やはり空港付近だとなかなか捕まらないですね。
なんとか10分、20分ほどで捕まえられましたが、ラッキーだったかもしれません。
グラブの車内から街中を見て、本当にフィリピンに来てしまった・・・と実感。
空港付近はどこも大渋滞で、車よりバイクが多い。
バイクタクシーやジプニー(相乗りのバスのようなもの)など、見たことがないものだらけ。
交通ルールなんてありゃしない。バイクは好き勝手に横入りしてくるし、車も常に車線変更しているようなもの。
日本でいつも見かける自販機などは一切無く、セブンやファミマをちらほら見かけるくらい。
とんでもないところに来てしまったものだ・・・
ホテルのチェックインまで時間があるので、まずは下着やTシャツなど服を買いに行こうとなりバクラランまで移動。
2023/12/27 13時「バクララン マーケット」
道中小雨に降られつつ、バクララン到着。
どこまで続いているのだろうか、ずっと向こうまで露店と人込みが見える。
友人から、「ここはスリの常習だから、財布を持ってるならポケットから絶対に手を出すな」「観光ガイドでも治安は危ないって書かれてる」などと物騒なことを言われる。
飛行機から降りてのそのままなので、荷物も恰好も旅行者丸出しの俺。
しかもリュックの中とはいえ現ナマで数十万円持ってる状態なので、いきなりそんなとこ歩きたくないなぁと不安に思いつつ、来てしまったものはしょうがないのでビビりながら露店の中を歩いてゆく。
年末の影響かいつもより倍以上人が多いようで、とてもじゃないがモノを買えるレベルではなありませんでした。
人とすれ違うのがやっとで、ゆっくり商品なんて見ていられません。
隣に見えるのが有名なバクララン教会なんだろうなーと思いつつ、立ち止まって見る暇もないため人の波に任せてひとまず直進。
途中何度も子供に付きまとわれ、ポケットの中まで子供が手を突っ込んでくるのを振りほどいて逃げるように進む。ひええ。
しかし、友人がお目当ての店がなかなか見つからない様子。
来た道を戻るにもこの人込みでは無理なため、やはり直進するしかない。
協会を横目に30分ほど炎天下の中バクラランの街を延々と歩かされ、途中から汗で目の前が見えなくなってしまった。フラフラして眼目の前が遠くなりそうになりながら、なんとか前に進んでいる感じ。
長袖&旅行用のリュックを持って歩いていればそうなるのは当然である。
ここで倒れたら終わりだ・・・と自分に言い聞かせ、気合で乗り切る。
結局何も買えないまま、ようやくバクラランの露店エリアを抜けてマックに避難。ちょっと一安心。
もう少しフィリピンに慣れてからだったら感覚は違ったのだろうが、初めての海外で初めて行く場所としてはとてつもなく怖かったです。
何なら身ぐるみ剝がされてもおかしくないなと思いました。
もし「何を言ってるんだ、これがフィリピンじゃないか」と言うのなら、もうフィリピンは来なくていいかな・・・とも思ってしまいました。
それほどまでに、怖くてリスクしかない場所だと思いました。
2023/12/27 14時「滞在先へ」
マックに避難して、ぐったりとコーラを飲んでいると突然友人が
「リリス、バイクタクシーで滞在先まで行ってくれない?」
どうやらこの場所へはグラブが来れなさそうなので、代わりにバイクタクシーを呼ぶのでそれに乗って先に滞在先へ行ってくれないか、ということらしい。ちなみに、日本でもバイクは乗ったことすら無い。
友人の無計画さに困惑しつつ他に案が思いつくはずもないので、諦めて友人が呼んだバイクタクシーに乗ることに。
友人はその後にバイクタクシーを捕まえて追いかけるとのこと。
人生初のバイクが、フィリピンのバイクタクシーになるとは・・・
色んな気持ちをなんとか抑えて、バイクタクシーでフィリピンの街中をドライブ。
※バイクタクシーからは動画は撮れなかったので、代わりにグラブで街中を走った時の映像
街中は整備されていない場所が多く、ごみ溜めのようになっている場所もちらほら。と思えば、突然高層ビルが現れたりと不思議な感じ。
途中、急にバイクが路肩に止まってビビったが、雨が降ってきたのでカッパ(ポンチョ?)を着てねということだった。
カッパを渡されたが着方が分からず、助けて―とドライバーに泣きついて着させてもらった。
あの時のドライバーさんマジありがとう。
でも、路肩に止まった時は襲われるのかとちびったよぅ。
バイクタクシーに乗っていてもう一つビビったのが、赤信号に泊まるたびに子供が集ってくる。で、お金を乞食してくる。マジか。
信号近くの路側帯や道の脇に子供が待機していて、車が止まるたびに乞食しに来る。その子供は自らの意思でそうしているのではなく、親の指示で乞食しているそう。かなりカルチャーショック・・・
そんなこんなで滞在先のマンションへ到着。
友人から、先に着いたら近くに喫茶店とかあるからそこに入ってていいよと1000ペソ渡されていたが、入る勇気もなくずっと滞在先のマンションの手前で待っていた。マンションの入り口には警備員がいたので、治安はあまりよくなさげ。
20分ほどで友人も到着し、荷物センサーのゲートをくぐってマンションの受付へ。
流石フィリピン。チェックインするときも受付の人はスマホをいじりながらフランクに接客。日本もこのくらいラフでいいのになぁと思いつつ、友人がチェックインを済ませてくれてやっと滞在先の部屋へ。
シャワーもめちゃめちゃ水圧が強い。
荷物を置いて、ようやく一息。
ホテルのWi-Fiが繋がらないなぁとモデムを見たら、ケーブルが引っこ抜けてる。
流石だ・・・と思いつつ、ケーブルをぶっ刺したらWi-Fiも繋がった。
空港を出てからバイクタクシーに乗っている間もずっとネット環境が無かったので、一安心。
午後もいい時間でお腹も空いてきたので、フィリピン名物のパレスを食べに行くことに。
2023/12/27 15時「パレス、両替、SIM」
滞在先から歩いて数分、Jim's Paresへ到着。
注文するとすぐパレスをよそってくれて、奥のイートインのような場所へ。
隣が洗車場になっていて、パレスを食べてる横で洗車されている様子も見れます。なんということでしょう。
この炎天下で生卵を外に保存(放置?)しているので、やはり卵はだいぶやばそう。
肝心の味はというと、食べやすい肉の煮込みみたいな感じでした。
香辛料などの変な癖もないし、白米によく合う。肉もでかい。
日本人にとってはかなり食べやすいと思います。
ただ、後味の青臭い香りがちょっと独特なので、慣れるまではしばらくかかりそう。
あと、なんとなくスープを飲むとすぐお腹を壊しそうな予感。
やっぱり水物はちょっと危ないかな。
パレスの方は具材だけ食べて、白米は完食。
ちなみに、現地の露店で売っているパレスはもっと安価のようなので、この店はパレスの中ではそこそこいい店みたい。お肉も具沢山なのも納得。
昼食後、円をペソに替えるために両替所のシエナへ。
ここも滞在先から歩いて10分もかからない場所にある。
入り口にちょっといかつい警備員がいたが、にこやかに中に通してくれた。
159000円を両替し、約61000ペソに。
初めてペソを手にし、ちょっとワクワク。
でも、お札がくしゃくしゃだったりボロボロのものもちょくちょくあって、本当に使えるのかちょっと不安・・・
枚数に間違いがないか友人とダブルチェックをして、OKだったのでシエナを後にしようと外に出た時、警備員に「危ないよ!財布!」と注意される。
手元を見ると、小銭用の財布を持ったまま外に出ていた。
危ない・・・優しい警備員で助かった。
友人曰く、フィリピンでは財布を手に持って歩く人はまずいないとのこと。
※危険なので財布はすぐにしまうのが常識。
これはどこの国でもそうなのだろうが、特にここ「シエナ」はマラテのエルミタという地域にあり、夜はかなり治安が悪いとのこと。
ただでさえマラテも治安が悪いので、迂闊な行動は厳禁ですね・・・
ペソを手にしたので、その足で近くの大型ショッピングモール「Robinsons Place Manila」へ。
ここでも入り口に警備員と、荷物センサーのゲートが。
荷物検査はフィリピンでは常識っぽい。
中に入ると、いきなりデカいクリスマスツリーがこんにちは。
何階建てなのだろう、というくらい大きく、奥もめちゃくちゃ広い。
フードコートを覗いてみたが、どれも150~200ペソ前後。めちゃくちゃ安い。でも、現地の人にとってはそこそこの値段なのだろう。
この建物にあるGlobeという店に入り、スマホのSIMを購入。
自分のスマホとパスポートを出して、店員に設定してもらってネットが開通。
旅行期間中は友人に通信料をチャージしてもらい、ネット使い放題に。
フィリピンの電話番号もゲット。
SIM合わせて合計200、300ペソ程度でネット使い放題らしい。やはり安い。
最後に、バクラランで買えなかった衣服をここで買うことに。
どれを見ても安い安い。靴下やパンツなど、どれも100~200ペソくらい。
ここで靴下3つ、パンツ3枚、Tシャツ2枚、短パン1枚を購入。
これでも合計1500ペソで、日本円で3000~4000円程度。安すぎる。
ひとまずこれで一通りポーカーをする準備が完了。
部屋に戻って荷物を置き、仮眠した後はいざポーカーへ出陣!
2023/12/27 22時「初めてのキャッシュゲーム」
ひとまず滞在先から徒歩数分で行けるマスターズへ行ってみるも、ウェイティングがあるのと、みなディープスタックで危なそうなのでやめようとのことでグラブで2ACEへ。
入り口に警備員と荷物検査のゲートがあり、そこをくぐってちょっと長い廊下を進むとそこにはポーカールームが。
ざっと見渡した感じ、10卓程度ありそう。
奥にはハイステークスなのか、扉で仕切られている部屋もある。
初セッションなので、肩慣らしということで一番下のレート(25/50)に5000ペソ持って着席。
席に着くと、係の人が来て金額を渡すとチップを持ってきてくれるシステムでした。
チップを持ってきてもらいつつ、ワンハンド目に来たハンドがまさかのAK。
3人ほどリンプした後、俺のアクションの番。
レイズしてもどうせ降りないんだろうなと思い、自分もリンプ。
すると隣のBTNが200にレイズし、みんなコールで俺もコール。
※ほんとはさらにリレイズしてもいいんだけど。
で、そのコールをするときに50点チップのつもりが間違って100点チップ4枚出しちゃって、ディーラーに「コール?」と聞かれ、ソーリー、コールと言ってチップを正しく修正。
隣のオリジナルレイザーが笑いながら「ナイスコールw」と言ったので、こちらも笑いながら「ソーリーw」と言ってフロップへ。
残念ながらJハイのばらばらのボードが落ち、オリジナルにCB打たれてワンコール入ったので素直にフォールド。
なかなか印象に残る、人生初キャッシュゲームのワンハンド目でした。
その後2、3時間ほどプレイしましたが、プリフロップはかなりリンプが多かったです。パッと見ている感じ、AJなど微妙はAハイやローポケ含め、幅広いハンドでリンプしていそうでした。その代わり、3betはほぼ見かけませんでした。
ディーラは蒔くのが早かったですし、ゲームの進行もスムーズなのでストレスは感じませんでしたが、今まで日本でやってきたポーカーとは大違いでした。
※フィリピンで参加したハンドや気になるハンドは全てメモっているので、ポーカーについての詳細な記事は別で書こうと思います。
隣の卓ではダブルボードオマハなど、毎ゲーム何かしらのボムポットをやっていてかなり盛り上がっていました。
いくつのレートでやっているのだろう・・・
最後にもう1ハンドだけ紹介すると、
UTGから「9c7c」でリンプ。
すると5人にリンプされ、フロップへ。
フロップ「Jc 3c 3h」
とりあえずフラッシュドローにはなったけど、あんまりいいボードじゃ無いなぁと思いつつチェックで回し、BTNからベット150でリリスともう一人の韓国人がコール。
ターン「9d」
ボトムヒットフラドロになっちゃった。これは降りれないなぁと思いつつ再度チェックで回し、BTNからベット275に俺だけコール。
リバー「9s」
まさかのランナーランナーフル!
再度チェックすると相手からベット475。
それに対してレイズ1500を返すと、ちょっと悩んでコールを貰って勝ち。
※恐らく相手は3持ち?
その後、相手はティルったのかデカめのベットをバンバンして、チップ撒き散らしてどっか行っちゃいました。
途中、日本人の集団が来て大声で日本語で会話しながら奥の部屋に入っていたのですが、あれは何だったのだろう。
同卓していた現地のプレイヤーは一切見向きもしていなかった。謎。。。
そんなこんなでチップをキャッシャーに持っていき、初セッションは約2時間の+1600ペソでフィニッシュ。
AKは全滑り、何度かQQが入るも、そのうちの1つは割られたりと危ないセッションでした。
恐らく脳死でAKやハイポケを3betするといった典型的な日本人のプレイをしていたらアホほど負けていたと思います。
そんな気持ちでポーカーをプレイいていたので、楽しいよりは危ない、怖いといった気持ちが先行していました。
とにかく、人生初セッションでプラスで終われて良かった・・・
何よりチップ減らなくてよかった。それが一番。
一旦ここでのポーカーを終えて、グラブで滞在先付近へ戻ることに。
ここで乗ったグラブでも、赤信号で車が止まるたびに子供が窓をコンコンしてお金を乞食してきます。しかも時刻は深夜0時過ぎで結構な雨も降っている・・・
やはりかなりカルチャーショック。
この後再度マスターズへ行き、深夜のポーカーをしたのですが日も跨いだので今回の記事はここまで。
次の記事 ⇒ 「人生初の海外旅行でポーカーしてきた~フィリピン編~ DAY3」
全記事のリンク ⇒ 「人生初の海外旅行でポーカーしてきた~フィリピン編~ まとめ」
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