人間というのは罪深いものです
本日、ほぼ嗅覚障害から回復しました。
コロナになってから3週間、嗅覚障害発生から2週間。
ごはんを食べた時、あれ、もしかしたら香りがわからないかも!?と思い、今年の烏龍茶を飲んで無臭だった時の絶望。
ドクダミを鼻に詰めてみたり(副鼻腔炎に効くと云われている民間療法)、鼻うがい、スパイスを嗅ぐ(お茶仲間が試した方法)、家にあったヒノキのアロマを嗅ぐ、など思いつくものは色々試してみていました。
そんな時友人から当帰芍薬散という漢方が効いた、という情報を頂き、早速購入しに…
冷え性や肩こり、生理痛などに効能があるとデカデカと書かれている!
ネットで事前に調べると、コロナに限らず嗅覚障害に効果がある(嗅神経の再生)とのこと。
そして、毎日食前に飲むを続け(2袋目突入)2週間。
遂に本日、烏龍茶の香りがわかる…!!
本当に本当に嬉しいです。
実は昨日まで怖くてお茶が飲めなかったのです。
ごはんはほぼほぼ風味を感じるようにはなっていましたが、納豆はわからない、などムラがありました。
飲んでみようかな…と思いながら、もし香りを感じられなかったらと思うと怖くて手をつけられず。
もしかしたらもうお茶に携われないかもしれない、という不安が大きかったのです。
昨日実家(元茶問屋)で烏龍茶の袋詰めをすることにしました。
父と母とお茶の時間に飲んでみることに。
ごはんやお菓子はほぼもうわかるようになっているから、大丈夫かも…と期待と不安入り混じる気持ちで、いざ…!
なんとなく、わかる…
無臭ではなくなったけれど、完全に感じることができない。
お茶は繊細なんだなと改めて感じたのと、やはり少しショックを受けました。
でも、無臭ではなくなったというのは希望が持てます。
そして本日。
体調の事情でお待たせしていたTSUKARU(一棟貸しの宿兼レストラン)にお茶を納品に行った際、私の体調を心配したTSUKARUのご夫妻がベトナム土産のハス茶を出してくださいました。
あれ、めっちゃ香りがわかるかも…!
色々お喋りも弾み、美味しいランチも食べて、なんだか自分も元気になって帰って、烏龍茶を淹れてみました。
わ、わ、わ、わかるーーーー!!
茶葉にお湯を注いだ瞬間立ち上る香り、飲んだ時鼻から抜ける香り。
わかる…!
遂にお茶の香りがわかりました!
=もうほぼ復活したと思います。
(でももう少し当帰芍薬散は続けます)
心震える瞬間でした。
健康というのは本当にありがたいことだ、と今日ほど思った日はないでしょう。
しかし、こういう時だけそう思う。
そんな人間が私です。
普段から感謝すべきことだ、と今は強く思う。思うが、多分また薄れてくる…私という人間は多分そうなるのだ。
だから、記しておきます。
健康でいること、元気があればなんでもできる!
それは当たり前のことではないのです。