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真珠湾攻撃から80年
多くの人の運命を変えた真珠湾攻撃から80年が経ちました。
『赤い白球』(双葉文庫)ではその一日を、陸軍少年飛行兵として教育を受けている朝鮮人の朴龍雅の視点から描きました。
熱狂する同期の中で一人、果たして何を思ったのか――。
知られざる朝鮮人特攻隊員の想いを知りたくて物語をつづりました。
12/8の興味深い逸話としては「龍田丸の偽装航海」というものもあります(下記資料は戦史叢書から)。
いま悪戦苦闘しながら執筆中の戦後掃海の物語で実は少し書いているのですが、なかなか劇的です。
戦争を描くという行為は難しいことも多いのですが、祖父や祖母の生きた時代を私も感じてみたいのです。
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