『嶋子とさくらの姫』完全版公開中です
操觚の会とさくら市がコラボした歴史時代小説『嶋子とさくらの姫』ですが、大幅に加筆修正して主要登場人物や家系図、地図などを追加した完全版が公開されています。
よろしければお楽しみください。※PDFファイルが直接開きます。
『嶋子とさくらの姫』完全版
全七章で、原稿用紙では400枚ほどです。目次は以下のとおりです。
序 章 皐月の風
第一章 秋の扇
第二章 さくらの姫
第三章 浪速の夢
第四章 女子(おなご)の戦
第五章 紅蓮の炎
終 章 皐月の空
関東の戦国時代を生き抜いた二人の姫の生涯を描いております。
一人は足利嶋子(あしかが しまこ)。
小弓公方の足利頼淳(よりあつ)の娘である嶋子は、安房の国から下野の国の名門、塩谷惟久(しおのや これひさ)の元へ嫁ぎます。
そこに東日本を平定した豊臣秀吉たちの軍勢が迫ります。北条側に立った夫とともに嶋子の運命はいかに!
もう一人は古河公方の一人娘である足利氏姫(うじひめ)。
父、義氏(よしうじ)が死に、関東十か国を統べる鎌倉公方から続く公方家の行く末は風前のともしびとなります。
秀吉の大軍の前になすすべもなく蹂躙される関東。氏姫の運命もいかに!
狂言回しとして登場するのは、戦国最弱大名の天庵(てんあん)様こと小田氏治(おだ うじはる)。
徳川家康、伊達政宗、石田三成、佐竹義重などおなじみの戦国武将たちも多数登場します。
小田原の戦いののちは、唐入り、関ヶ原、大坂の陣と戦は続きます。
戦国の二人の姫の物語『ふたりは姫様!』ぜひお楽しみください!
第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!