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『赤い白球』刊行から1年です
『赤い白球』(双葉社)刊行から1年が過ぎました。
お蔭様で多くの書評(下記はダ・ヴィンチニュース)や熱い感想をいただいております。
戦争物なので敬遠している方もおられるかもしれませんが、鎮魂の願いと祈りをこめております。
多くの方に読んでいただきたい作品です!
重いテーマですが、前半は青春&野球小説です。
平壌一中の1、2番コンビで鉄壁の二遊間を誇る朴と吉永は、朝鮮代表として夏の甲子園を目指します。試合結果や日程は史実をそのまま使っています。
今年の高校野球は中止になりましたが、彼らが甲子園に出場した翌年からは戦争で中断となりました……。
2人は後半、陸軍に入り、憧れていた飛行機操縦士の道に進みます。
朴はビルマで隼を操り撃墜王になりますが、戦局は悪化し、フィリピンに赴任した吉永は特攻をさせる側となります。
2人の宿命は交錯し、沖縄戦が始まり、やがて運命の7/1を迎えます……。
ぜひこの時期に読んでいただきたい作品です!
よろしくお願い申し上げます!
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