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推理作家協会の懇親会とドラゴンズ

 昨晩は日本推理作家協会の懇親会に初参加してきました。
 多くの方と歓談でき楽しいひと時を過ごしました。


 ハイライトは知り合いの編集者さんと『赤い白球』に込めたドラゴンズネタで盛り上がったことです(笑)!

 蓮見恭子さんからは『襷を、君に。』を頂戴いたしました。拝読するのが楽しみです!

『赤い白球』の1/3は高校(当時は中等)野球の話です。
「龍」の名を持つ主人公の二人は、二遊間を守り、一二番コンビ。
 
 前にも呟きましたが、イメージは中日ドラゴンズのアライバコンビ(荒木雅博、井端弘和)。
 朴龍「雅」と吉永龍「弘」と名前や誕生日も借りています。
 
 伝説のグラブトスも作中で書きましたよ!

 愛知県生まれの私は物心ついた頃から中日ファンです。
 野球小説を書くならドラゴンズをネタにしようと思っていました。
 
 朴と吉永の通う平壌一中の野球部監督は、鉄拳制裁を禁ずる「落合博」克。
 後輩は姜「炳圭(ビョンギュ)」
 ライバル仁川商の右のエースは宮城「憲」司。左のエースは金「昌」浩。

 平壌一中などの人物は全て創作ですが、朝鮮予選大会の得点や結果などは史実のままです。1937年に棄権したのも実は事実です。


 
 作中には澤村榮治、景浦將、嶋清一などの実在人物の名前も出てきます。
 中でも阪神の景浦には、作中で重要な役割を担ってもらいました。史実でもあの場所にいたらしいです!


第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!