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75年前の 七月一日

 75年前の1945年7月1日は『赤い白球』において運命の一日でした。

 ひと月半後には戦争が終わると後生の我々は知っていますが、そんなことなど知らぬ当時の人々は歴史の大波に翻弄されます。

 鎮魂の願いを込めて「七月一日の朝日」というおまけ掌編を書いています。『赤い白球』を読まれた方は、こちらもぜひ読んでいただきたいです!
 
 本編のネタばれになるので全編公開は難しいですが、最初の数行だけを公開します。このあと2ページ続いています。

赤い白球 掌編 七月一日の朝日

 
 本編では書くことのできなかった、登場人物たちの数十年後の救いの物語を書いております。
 この掌編を書いて私自身も救われました。
 
『赤い白球』のもう一つのラストともいえる内容です!
 
 おまけ掌編にはその他に「北の星」という朴の父の後日譚と、1945年7月1日の2日前の話である「救いの大雨」(こちらはネタばれなしです。未読の方はぜひ!)を収録しております。

梅雨入り 『赤い白球』

 
 物語の余韻を楽しめるおまけ掌編(『赤い白球』以外もあります)は、下記お問い合わせフォームよりお申込みください!



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神家正成 (ミステリー作家、小説家)
第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!