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『嶋子とさくらの姫』私家版、完成!

『嶋子とさくらの姫』私家版、完成!
 何でこんなことをしているかというと、実家の両親に送るためです。

 氏姫の終生の地である鴻巣御所は、現在、古河総合公園となっているのですが、古河に住んでいた時は、よく家族で遊びに行きました。
 その想い出があり、氏姫と嶋子の話をさくら市でしたのです。

 思えば愛知県春日井市に住んでいた時も、父は小牧城とかの史跡によく連れていってくれました。
 
 また父の本棚には吉川英治などの全集を始め、大量の歴史時代小説があったのです。
 
 私の歴史好きは、父の薫陶を受けているのです。
 
 父への感謝の思いは、『このミステリーがすごい!』大賞の受賞コメントで綴りました。

 そんな私の初の歴史時代小説の長編が、縁のある古河市の氏姫(と嶋子)の話となったことに人生の不思議さをかみ締めています……。

 父は、小説推理連載の『白球と特攻』(仮)は面白いと言ってくれましたが、果たして今回はどうか(笑)!
 
 親孝行できる残り期間もそんなに長くないので、頑張らないといけませぬ!


第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!