【自己PRが苦手な人のための自己PRのススメ】第3回-前編- 手がかりはインスタにあった!?
こんにちは!かみやと申します。
いよいよこのコンテンツの最大の山場に到達しました。
ぜひ色々試していただけると幸いです。
前回の振り返り
前回の投稿は自己PR苦手な人の特徴3つのうち、「他人と自分を比較したくない人」に向けた提案でした。
「特徴3つってなに?」と思った方はこちらの記事を読んでいただけると嬉しいです。「投稿を始めた動機」、「自己PR苦手な人の特徴」の詳細が見れます。
そして今回は「アピールポイントが見つからない」方に向けた提案です。
わたし自身アピールできるポイントがなかなか見つからず、かなりの時間を費やしてしまいました。
が、あることがきっかけで”アピールポイントになりそうなこと”を見つけましたのでご紹介いたします。
本日もよろしくお願いします!
今回の提案における確認
前回はエアコンの広告を題材に「自分という商品の宣伝」を考えていきました。
しかし、前回の方法が有効な人達って「大会で1位」を達成したり、「学歴スゴイ人たち」だったり、「取得が難しい資格を持ってる人」だったりします。
わたしを含めた世の中の学生のほとんどは1位を取った経験なんて無いのではないでしょうか。
それでも生きていくためには「お金」が必要不可欠で、その「お金」を安定して手に入れるには「就職」しなければならず、「就職」するためには「選考」を通過しなければいけません。
今回も「人ではなくモノとして考えてみる」を使うのですが、どうやらわたしたちには「優れた能力」や「優れた成績」をアピールして自分の市場価値を高めることは難しそうです。
なにか別の手段で市場価値を高めなければなりません。
ヒントはインスタにあった
あることがきっかけで「この方法なら価値を高めて、評価してもらえるかもしれない」と気付くことができました。
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わたしは趣味でピアノを8年間続けていました。弾く曲はJ-POPばかりで、クラシックを一切練習してきませんでした。
しかし、そんなわたしでもずっと続けているうちに「耳コピ」が徐々にできるようになってきました。
今もまだ完コピにはほど遠いですが、「CMの尺」ぐらいは楽譜がなくても弾けるようになり、次第に「自分の耳コピってどのくらいのレベルなんだろう」という気持ちが生まれました。高校生までは個人の家でレッスンを受けて、その後は独学なので発表会がなかったんです。
そこでわたしは「インスタグラムに耳コピした動画をアップ」することにしました。
このとき「アンチコメントが来ればまだまだ実力がないということだろうし、いいね貰えたら普通にうれしいな」ぐらいの「現状分析」程度にしか思っていませんでした。まさか「就活に役立つ」なんて1ミリも考えていませんでした。
2か月くらいの期間で3曲ぐらいアップしたのですが、ほか2曲に比べて圧倒的に「いいね」の数が多いものがあったんです。
それがCreepy Nutsさんの「合法的トビ方ノススメ」
ゴリゴリのHIP-HOP曲です。ピアノで弾くような曲じゃありません。
友人とかピアニストの方とか自称ファンクラブのアカウントからいいねが来ました。正直うれしかったです。
その後、自分の演奏のどこが良かったのか、自分はほかの方と比べどこが上手かったのか探るためにYoutubeで「合法的トビ方ノススメ ピアノ」と検索したのですが、
ほか2曲と比べて耳コピしてる動画が圧倒的に少ない。ピアノ楽譜を探しても全然出てこない。
つまり、
ビジネスっぽく例えると、「ピアノ耳コピ市場でHIP-HOPの曲がまだ未開拓」な状況だったんです。
「いいね」をくれた人はピアノのうまさ、アレンジの良さといった「演奏者の能力」ではなく、「こんな曲ふつう耳コピしないよね。」とか「HIP-HOPをピアノで弾くってあんまいないよね。」、「それピアノで弾く?ふつう」みたいな「希少性、珍しさ」で「いいね」したのではないでしょうか。
この経験から「優れた能力や結果が無くても、ほかの人がやっていない、自分だけが行ったであろう経験は評価してもらえるのではないか」という仮説を立てました。
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こういう「希少性が価値になる」ものは他にもあります。
それが「宝石」。特にダイヤモンドです。
ダイヤモンドを構成している元素は「炭素」というもので、シャーペンや鉛筆の芯、タイヤなどに含まれています。
もしこの世の中が「能力だけで価値が決まる」世界だとすると、
「特に使い道のないただの石であるダイヤモンドより、鉛筆の芯や、タイヤのほうが遥かに価値あるもの」になります。でも現実ではそんな風になっていません。
「ダイヤモンドはきれいだから価値がある」という意見もありますが、もし「きれいさ、美しさ」で価値が決まるのだったらダイヤのピアスとジルコニアのピアスはほぼ同じ値段でいいと思います。でも実際はそうなってません。
↓↓↓画像の引用元はこちらです。↓↓↓
わたしを含めた「アピールポイントが見つからない方」は一度、
「自分の能力」に目を向けるのではなく、「自分だけができたこと、もしくは大半の学生がやってこなかった経験やエピソード」に目を向けてみてはいかがですか。「希少性」は「あなたの価値を示すもの」としてふさわしいのではないでしょうか。
ちなみに筆者であるわたしはこの仮説を現在も検証中で、2社インターンの書類選考を通過することができました。
次回予告
ここまで読んでいただきありがとうございます!
今回は「アピールポイントの考え方」についての提案でした。いかがでしたか?
次回は実際に「就活の自己PR」に落とし込む作業をしますので紙とペンをご用意ください!