3ヶ月以内に転職を成功させる方法
※こちらのnoteは2018年12月31日までは全て無料で読めます。2019年1月1日からは有料となりますのでご了承下さい。
2019年1月14日追記
こちらのnoteを無料公開に変えました。
※ダイジェスト版の転職noteもあります。こちらもぜひ読んでみて下さい。
はじめまして、kogasanaと申します。
私はこれまでに4回転職をしています(正社員が2社、契約社員・アルバイトが2社)。
年齢的にも転職が厳しいと言われている年齢で正社員への転職を成功させました。転職活動期間はちょうど3ヶ月です(2016年8月~11月)。
転職活動期間中は30社以上に応募して、面接に進めたのが10社、内定をいただいたのが2社です。
9月末に内定をいただいたのですが、残業時間がかなり多いという話を聞いたため、思い切って辞退しています。今の会社に内定をもらったのは10月下旬でした。
前の会社を辞めたのが2016年7月末、今の会社に入社したのは2016年11月1日なので、ちょうど3ヶ月で転職活動を成功させたことになります。
転職活動で悩んでいる皆さんのお役にたてればと思い、このnoteを執筆しています。
このnoteでは第1部から第5部の5部構成になっています。
※現在お勤めの会社を退職してから短期集中で転職活動をする方向けに書いています。在職中に転職活動をされる方には別記事を書きますのでそちらをご覧いただければと思います。
第1部は有料化後も無料で読めます。
第1部 転職をするか悩んだら(全5章)
第2部 退職届を出して転職の準備を始める(全4章)
第3部 自己分析と職歴の棚卸
第4部 転職サイトをフル活用せよ!
第5部 求人への応募と面接準備
第6部 内定と入社手続き
第1部 転職をするか悩んだら
第1章 転職を考える5つの理由
皆さんは転職を考えたことはありますか?
私も4回転職していますので、過去には転職したいという気持ちを抱いたことがあります。実は今も転職したいと思っています(笑)
私の経験上、転職を考える理由は5つあります。
1.人間関係
2.給与(収入面)
3.勤務地(転勤や長時間通勤など)
4.仕事内容(職種のミスマッチ)
5.個人的な事情(結婚や介護など)
私の場合は、人間関係と給与がメインの転職理由です。
あなたもなぜ転職したいのか、本当に転職しなくてはいけないのかをよく考えてみて下さい。
安易に転職して、前の会社の方が良かった・・・ということにならないようにしましょうね。
第2章 会社を続けるか辞めるかを決める
まずは転職したい理由を考えてみましょう。なぜあなたは転職したいのでしょうか?
・通勤時間が長いのが嫌だから?
・上司が苦手だから?
・給料が安いから?
・人間関係が嫌だから?
・新しいことにチャレンジしたいから?
これらの他にも皆さんが転職したいと思う理由はいっぱいあります。
しかしここで考えてほしいのですが、転職をすることでその不満は解消されますか?
もし不満が解消されるのであれば、今すぐにでも転職活動を行うべきです。
今すぐ複数の転職サイトに登録して、自己分析をしてから求人にどんどん応募しまくりましょう。
自己分析についてはこちらの記事を参考にして下さい。上の記事から順番に読んで実践してみて下さい。
自己分析の3ステップ Part3(好きでも嫌いでもない仕事編)
問題は、転職をしても現職の不満が解消されない場合です。
例えば、あなたが平均給与よりも高い給料をもらっていて、その給料に不満がある場合は、転職すると給与ダウンしてしまう可能性があります。現に転職した人の約3割は、前職よりも給与が少なくなったというデータがあります。
また、IT業界など残業が慢性化している業界で残業時間に不満を持って転職してもその転職先でも残業漬けになってしまう可能性もあります。
なので、あなたが転職することで現状の不満が解消されるかをよく考えてください。
不満が解消される可能性が高いのであればすぐに転職活動を始め、解消されない可能性が高い場合は今の会社で改善できないかを考えましょう。
第3章 会社を辞めると決めたら・・・
もしあなたが会社を辞めようと決意したのであれば、転職の計画を立てましょう。
転職活動は退職してから行うほうが望ましいです。なぜならいつでも面接に行けるからです。
私としては在職中に定時退社してメンセツヲ受けにいったことがありますが、体力も気力も失われている状態なのでなかなか採用に至りませんでした。
実際には1社から内定をもらいましたが、年間休日が80日で残業ありという会社だったので、入社を辞退しました。
さて本題に入りましょう。
転職活動は以下の5ステップで考えてください。
1.自己分析
2.求人への応募
3.履歴書や職務経歴書の作成
4.面接対策
5.内定と入社手続き
確かに転職活動は退職後に行うのが一番効率が良いのですが、そうはいっても自己分析を退職してからやっていたのでは時間がもったいないです。
そこで、あなたが転職すると決めたのであれば、退職前までに3.履歴書や職務経歴書の作成までは終わらせておきましょう。
そして会社を退職してからすぐに面接に行けるようにスケジュールを立てましょう!
第4章 どうしても退職前に転職先を決めたい場合
何回もお話ししている通り、私のおすすめは退職後に短期集中で転職活動をすることです。
しかし、どうしても在職中に転職活動を決めたい方もいらっしゃると思います。
そのときは、少しリスクはありますが、退職してから転職活動を始めるよりは良い方法があります。
それは、2~3ヶ月くらいに後の日付で退職届を出してしまうことです。
先に退職届を出してしまうことで、あなたも「絶対に転職を成功させないといけない 」!という覚悟ができます。
この方法にはもう1つメリットがあります。
それは、退職日が決まっているので、転職先の会社に対して入社日の交渉がやりやすいです。
もし退職日が決まっていない状態で転職先が決まった場合、引き継ぎなどで思ったように退職できないというリスクがあります。
私もそうなりかけたことがありましたが、短期間の派遣社員だったので、無理を言って辞めました。
しかし出来るだけこういった退職トラブルは避ける方が良いので、円満退職をできるように心がけましょう。
第5章 退職の意思を伝える
転職するぞと覚悟を決めたらまずはあなたの上司の方(派遣社員の場合は担当の営業さん)に退職の意思を伝えましょう。
特に派遣社員や契約社員の方は注意して欲しいのですが、契約更新が近い場合は必ず次の契約を更新しない旨をすぐに伝えてください。
もし、今月末までの契約だけど、もう少し勤務して貯金しておきたいという場合は、出来るだけ契約更新前に上司や担当営業にその旨を伝えましょう。
例えばあなたが半年更新で、契約満了が2018年12月だとします。この場合、契約を更新すると次の契約満了は2019年6月になります。
しかし、あなたが2019年の4月で辞めたいと思うのであれば、次の契約を2019年4月までに変更してもらいましょう。そうすれば派遣先にも迷惑をかけずに辞めることができます。
もし、契約更新してしまった場合でも、何とか4月末までの契約に変更してもらえるように粘り強く交渉してみましょう。
諦めたらそこで試合終了ですよ!
2019年1月1日以降はここから先有料となります。コンテンツは随時更新しています。
第2部 退職届を出して転職の準備を進める
第1章 退職願と退職届の違い
皆さんは「退職願」と「退職届」の違いは分かりますか?
退職願は会社を辞めさせてくださいというお願いをする書類で、後に説明する退職届を出す前までは取り消しが出来ます。
退職届は会社を退職します、つまり雇用契約を解消しますという書類です。退職届を出してしまうと原則取り消しができませんので要注意です。
あなたは転職すると決意したわけですから退職届を出すことに何ら抵抗はないはずです。
しかし、いきなり退職届を出すのではなく、まずは退職願を書いて上司に提出しましょう。派遣社員の場合は電話やメールで伝えるだけで基本的にはオッケーです!
第2章 退職日を決める
あなたが退職願いを出すと引き留めがなければ会社と相談しながら退職日を決めていきます。
民法上は退職の2週間前までに伝えればよいことになっていますが、実質的には最低1ヶ月はみておいた方が良いでしょう。
会社によっては2ヶ月前に退職届を出さなければいけない場合もあります。
こういった理由から内定をもらう前に退職届を出してしまった方が安心です。
第3章 退職日が確定したら有給を活用せよ
無事退職日が確定したら最後まで誠意を込めて今の会社の仕事をやりましょう。
新しい人に仕事を引き継ぐ場合は、しっかりと教えてあげましょう。
それと同時に有給が残っていて、有給を申請できそうな環境にいる場合は、在職中に転職活動を進めていきましょう。
基本的に面接の日程が入った日に有給を取れば安心です。
もし面接日が会議などでどうしても休めない場合は、早めに面接を受ける会社に連絡して面接日を変えられないか交渉してみてください。
転職フェアやセミナーが開催されている場合は、有給を使って参加してみるのもおすすめです。
第4章 退職日までに最低限やっておくべき事
さて退職届が受理されたら、のんびりしている暇はありません。退職日までに少しでも内定への駒を進めておく必要があります。
そうはいっても有給が使えない・ほとんど残っていないなどの理由や激務のため在職中に面接に行けないなどの事情もあると思います。
確かに退職日までに転職先を決めておくことが理想ではありますが、転職先が決まってから退職の意思を伝えなければいけないという決まりはどこにもありません。
退職日を確定させてから転職活動を始めることであなたにも◯日までに転職先を決めないといけないという覚悟が生まれます。
そろそろ本題に入りましょう。
退職日までに最低限やっておいてほしいことは、「求人に応募して、1社以上の会社の書類選考を突破して面接の日程を決める」ことです。
面接に進むまでの5つのステップをお話します。最低この5ステップは退職日までにクリアしておいて下さい。
・自己分析と職歴の棚卸
・求人の検索と応募
・応募書類の作成と提出
・書類選考
・面接日の確定
なぜかというと、退職した後に自己分析から始めるとものすごい時間のロスがあるからです。これら5ステップをやるだけでも2週間はかかります。在職中の状況によっては1ヶ月以上かかるかもしれません。
ただしここで言う「最低限」の意味はあなたの行きたい会社かどうかにかかわらず、最低1社は面接が入っている状態にしておくことで安心して転職活動に専念することが出来るようにするという意味です。
決して第1志望の会社の面接を入れないといけないという意味ではありません。
第3部 自己分析と職歴の棚卸
第1章 自己分析は絶対にする
さっきお話をした面接までの5ステップをわかりやすくお話していきたいと思います。まずは自己分析から始めましょう。
・自己分析とは
自己分析は内定を取るためのものではありません。
あなたの性格や能力を最大限引き出すための必須のツールです。
転職活動を始めたら、必ず最初に自己分析をやってください。
最初の方に紹介した私の転職ブログの記事をもう一度見てみましょう。
自己分析は3つのステップで行って下さい。
まずは、日本全体にある仕事の中からあなたの絶対にやりたくない仕事を除外して、次にあなたの大好きな仕事をキープしておきます。そうすると最後に残るのは「まあやってみてもいいかな?」という仕事です。
あなたはこの「まあやってみてもいいかな?」という仕事をやる可能性がとても高くなります。そうそう自分の理想の仕事に就くことが出来ないのが今の日本の現状です。
第2章 職歴の棚卸
無事に自己分析が終わったら、次に職歴の棚卸をしましょう。
職歴の棚卸とはあなたが今までどのような仕事をしてきたのかを他の人にわかりやすく説明できるように整理します。
ただし、あなたが短期間で辞めてしまった会社やつなぎのアルバイトなどの職歴でアピールにならないと思うものについてはバッサリと切り捨てましょう。
むしろ会社が「あなたに来て欲しい!」と思えるような職歴をまとめましょう。
ちなみにやってもいない仕事や勤めてもいない会社を履歴書に書いてはいけませんが、多少誇張してアピールするのはアリです。
例えば、あなたがコンビニでバイトをしていたときに季節商品についての可愛いイラストのポップを作ったらいつもよりも商品が多く売れたということがあったとしましょう。
これを「私は◯年前にコンビニで仕事をしていました。そのときに季節商品の販売促進のためのポップを作成しました。その結果、前年比に比べて2倍の売上を上げることができました。」と書いたらどうでしょうか。
書類選考の担当者の人事担当もちょっと関心を持つのではないでしょうか。