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板チョコ菱 - カッターナイフの刃がポキポキ折れるようになったのは、良男が進駐軍に板チョコをもらったから

板チョコをイメージした幾何学柄です。

カカオ豆高騰中

チョコレートの原料、カカオ豆の高騰がニュースでも取り上げられています。
カカオ高騰の原因は、天候不順や病害でカカオ豆の収穫が大幅に落ち込んだ上、投機的な動きも加わった結果だとされています。
某百貨店のショコラの祭典でも、なかなかなお値段のチョコレートが並んでいました。これもカカオ豆の高騰が原因でしょうか・・・?

カカオ豆は実は発酵食品

カカオ豆とは、カカオという木の種子のことです。
カカオの果実は、直径10~15cm程度、堅い殻で覆われていて、カカオポッドと呼ばれます。このカカオポッドを割るとカカオパルプと呼ばれる白い果実にくるまれて30粒〜40粒程度のカカオ豆が入っています。
収穫したカカオ豆は、カカオポッドが付着した状態のまま、木箱に入れたりやバナナの葉で覆ったりして数日間置きます。この間に、空気中や木箱・葉などの微生物により、カカオパルプの水分・糖分が解けて、自然と発酵が進みます。この発酵によって、カカオ豆の色味、香味や渋味、酸味に変化が起き、チョコレートのおいしさにつながるのです。

ヨーロッパで板チョコになりました

もともとアメリカ大陸の先住民族は、カカオ豆は粉末にして滋養強壮の薬として飲んでいたと伝えられています。
16世紀に探検家コロンブスが、カカオ豆をスペインに持ち帰ったといわれています。
スペインでは貴族によって、蜂蜜や砂糖を入れて甘くして飲まれてるようになりました。
1828年、オランダ人化学者のクンラート・ヴァン・ホーテンは、カカオから脂肪分(カカオバター)の大部分を分離し、チョコレートパウダーを作ることに成功しました。これが現在の「ココア」です。
1847年、イギリス人のジョセフ・フライが、砂糖入りのカカオパウダーをカカオバターに混ぜ、世界で初めて板チョコレートをつくりました。
日本には、江戸時代に長崎の出島に、オランダ人によって持ち込まれたそうですが、当時はほとんど食べられることはなかったのだとか。

カッターナイフが折れるのは板チョコのおかげ

カッターナイフの刃がポキポキ折れるようになったのは、折る刃式カッターナイフの発明の父、岡田 良男さんが、戦後、進駐軍にもらった板チョコからヒントを得たのだとか。切れ味の良いカッターをいつでも使えることができて、良男さんと板チョコに感謝です。

参考にさせていただきました

Special thanks to:

https://www.meiji.co.jp/hello-chocolate/column/40/

https://www.meiji.co.jp/hello-chocolate/column/64/

https://www.meiji.co.jp/hello-chocolate/column/167/

https://web.hh-online.jp/hankyu-food/blog/lifestyle/detail/001135.html

https://www.godiva.co.jp/column/about_chocolate.html

https://hicbc.com/magazine/article/?id=news-ronsetsu-post-2958

https://www.olfa.co.jp/birth_of_olfa_cutter.html

https://toyokeizai.net/articles/-/853401?display=b



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