ケジメだよ!ケジメ!
はい。ご名答。
紅の豚です。
私が思いますに「ケジメ」というのは、「結締」ではないかと思うのだが、
古語であるようだ。源氏物語にも頻出するというが覚えていない。
新明解国語辞典によると、下記のようになる。
[もと、他との比較から帰結される、大小・多少や優劣などの差の意]
①そこまでが一方に属し、そこから先は他方に属するという区分。「肉がすっかり溶けて、汁とのー[=区別]がつかなくなった。/一旦遊里に身を置けば、大名町人のー[=差別]は無い」
②その場その場において取るべき、折り目正しい行動の枠。「公私の―を付ける[=公私の別をわきまえ、それにふさわしい行動を取る]」
けじめをつける
①[やくざ社会で]失敗や利敵行為に対する懲罰を明白な形で行う。
②非行に対して、責任を取る。
即ち、元々の意味は優劣や順序を明らかにし、区別をつけるということのようだ。転じて、結果の責任を取るという意味になったようである。
さて冒頭の「ケジメだよ!ケジメ!」はそのような意味では使われていない。最後をきちんと終わらせるという、区別の句読点をつけるという意味で使われている。そういう意味では、第一章の終わりとか、一貫の物語の終わりとかそういう意味である。
さて安倍元首相が首相を辞任したとの挨拶を、靖国神社にしたという。
それをまたガタガタいう報道も大概にしたら良いと思うが、「ケジメ」というものを句読点という意味合いとした場合、「ケジメ」というのは、誠に個人的な事情を帯びる。
そういう意味では、安倍元首相は個人的な「ケジメ」を付けに行かれたのだろうと得心した。
兎に角、日本のマスコミって本当にゴミだと思う。
この記事を書いているのは9月22日のお彼岸の日なのだが、個人的な「ケジメ」を付けに行っただけで、もう首相でない人に難癖をつけるような報道はいかがなものだろうか?
静かに参らせてあげるべきではないのか?
個人的な「ケジメ」を付けに行ったのだから。
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