地獄への道筋
もっと正確に言えば、「地獄への道筋は、善意を装った、誤解、ごまかし、打算、考えない態度で舗装されている。」でしょうか。
戦前の日本の尊大な対外態度も大いに問題を拡大させた主犯ですが、アメリカのキリスト教団体による中華民国政府への忖度と、布教活動のための寄付金集めと言う課題による善意を装った日本中傷プロパガンダと、レーニンを始発とするスターリンの描いた「日本とアメリカを戦争させて、世界を一気にコミンテルンの指導下に置く」と言う流れに載った社会主義者のルーズベルト大統領の妻によって、日本はアメリカとの戦争に突入します。
不景気をどうにかしたかったルーズベルト大統領も、戦争という公共事業で一発逆転を狙っていましたから、好都合とばかりに飛びつきます。
第一次世界大戦でヨーロッパに陸軍兵力を送らなかった日本に対して恨みを抱いていたイギリスも日英同盟を破棄し、アメリカを参戦させるために日独伊三国同盟を結んだ日本を戦争に引き摺り込みたがっていました。
大体において「善意」が表に立っている運動は、疑ってかかる必要があります。その運動で得をする人は誰か?韓国の慰安婦運動にしても同じです。
その運動で「得をするのは誰なのか」。
耳障りが良いものは全て疑うくらいでちょうど良いのです。
覇権主義国家であり、強権国家でもある中国とロシアですが、ロシアは外交がお上手です。中国は最近忍耐力が足りません。
どちらの方が強敵かと言えば間違いなくロシアですが、食糧にアキレス腱があります。
中国は中華思想を前面に出した途端に、ローマ・カトリックをベースとした西洋文明との衝突を迎えました。香港の強権支配が、それを世界に知らしめました。
鄧小平氏が忍耐と努力を戦術としたところを、一気に毛沢東化した習近平氏は一気呵成に中華帝国を作ろうとしました。全世界を金で買収し、静かに行っていた中華帝国化を表に出してしまったのです。
どこか戦前の大日本帝国に似ていませんか?
80年前の東アジアの風景が再演されています。
来年は西の覇権主義の強権大国でトップ引きずり下ろしの一大スペクタクルが見られるでしょう。最初の狼煙は香港であり、清朝版図からの撤退縮小が見られるでしょう。
イギリスを中心とするコモンウェルス連邦をあまり侮ると、太平洋戦争前の日本と同じ轍を踏みます。
所詮世界はその様な構造下にあるのです。
誰と仲良くしておくべきなのか。
その辺りをよくわきまえている政治家に、日本を委ねたいものです。
そうそう。これを書いているのは2020年9月13日ですが、9月30日に今月の過ごし方と、2020年の予測を削除します。
今回の試行でよくわかったのは、noteには自分の未来をどうするべきかの補助線にお金を出そうと考える人がほとんどいないか、皆無だと言うことです。
今後の公表活動方針に良い材料になりました。
本当に人というものは、自分を地獄に突き落とす道は喜んでいくが、自分を良くするための道には行きたがらないものだとつくづく思います。
無償で得られる情報は、誰かがどこかに意図を隠しています。
それを喜んで食べていると、その意図に絡め取られることになります。
その事だけはよくよく理解しておいてください。
まぁ、無償の情報には思い入れもないですから大事なことでも簡単に忘れます。だから有用な情報は、お金を出して取るものなのですがね。