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「絶対に沈黙しない」
楡坂46の歌詞を見る。
「不協和音」という曲らしい。
香港で捕まった北海道大学に留学経験のある香港の人が、頭の中で繰り返し出てきた歌詞がこれだという。
中国には昔から頭が下がる闘志がいる。
1904年に東北帝国大学医学部に留学していたのは、魯迅だった。
日露戦争が始まるタイミングであるから、日清戦争終結後しばらく経ってということになる。
香港にも民主化の闘士が何人も輩出している。
彼らの抵抗がどの様なものになり、いつまでどの様な形で可能なのかはわからない。
しかし魯迅に始まる革命家の系譜は、そんなにたやすく絶えることはないだろう。
この記事を書いているのは、2020年9月20日である。
この2020年という年は中国で大規模な洪水があり、南方のラオスから蝗害が始まり、真夏に北京で雪を観測したという年だ。
所謂、易姓革命の前兆がそろった年ということになる。
さて、そのような所に敢えて香港を抑え込みにかかったのは、逆効果ではなかったかという気がする。
新疆ウイグル自治区でのジェノサイドは、チベット自治区における発展版のようでもある。いずれにしても、中国がアメリカの仮想敵国と名乗り出た以上、80年前の東アジアの惨劇は繰り返すことになる。
既に中国外務大臣のヨーロッパ歴訪で、チェコを恫喝したことが全て裏目に出ている。ヨーロッパ文明と、中華思想の激突が始まったのだ。
香港で六四天安門事件の再現が見られるのは時間の問題だ。
今度は日本も擁護できまい。
中国から握られた日本の政治家たちが、六四天安門事件善後策の窓口となって、中国を助けてしまった。
今回それをやると、日本もレッドチームのレッテルが張られる。
それだけはやめるべきだろう。
「脱亜入欧」した日本は、中国の中華思想と決別すべきなのだ。
TPPという経済同盟は、80年前の経済ブロックに過ぎない。
安倍くんの最大の功績であり、インド太平洋というブロックを築いたのは、私は彼のレガシーにふさわしい功績だと考える。
中国からの撤退作戦はもう既に時遅しの感がある。
中国がこれから行う食料輸入や、復旧からみの資金需要で日本からお金を出すのはやめた方が良いだろう。2度と帰ってこないことが見えるからだ。
また中国国内の日本の工場や施設もおそらく没収されることだろう。
こういう事態に日本人も「絶対に沈黙しない」という態度を取らないと、命まで取られる事態になりかねないのだ。
向こうは数千発のミサイルをいつでの日本に向けて発射できるのだから。
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