デッキを組むってなに?
どうも、初手から偉そうな
自己顕示スキーもふもふです
まず前提条件をお話しますが、私は公認非公認に共に全く結果を残すようなことはありませんでしたし、ビルダーとして名を馳せたこともありません。つまり、
まったくのペーペーです。説得力0!
なので、そういうのを期待してる方は直ぐに回れ右でどーぞw
さて、私は普段ロマン系のデッキを扱っているわけなのですが、そういうデッキが何故ロマンなのか?というと「要求枚数が多い」「展開が遅い」「それぞれのカードパワーが低い」というのが大部分ではないでしょうか?
決まれば安定している所謂「環境デッキ」を遥かに上回るオーバーパワーを発揮してくれる所に夢や憧れを感じてる人も多いと思います
いうなればこれらのデッキは考える労力の無駄であると言えます。こんなの考えてるくらいならデザイナーズのままで簡単に強くて安定するデッキに採用するメタ札を考えている方がよっぽど効率がいい気がします
ただその強力無比なコンボ、自分がみつけたコンボ…それらで対戦相手に驚いてもらいたいなんて人はこの記事を是非参考にしてみてください
デッキを組む時に私がいつも大切にしていること、教える際に必ず伝えている事があるんです。一部の読者様はおそらくもう頭の中で流れているかも…?
『デッキを組む時は採用されているカードの種類からその枚数にまで理由をつけるべし!!』
これが当記事の最大にして唯一の伝えたい事です。
ロマンデッキはどうしてもその採用枚数の多さからコンボ外の潤滑油になるパーツを入れる枠が少なくなりがちで「回れば勝てる」なんていう運任せになる事が多々あります。その数少ない枠に何を入れるのか?
人は安易に「強いカード」をデッキに採用します。「強いカード」ってなにか?カードパワーが強いから強いんですよ。例を挙げるとすればわかりやすいのは「選ばれし探索者アレックス」です
このカードは登場から高い確率でデッキに投入されているステップキャンセルカードです。相手の攻撃を止めながらバトスピにおいて高い優先度を誇るシンボルを1つ場に用意(しかも全色)できる上、コアかドローを選択して得られます。更にはバーストとしてセットされている間、アンタッチャブルとなり、従来の「バーストを発動できない」効果でその発動を防ぐことができません
このカードを採用しない理由は当初から全くと言っていいほどありませんでした。この「強いカード」を皆こぞって採用したから一時期高騰もしました。
そして現在、そのアレックスのステップキャンセル効果を無効にする事が当然になり、更には耐性を貫いて手札に戻してしまうことさえ可能になりました。
つまり、アレックスはもう脳死で採用してもいいカードではなくなりました。
以前書いた『スサノヲアヌビス両軸』にてアレックスの枠に「セレスタイトゴレム」を採用しているのが私の中では考察した結果です。直前までは同じ枠にアレックスが採用されていました
理由を考え直した結果、安易に採用していたなぁと結論に至り、このカードは何を止めたくて入れていたのか?→魔戒デッキみたいな早いビート→魔戒は止まらない…
そこでたどり着いたのが回収も可能でしっかり魔戒を確実に止めてくれる「セレスタイトゴレム」でした
「シロイワノハイドラ」の2枚積み等も理由をつけて考えて結果になります。その辺は再度記事を読んでみると皆さんも閃きがあるかもしれません
こうやってカードの採用理由を見ると、「デッキ圧縮をする為」「自身のアドを稼ぐ為」「自分の盤面を守る為」のようなふわっとしたものから「〇〇デッキのメタ」という特化したものも自分で把握できるようになります
これがわかると環境からその対象デッキが消えるとこのカードはもう採用しなくてもいい、といったデッキのリメイクが容易になります。自身のデッキをリメイクしていって環境に適合させることは長くそのデッキを扱い続けられることであり、慣れたデッキを使うということはそれだけで最適化をしてくれます
はい、とても長くてすみませんでした…
私の言いたいことはこれだけです。これが出来るようになれば少なくともまとまった形のデッキは組めるようになります。そうすればあとはプレイングであったり環境読みであったりを磨くだけですね
ガチにもロマンにもファンにもネタにも通ずる
『デッキの組む時の考え方』
でした。皆さんの好きなカードが活かせるデッキが自作できることを応援しております