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紙芝居伝道師ライターさいとうみき ①紙芝居との出会い
はじめまして。
紙芝居伝道師ライター さいとうみき と申します。
紙芝居をこよなく愛し、
紙芝居のように、子どもにも分かりやすい言葉を紡ぐライターとして、
日々、活動中です。
ライターは数多くいますが、
紙芝居伝道師ライターは、世界唯一かな?と思っています。
まずは、紙芝居との出会いから、お話しましょう。
今から10年以上前。
静岡県伊東市伊豆高原に「絵本の家」という、
とても素敵な施設がありました。
(現在は閉館 残念です)
童話と紙芝居を学べる講座がある!と聞き、見学に行きました。
童話を書くのは、小学生の頃からの夢でもあり、とても楽しみでしたが。
紙芝居は馴染みもなく、きちんと見たこともなく、
全く期待していませんでした。
講師は伊東市在住の、井原千恵子先生。
机の上には、何やら箱のような、扉のついたものが置かれています。
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ここから物語が紡がれる
先生が、その扉を開けると…
「あひるのおうさま」という物語が始まりました。
紙芝居が1枚読まれると引き抜かれ、後ろに入れられる。
そして、次の絵が表れ、物語が進んでいく。
先生は、少しずつ声色を変え、
時にはあひるに、そしておうさまとなります。
一つの物語が終わった時、強く心に思うことがありました。
「なんだかすごいものを見てしまった」ということ。
そして、「この文化をなくしてはならない」というキモチでした。
続きは②へ…