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ならペンギンランドお疲れ様でした🐧

初見の方ははじめまして。
そうじゃない方はおはようございますこんにちはこんばんは。
イラストレーター&デザイナーのカミサワです🐧

1/17から1/22まで、奈良の近鉄百貨店で行われていた奈良ペンギンランド、無事閉幕しました!
スタッフの皆さま主催者の皆さま、お疲れ様でございました。。。

今回初めて、コミティアなどのイベント以外でグッズを置かせていただく経験をさせていただいたのですが、まさかそれが、活動はじめの頃に一つの目標にしていたペンギンバザールになるとは。。。。。。。。。「夢?夢じゃない?(ほっぺつまみ)あ夢じゃないや」を何度繰り返したことでしょうか。。。
せっかくの初参加ということで、ペンバザに対する想いと、今回参加して感じたことをつらつらとお話ししたいと思います。

ペンギンバザールとの出会い

こういう見出しで書くと大体「ペンバザにお客さんとして参加して・・・触発されて・・・憧れて・・・!」みたいな感じで始まりそうな気配を醸してしまうんですが、ごめんなさい、私の場合は完全にネット検索でした。
しかも私ではなく友人が見つけてくれたのです。出だしから雲行き怪しいですね(自分で言うな)

元々の始まりは、去年私がペンギンをメインとしたグッズ制作をはじめた9月コミティアでした。

グッズ制作前から私は、ペンギンを見ると語彙力無くしてニコニコしながらペンギン動画か写真を撮ってしまう、平凡ないちペンギン好きだったのですが、ペンギン愛が膨らむにつれてとある事実に直面したのです。

待って。。。世の中のグッズって。。。もしかしてペンギン少ない。。。???

愕然としました。だってこんなに可愛いんだよ?なのに巷に溢れてるのは犬猫くまうさぎ大まかに鳥ばかり。もちろんゼロではないけれども、私にとってペンギンのグッズは犬猫と並ぶくらいメジャーなものだと思ってました。
(※ペンギン好きすぎて一般の感覚とズレてることをご了承ください)

でも。。。思っているようなペンギングッズが、、、ない、、、、


ないなら自分で作ればいいじゃない!!!!!!


元々ヲタク気質な私は、供給がなければ自分で作り出すという精神で生きてきた身。ないのなら 作ってしまえ ホトトギス。そんな自給自足精神フル稼働で去年の9月コミティアではペンギングッズを色々制作して参加しました。
そしてそのイベントの打ち上げて、上述した私の滔々とした思いを売り子をやってくれた友人に語っていたところ、話を聞きながらスマホで何かをいじっていた彼女は、少しして口を開きました。

「ペンギングッズだけしかないイベントあるみたいよ?」

それがペンギンバザールだったのです。

サイトを見た時とにかくソワソワが止まりませんでした。私の求める楽園がそこにある。そして、私と同じくペンギングッズに飢えている思い入れがある仲間がそこにいる。でたい。そして。。。少しでもペンギングッズの流通の足しにしたい!!!

という思いをちょうど拗らせいたところ、今回ならペンギンランドの新規作家募集の案内を知り飛びついたのでした。(しかしこの時期忙しすぎて危うく募集を見逃すところでした。あぶねえ)

実際に参加してみて学んだこと

元々歴浅新人グッズ作家という自覚はあったので、ダメもとでの応募でした。が。大変ありがたいことに出展が決まりました。メールを見て思わず叫んだのは、今となってはいい思い出です。。。(本当に主催の山下さんには頭が上がりません。。。)
開催1ヶ月前の出店決定ということもあり、基本は既存グッズ中心でしたが、「1月ならではの新作間に合わせたい!」という執念で一つ完全新作のグッズを織り交ぜつつの参加でした。

私はあいにく現地には行けませんでしたが、SNS上で流れてくる会場の様子の写真を色々と拝見して、いち製作者として、いちグッズ製作者として学んだことが色々ありました。
中でも特に強く感じたことについてまとめて行きたいと思います。

グッズの世界観を作るのは、グッズ本体だけじゃない

一番感じたのは、商品のパッケージ。。。まだ工夫できるところある!!!!
ブランドラベルのようなものを包装袋に貼り付けることはやっていたのですが、それも実は12月のコミティアで新しく取り入れたばかりのあしらいなので、最低限レベルのものでした。まだ改良の必要はあるな、と思っていたところだったのです。
元々そんな課題感を持っていたのですが、今回ならペンギンランドの他の出品者さんの商品写真を見て「そ、そうか。。。そうか。。。!」とインスピをもらえるようなものがたくさんありました。特に袋にグッズだけじゃなく台紙を入れていらっしゃる方は、見たかぎり全員そのグッズの魅力を倍増するデザインのものを封入されていらっしゃいました。グッズ本体が魅力的であるのは前提で、その上でパッケージの仕方を工夫すると、さらにグッズの魅力に深みが出るのだと学びました。
そんなインスピを得られて以降、街中で雑貨屋さんやらなんやらいった時のパッケージ観察をしまくるようにしています(というかそういう目線で商品を見るのが楽しくなってしまいました)

そのグッズがもつテーマorアイディアを、最大限に出しきれているか?

私がこの「PENGUIN BROTHERS」というペンギングッズたちを通して表現したい軸「普段使いしやすくてちょっと気分が上がる、ファッショナブルなペンギングッズ」は明確にあるのですが、まだその表現したいものに沿ったラインナップとしては、単純にバリエーションが足りてないー!というのは感じました。。。
どれも8月〜12月にかけて五月雨に準備していったものとはいえ、ペンギングッズのイラストの種類やデザインの種類はまだまだ増やせるはずと感じました。
表現したいペンギンのキャラデザ、色味のトーンや雰囲気などの方向性は見えてきてはいるんですが、そのペンギンたちで〇〇なイラストor〇〇なグッズ、と一言で言えるようなものは、バリエーションとしてもっと幅を作りたいな。。。と感じました。(その方が買う側としてもきっと選ぶのが楽しくなるはずですし)
同じイラストのデザイン違い、ではなく、今回イベント合わせで作ったアクリルお守りのように「このグッズの形のためのこのイラスト / デザイン」というものは増やしていきたいと強く感じました。

今後の制作に向けて

パケデザから考える

グッズを作るときは、デザインだけではなく、どんな梱包をするのも含めて考えてラフを描くようにしていこうと思います。どんな台紙を入れるか、どんな袋で梱包するか。逆に言えばそこも含めて作り込める余地があるということなのでさらにグッズ作るのが楽しくなるな。。。と感じております。。。
新作はもちろん既存のグッズも、次の九州コミティアに向けてアレンジできそうなことはやっていこうと思います。

単純にイラストのバリエとグッズデザインのバリエを増やす

私が描くペンギンたちの特徴は、それぞれの性格や個性が色や服に表れていること。この方向性とタッチと色合いとキャラデザだからこそ作れるグッズやイラストを作り出そうと思います。そして、ペンギンだからこそ表現できる魅力や仕草があるので、今以上によりペンギンについての知識を増やし、それをもとにペンギンイラストをより可愛くしていこうと思います。。。



そんな感じで、実際に目標としていたペンギンバザールを一人の参加者として体験してみて、まだまだグッズ制作者としては新米だからこそ発見した課題、お客さんたちの熱気や何を重視してみているか、先輩方はどんな世界観を描いているのか。。。いろんなことを学ぶ大切な期間となりました。本当に改めまして、貴重な機会、ありがとうございます。。。!!!!
そして、現地会場で私のグッズを購入してくださった方、本当にありがとうございました!初参加なので全然売れ行き見えない&下手したら売上ゼロかもしれないというしどろもどろで不安な気持ちを抱えてグッズを送り出したのですが、手にとって楽しんでいただける方がいたことがとにかく嬉しかったです。。。
手にとっていただいた皆様の存在のおかげで、もっとときめいてもらえるようなものを生み出していこうという気持ちで溢れております。作るぞ〜

ひとつ残念なのが、現地参加で生で体感できなかったこと。。。それだけがいまだに心残りです。。。。。というわけで、今の新たな目標は、ペンバザ会場に直接参加すること、そしてまた次回どこかのペンギンバザールにでることであります。。。!
それまでにまた新しいグッズやイラストを粛々と制作していきたいと思います。


本当はサラッと書くつもりだったんですが、今自分の文章見返してみて「嘘つけ!」と突っ込みたくなるような分量になってしまいました。すみません。。。
というわけでここまで読んでくださった方、ありがとうございました。私の初めてのペンギンバザール、もとい、ならペンギンランドの参加レポでした!
改めまして、会場スタッフと主催者さまと他の出品者様と会場参加者の皆様そして応援してくださった皆様、、、ありがとうございました🐧



カミサワ(神沢澪)
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