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神セーブ的 伊賀FCくノ一三重 対 静岡SSUボニータ レビュー!!
こんばんは、神セーブです。
伊賀FCくノ一三重 対 静岡SSUボニータの試合、レビューしていきます。
スタメン
![](https://assets.st-note.com/img/1716108475979-IiXM21U3el.png?width=1200)
伊賀は前節と同じメンバー。
ボニータは左サイドバックに渡辺彩香選手が入り、右サイドバックに白井未来選手が入りました。
前半
奪われた先制点
前半開始早々の3分、18番正野選手と白井選手の競り合いで白井選手が正野選手のマークを外してしまい、右サイドからダイアゴナルラン(斜めのランニング)で裏に抜けた平田選手に良いパスが通る。
渡辺選手と山田選手の間にポジションを取り、正確なコントロールショットでゴールを決めました。
敵ながら天晴れという素晴らしいシュートでした。
伊賀の攻撃
伊賀の攻撃はキープ力・ポストプレーのうまい正野選手・西川選手の2トップにボールを預け、両サイドハーフ(特に平田選手)がDFラインの裏へ外側からダイアゴナルランで中に入っていく形を狙っているように見えました。
その形から先制点を奪ってます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716114422255-4YOkdBXyiv.png?width=1200)
ボニータの攻撃
サイドバックは積極的に前に出て行くため、CB2枚と距離が空くことがあるので、守備陣形の中間ポジションでボールを受けて、サイドバックの裏を土屋選手のスピードを活かして突いていきたいですね。
プレビューで書いた通り、白井選手中心に背後のスペースへボールを送り込み、山本心選手・土屋佑津季選手のスピードを活かしてDFラインの背後を狙う形が多い展開でした。
ただ、ハーフタイムの本田監督のコメントからすると、ロングボールに頼らずに後ろからしっかりと繋いでいきたかったようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716115060369-M7heTf9HTM.png?width=1200)
頼れるベテラン
両チーム上記の狙いを持った攻撃でチャンスを作り合いながら試合が進む。
そんな状況を打破したのは頼れるベテラン、渡辺彩香選手!
左サイドでボールを受け、ドリブルで縦に突破し正確なクロス。
中央で待っていた山本心選手にピタリと合わせ、しっかりとコントロールした山本選手がゴールへ流し込み同点!!
この直後山本心選手は林知奈選手と交代。
前半終了間際には伊賀の西川選手の巧みな胸トラップパスからチャンスを作られますが、ここは山田選手と安間選手がなんとか防ぎました。
1-1で前半終了。
後半
ハーフタイムで渡辺彩香選手に代わり守屋栞奈選手が入りました。
後半の配置は下の図。
![](https://assets.st-note.com/img/1716116277269-roW3pICvHN.png?width=1200)
逆転ゴール!!
53分、相手GKからのキックを中盤で拾った三輪玲奈選手が相手DFラインの裏にふわっとしたボールを入れ、そのボールに反応した土屋選手がスピードを活かして抜け出しゴールへ蹴り込み逆転!!
三輪選手の土屋選手を活かすパスが素晴らしかったですね。
ボールを支配するボニータ
後半はボニータのボールポゼッションが高くなりました。
特に梅津選手と白井選手の奪った後のパスやドリブルが正確で、セカンドボールをうまく攻撃に繋げられていました。
あとは林知奈選手の成長。
以前はフィジカルコンタクトで負けてしまい、ボールロストすることが多かった林選手ですが、身体の使い方・腕の使い方が長いリーチを活かしたボールキープでタメを作ったり、ドリブルで運ぶことでチームのポゼッションに貢献していました。
力ずく⁉飲水タイム
71分、梅津選手が相手と競り合い、コーナーフラッグをへし折るアクシデント。
この試合は雨で気温は16℃前後。
飲水タイムを設ける規定以下の気温でしたが、フラッグ交換の中断で両チームの選手が飲水するという面白い事態に(笑)
ピンチの後にチャンスあり!!
72分、裏のスペースを突かれ、GK安間選手もかわされ大ピンチでしたが、サイドにボールが流れて時間が作れたためボニータ守備陣が素早く帰陣。
伊賀のシュートを安間選手・山田選手が連続でブロックし守り切りました。
その直後の攻撃、ボニータの素晴らしいビルドアップ。
安間→山田→塩澤→高島→塩澤→三輪→林と繋いで中央突破。
右サイドを駆け上がった守屋選手のクロスを林選手が金丸選手に繋ぎ、
金丸選手がコントロールショットを放つ。
GKに弾かれたボールを土屋選手が蹴り込み3点目!!
伊賀フォーメーションチェンジ
77分、伊賀は藤田理子選手を投入し、3-4-2-1にフォーメーションチェンジ。
2点ビハインドの状況で、
WBを高い位置に押し出して攻撃的に行こうという狙い。
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しかしボニータもしっかりと守り、裏のスペースへボールを運びゲームクローズ。
3-1で勝利!!
総括
試合を分けたのは決定力の差でした。
伊賀もボニータDFラインの裏を突き、何度も決定機を作りましたが、ボニータの好守備もありましたが、シュート精度を欠き、追加点を奪えなかったことが敗因でしょう。
ボニータとしては攻撃は素晴らしかったですが、伊賀に決められてもおかしくない決定機を作られていますので、そこは次節に向けて修正が必要ですね。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!!
ボニータ3連勝!!ボニータ オレ!!
〆