神セーブ的 ジュビロ磐田 守備の改善点
こんばんは、神セーブです。
浦和戦、川崎戦、湘南戦とジュビロの守備が崩壊してきています。
暑くなってきて走れなくなって夏のJ1で勝てないジュビロは毎度のことなのですが、なんとか残留しないといけないわけで、京都戦では改善してほしいところです。
ユーロ2024の決勝、スペイン対イングランドは両チームとも4-4-2の守備ブロックを敷き守っていましたが、なんたる強固な守備だったことか。
特にスペインの守備が素晴らしかったのでそちらとジュビロとの違いを比較していきます。
スペインの守備
① ボールホルダーにはタイトなマーク!
まずボールホルダーには簡単にパス・ドリブルさせないように間合いを詰めます。
そして後ろ向きになった場合は密着して前を向かせない。
すかさず周りの選手がダブルチームに行って奪い切ります。
②ハーフスペースのカバーはサイドハーフ
上の図のようにサカがボールを持ったらSBのククレジャが間合いを詰めます。
ククレジャの裏のスペースやハーフスペースに走り込んできた場合や、サカがカットインしてきた場合はサイドハーフ(ウイング)のニコがカバー。
③CB・ボランチは中央を死守
赤の四角で覆った中央のスペースはCBとボランチで死守します。
CB・ボランチが守備時にこのゾーンより外に出ることはほとんどありません。
サイドに出たボール、相手はサイドバック・サイドハーフが対応し、中央を薄くすることはありません。
④DFラインとMFラインのコンパクトネス
②のスペースカバーとリンクする部分ではありますが、DFラインとMFラインの間がコンパクトで、PA前のスペースにボールが入ってきたら数人で囲んでボール奪取。
また前線2枚もプレスバックにしっかり戻ります。
ジュビロ磐田の場合
①ボールホルダーへの寄せが緩すぎる!
まずグラッサの退場シーンですが、あそこに簡単にボール入れられた時点でヤバいんですよ。
レオゴメス・松本昌也の寄せが緩すぎ。
海音も後ろ向きの鈴木彰斗に簡単にパスを通されてます。
植村かレオゴメスが海音の上がった裏のスペースをスプリントして埋めないといけませんでした。
ルキアンがグラッサのユニを引っ張っていたのはファウル。
でもグラッサが投げ飛ばしてしまったのもファウルであり、ミスジャッジだったとは思いません。
グラッサも無理に腕を振り払わずに耐えるしかなかったかなと思います。
仮にゴールされてもルキアンのファウルをアピールできればゴール取り消しになる可能性もありますし、あの時間で退場するよりは1失点する方がリスクは少なかった。
②ハーフスペースやサイドバックの裏はボランチ・CBがカバー
ヤマハスタジアムでの湘南戦のPKを与えたシーン。
植村の裏のスペースをレオゴメス・鈴木海音がカバーに行っています。
中央がスカスカになるんですよね、これ。
③中央を空けすぎ!
この失点場面はレオゴメスがサイドに引っ張り出されて突破され、スカスカの中央であっさりと決められました。
④DFラインとMFラインの間が広い
これは写真転載するわけにはいかないのでイメージにはなりますが、
このくらい密度が違う印象。
ユーロ2024決勝とジュビロの試合を見比べてもらえればわかるかなと思います。
まとめ
スペインのやり方が正解という訳ではありませんが、今のJリーグはスカウティングも相当徹底されているので、ジュビロの攻略法はかなり相手に研究されていると思います。
それを踏まえても守備の約束事、各選手の役割をはっきりさせる必要はありますし、デュエルの部分はもっと厳しくいかないとダメなのは間違いないです。
CBがサイドにカバー行くなら中央は誰がカバーするのか約束事を決めるべきですし、FWの守備負担ももう少し増やさないと守れないかなと思います。
守備の約束事の確立、徹底と全員の守備強度アップと運動量アップで京都戦は必勝です!!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
〆
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