神セーブ的 朝日インテックラブリッジ名古屋 対 静岡SSUボニータレビュー!!
ヘッダー写真提供:あきこさん
こんばんは、神セーブです。
朝日インテックラブリッジ名古屋 対 静岡SSUボニータの試合、レビューしていきます。
スタメン
名古屋はCB逸見選手、右サイドハーフに渕上選手、FWに仁木選手を起用してきました。
ボニータは彦坂選手をCBに、山田優衣選手をボランチで起用。
高島選手を右サイドハーフ・三輪選手をFWで起用してきました。
攻撃力のある名古屋に対して守備力の高い選手を並べた印象。
電光石火の先制点!
4-4-2の陣形からハイプレス気味に行ったところで中盤でボール奪取したボニータ。
渡辺彩香選手が前のスペースにボールを蹴り込みますが、名古屋DF逸見選手が対応。
しかし逸見選手、久しぶりの出場ということもあったのか、GKに返そうとしたヘディングが弱くなり、そこを見逃さなかった土屋選手。
しっかり蹴り込み前半4分に先制!
すぐに振り出しに戻す名古屋
ボニータのビルドアップ、彦坂選手→高島選手の所を狙われてインターセプトされ、右サイド深い位置を抉られ、クロスからボランチの三浦桃選手に蹴り込まれて同点。
名古屋の見事なショートカウンターでした。
名古屋の攻撃
名古屋の攻撃は組織的にチーム戦術が浸透しており流石でした。
サイドハーフとサイドバックがワイドレーンとハーフレーンに侵入、
ボランチがそこへボールを供給しながら絡んでいく形。
ニアゾーンを突きながら、そこを固められたら外が空くのでそこからクロスという形。
ボニータは90分間この攻撃に苦しめられましたが、中央の最後のところで粘り、シュートブロックやGK安間選手のファインセーブで凌いでいきました。
後半
ボニータは渡辺彩香選手に代わって守屋栞奈選手がそのまま左SBに入りました。
普段右SBに入ることの多い守屋選手ですが、対峙する渕上選手のスピードを警戒してスピードのある守屋選手を左に起用したのかなと思います。
名古屋の地力 逆転…
ボニータの守備ブロックが中央に圧縮され、ボールを奪いたいところでしたが、やはり名古屋のダブルボランチの2人、安部選手と三浦選手がうまかった。
ボニータのプレスを受けながらもしっかりとボールをコントロールし左サイドのオープンスペースへ走り込んだ長谷川選手に展開。
長谷川選手の素晴らしいクロスに後ろから走り込んでジャンプしてきた渕上選手に打点の高いヘディングシュートを決められてしまいました。
守屋選手も首を振って渕上選手のポジションを確認していましたが、少し離れたところからスプリント・ジャンプしてきた渕上選手に対応できませんでした。
このゴールも名古屋のうまさが光るゴールでした。
再び同点!!諦めないボニータ!!
ここから始まる ボニータの反撃
みんなで勝たせよう 俺たちの声で!!
BLUE GALLOPの応援が鳴り響く。
ボニータの選手たちも諦めたりはしなかった。
名古屋の左SB長谷川選手が上がった裏のスペースでボールを受けた三輪玲奈選手からカウンター発動。
土屋選手にスルーパスを通しそのままゴール前に走り込む三輪選手。
ここでうまかったのはゴール前を固める名古屋DFに対し、土屋選手からパスを受けられる位置で止まることで、シュートスペースを確保。
隠れたファインプレーは金丸選手。
オフサイドにならないギリギリのポジションでおそらくセカンドボールを押し込む狙いで走り込んできました。
三輪選手のシュートコースはニアポスト側しかありませんでしたので、GKは予測しやすい状況でしたが、金丸選手が走り込んできたため、シュートの瞬間がブラインドになり見えず、飛ぶタイミングが遅れました。
一進一退の攻防!!
同点に追いついた勢いのあるボニータ。
疲れが出始めてパスミスが出るようになってきた名古屋。
65分以降はボニータの攻勢。
69分には途中出場した中島選手からのパスに土屋選手が抜け出してシュートを放つがGKのファインセーブでゴールならず。
80分くらいまではボニータの攻勢が続きましたが勝ち越し点は奪えず。
83分に金丸選手に代えて山本心選手を投入するも、徐々に名古屋の時間帯に。
そして足を攣ったと思われる土屋選手。
前からのプレスが弱まってしまったタイミングで名古屋の攻勢が強まる。
88分に土屋選手に代えて小池真理選手が出場。
89分に名古屋もビッグチャンスを迎えますがシュートは枠を捕らえきれず、
ボニータは助かりました。
ラストプレー
アディショナルタイムは3分。
その3分台に突入。
93分走り続け、きっと体力も限界に近かったであろう。
しかし頑張って出した山田優衣選手の1歩が名古屋の選手のドリブルをつついた。
そのボールは守屋栞奈選手の足下に転がる。
ダイレクトで叩いた先には山本心選手と広大なスペース。
名古屋のDFラインは崩れていた。
ドリブル突破して思い切り振り抜いた右足から放たれたシュートはゴール右上隅に突き刺さった!!!
!!!!!!
アディショナルタイム3:33。
そしてその直後にタイムアップの笛!
決勝ゴールで笑顔の山本心選手。
ちなみにアディショナルタイム3分なので3:00から3:59までに終わる分には問題ありません。
勝利のわっしょい!彦坂ダンス!
名古屋に勝つためにしっかりと粘り強く守ってカウンターを最後まで狙い続けたボニータの選手、
そして本田監督の交代策も含めた采配も当たっていました。
総合力では名古屋の方がまだレベルは上だと思いますが、
強い相手にも決して諦めずに、チーム一丸となって戦えば勝つことができるというフットボールの素晴らしさを見せてくれたボニータ、ありがとう!!
写真提供をしてくださった皆様、ありがとうございました!
そして今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
〆
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