誕生日のお祝いはいつから始まった?歴史と風習、ケーキの由来を徹底解説!
この記事で伝えたいこと
誕生日のお祝いはいつから始まったの?
イエス・キリストの誕生日や各国の風習、日本での歴史、誕生日ケーキの由来まで徹底解説。
誕生日の意外な起源を知ってみませんか?
はじめに
「誕生日、おめでとう!」
という言葉を聞くと、ちょっと特別な気分になりますよね。
私は、先日誕生日を迎えて、◯◯歳という節目を迎えました。
(当日の誕生日プレゼントは、ハードな顧客対応という素敵な仕事のプレゼントでした(涙))
誕生日といえば、ケーキやプレゼント、時にはサプライズパーティーなどウキウキするイベントばかりです。大人になっても誕生日はちょっと特別気持ちになります。
そこでふと疑問に思いました。
そもそも誕生日っていつからお祝いするようになったんだろう?
あの甘いケーキが登場したのはいつなんだろう?
今日はこの謎を掘り下げながら、日常から少し離れて歴史の旅に出かけてみたいと思います。
⑴ 誕生日のお祝い、歴史の始まりは?
①ヨーロッパから日本へ
誕生日を祝う文化の始まりは、紀元前2000年頃の古代エジプトまで遡るとされています。
この時代、誕生日は主に王やファラオの誕生を神聖視する日として記録されていました。
特定の人の誕生日が祝われたというよりは、彼らの「神としての誕生」に重点が置かれていたようです。
ローマ帝国時代から、一般市民の誕生日も祝われるようになり、そこでは贈り物や宴会が行われていたそうです。
この文化がヨーロッパ全体に広がり、現在の誕生日文化の原型となりました。
一方、キリスト教においては、誕生日のお祝いには少し独特な歴史があります。
初期のキリスト教徒は、誕生日を「異教的な儀式」として避けていたそうです。しかし、4世紀頃からキリストの誕生を祝うクリスマス(12月25日)が公式に定められたことで、誕生日を祝う文化が徐々に広まりました。
(諸説あります)
②日本における誕生日の歴史
さて、私たちが住む日本では、誕生日という概念がいつ広まったのでしょうか?
実は、誕生日を個別に祝う文化は江戸時代以前には存在せず、みんなで「数え年」を使って年齢を計算し、新年に年を取ることが一般的でした。
現代のような形式に近づいたのは、戦後の昭和24年に「年齢のとなえ方に関する法律」が制定されたことがキッカケです。
この法律が制定されてからは、誕生日に歳を取ることが一般的になりました。
個人の誕生日祝いが普及したのは、高度経済成長期に入ってから。経済的に豊かになるにつれ、プレゼントやケーキが誕生日のお祝いとして定着し始めました。
⑵誕生日ケーキはいつから登場したの?
誕生日といえばケーキ!
あの甘いクリームにろうそくを立てて「フーッ」と吹き消すシーン、定番ですよね。で
も、ケーキを食べる風習はいつから始まったのでしょうか?
①誕生日ケーキの起源
歴史は、古代ギリシャにまで遡ります。
当時は、月の女神アルテミスを称えるために、蜂蜜と小麦で作った丸いケーキをお供えしていました。
この「丸い形」は月を象徴していたそうです。
②現在の形
誕生日ケーキ文化が広まったのは、18世紀のドイツからです。
当時のドイツでは、子どもの誕生日を祝う「Kinderfest」という習慣があり、そこでケーキが振る舞われるようになりました。
これが世界に広がり、日本にも伝わってきたと言われています。
③ロウソクを立てる風習
ろうそくを立てる風習は、当初は祭事の中で、魔除けの意味として使われていました。
それが、ドイツでケーキを振る舞うようになってからロウソクを吹き消すときに、「願いが叶う」という意味が込めたそうです。
子どもたちが自分や家族の幸せを願ってロウソクを吹き消すことが一般的になりました。
⑶誕生日を祝う意義とは?
歴史を振り返ってみると、誕生日は単に「生まれた日」を祝うだけでなく、その人の存在を感謝し、未来の幸福を願う日でもあることがわかります。
私自身も、先日の誕生日に家族や同僚からお祝いのメッセージをもらい、とても温かい気持ちになりました。
誰かにとって大切な存在であることを実感するのは、忙しい日常の中で得られる貴重な瞬間です。
まとめ 誕生日は自分を見つめ直す日
誕生日を祝う文化の起源を探ると、古代から現代に至るまでの人々の「感謝」や「祈り」が込められていることに気づきます。
そして、そんな文化が今も続いているということは、人間が長い歴史を通じて、誰かの存在を大切に思う心を持ち続けてきた証拠なのかもしれません。
あなたは今年の誕生日をどう過ごしますか?
ケーキを食べるのもいいですし、大切な人に感謝を伝えるのも素敵ですよね。
私も来年の誕生日こそは、仕事を早めに切り上げてディナーに出かけることを目標にしようと思います!
(今年は強面の顧客との対応が決まっていたので、別日にお祝いをしました……次は当日にお祝いしたいな)
この記事が少しでも「誕生日」について考えるきっかけになったら嬉しいです。
読んでくださった方々の次の誕生日が、素敵な一日になりますように!
↓社畜副業日記を書いています。
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