国産不活化ワクチンの初期段階の臨床試験を開始、ファイザーは南アフリカ変異株に8倍感染、ワクチンで悪玉抗体が作られる恐れ
21年3月から国産の不活化ワクチンの臨床試験を開始
国産の不活性ワクチン、安全性も期待できそうです。
国産ワクチン、4種で臨床試験はじまる
Q: 国内ではどのようなワクチンが開発されているのでしょうか?
A: 臨床試験の始まったワクチンが4種類あります。いずれもすべての臨床試験の結果がまとまるのは2022年以降になる見通しです。
KMバイオロジクス社が東大医科研などと共同開発したワクチンは、増殖能力を無くし、無毒化したウイルスを使う不活化ワクチンです。不活化ワクチンは、インフルエンザワクチンなどでも使われており、長期的にみても大きな副反応の無いことがわかっています。
このワクチンの開発に携わった東大医科研の河岡義裕教授によると、mRNAワクチンや組み換えたんぱくワクチン、DNAワクチンは、新型コロナウイルスのSたんぱく質に対する抗体しか作らないのに対し、不活化ワクチンは新型コロナウイルスの全粒子を使っているので、Sたんぱく質以外のたんぱく質に対しても抗体を作り、より多様な抗体が作られると期待できるそうです。
コロナワクチンは何種類? 選べるの? 国産ワクチンの開発は?
新型コロナウイルスとワクチン(6)国内外のワクチン開発状況、その種類と特徴
2021.03.31
https://www.asahi.com/relife/article/14319824
ファイザーワクチンは南アフリカ型の変異株に8倍感染しやすくなる
南アフリカ型の変異株が検出された割合は、ワクチン接種を受けていない市民と比較して、8倍に上った
南ア型はファイザー・ワクチンに強い抵抗示す=テルアビブ大
Sputnik 日本
2021年04月11日 09:39
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202104118307513/
ワクチンで悪玉抗体が作られる恐れを専門家が語る
医師の38%はワクチンを打っていないそうです。
宮坂さんには苦い経験がある。かつて研究で飼育していたマウスの間で、コロナウイルスの大量感染が起きた。「調べると、感染したマウスは抗体を作るが治らない。免疫を回避する能力の高い厄介なウイルスだと思った」と振り返る。…
宮坂さんは「遺伝子ワクチン技術は有効である可能性が高い」と認める一方、「できた抗体の量が十分かどうかも分からない。コロナの場合、抗体ができても役に立たない場合がある」と指摘する。
それどころか、感染時にかえって病気を悪化させる「悪玉抗体」が作られる恐れがあるという。悪玉抗体がウイルスと結びつくと、全身の免疫細胞の1種が感染してしまう。抗体依存性免疫増強(ADE)と呼ばれる症状だ。新型コロナに近いSARSの動物実験で確認されており、宮坂さんは「コロナウイルスが手ごわい理由」と話す。…
ワクチン開発、急ぐべきでない 免疫学の第一人者が警鐘
東京新聞
2020年08月08日 05時50分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/47729