新型コロナウイルス感染症対策⑥~持続化給付金(実際の申請)

5月1日から、持続化給付金の申請が始まりました。

申請に当たって簡単にやり方と注意点をご説明します。

まずは仮登録

上記サイトにアクセスいただき、下部に「申請する」ボタンがあります。

これを押していただくと、メールアドレスの入力画面があります。入力したメールアドレス宛に「仮登録完了」メールが届きます。

必要書類の準備をしておこう

本登録が終わると、比較的すぐにファイルをアップロードする画面が出てきます。

今のうちに必要書類をスマホのカメラで、あるいはPDF化しておきましょう。

①2019年の売上げが分かるもの

②2020年の該当付きの売上げが分かるもの

③通帳

④本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)

です。

このとき、PDFや写真は1枚ずつにしておく方が何かと便利です。

本登録

仮登録メールから移動し、本登録を開始します。

IDとパスワードを適当に設定してください。

宣誓事項のチェック

7項目出てきますが、慌てる必要はありません。

チェックしようとするとポップが出てくる項目がありますので、ざっと読んでください。

基本情報入力

自宅などを入力します。

産業の分類を入力するところがちょっと面倒です。

分からない場合は、日本標準産業分類サイトの「キーワード検索」にお仕事名を入力いただくと分かります。

ちなみに「弁護士」は、「7211 法律事務所」に分類され、右側の「info」をクリックすると

日本標準産業分類(平成25年[2013年]10月改定) > 学術研究,専門・技術サービス業 > 専門サービス業(他に分類されないもの) > 法律事務所,特許事務所 > 法律事務所

と分かります。

特例適用の選択項目

ここから、人によって入力項目(アップロードする書類)が変わってくるので、注意が必要です。

ざっくりと分けると、以下のとおり。

①2019年も2020年も申告した

 ・季節で売上げの変動が大きい → B-2-1・B2-2-2

 ・2019年に事業承継をした → B-3

 ・2019年も含め罹災した → B-4

 ・いずれでもない → 一般的な申請方法

②2019年に申告していない

 ・申告義務がなかった → A-1

 ・2019年に開業 → B-1

③2020年に申告していない

 ・コロナの影響で申告延期した → A-2

名義

「確定申告書の名義と申告内容」「代表者氏名と口座名義」が一致しているか確認があります。

屋号で口座を作っている場合などにはチェックが必要です。

事業収入(売上げ)の入力

ここで入力する事業収入は、ざっくりと「経費を引く前のもの」と考えてください。

青色申告だと 

確定申告書左上の「収入金額等」の「事業」欄

(=決算書の2枚目左上「月別売上(収入)金額」欄

白色申告でも

確定申告書左上の「収入金額等」の「事業」欄

(=内訳書の左上計(①+②+③)欄)

がこれに当たります。

口座情報入力

通帳をすでにデータ化しているはずですので、1・2ページ目か表紙に金融機関(銀行)コードや店番号が記載されているはずです。

これを入力していきます。

ゆうちょ銀行の場合には記号番号ではなく振込用に変換する必要があります。分からなければこのサイトで変換してください。

口座情報添付

通帳の表紙と1・2ページ目を別々にアップロードします。

「1枚ずつPDF」というのはこの辺りに活きてきます。

申告書等添付

これもまた1枚ずつ添付していきます。

青色申告決算書の1枚目と2枚目でさえ1つずつアップロードしていきます。

なお、申告書に収受印がない場合には、納税証明書かe-taxの受信通知を別途添付します。

申請終了

全てアップロードし終わり、申請ボタンを押すと申請終了です。

申請後は、こちらから修正することができません

「申請に不備・不明な点があった場合『のみ』」メールが来る、不備がなければ振込みする(納付通知書・不給付通知を発送する)、という形になります。

慎重に入力・添付する必要がありそうです。

そんなわけでかなり慎重にやらないといけないので、できるだけ先にPDF化しておくと余裕ができます。

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