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【逆引き寄せ】あなたが理想の人生を手に入れられない理由

この世界のほとんどの人が今よりもよい人生を送りたいと思っています。

理想の相手と結婚したい。
ビジネスで成功したい。
お金持ちになりたい。

なぜ多くの人はその願いを叶えられないのでしょうか?

それどころか、
まったく望んでない不幸が起こることもあります。

理想に向かっているはずなのに、
むしろ逆に望まない現実が引き寄せられてしまう。

引き寄せの法則が真逆に働いているような感覚。
私も幾度となくそのような体験に悩まされてきました。

ですが、引き寄せの法則のルールを
深いレベルで理解したとき、
望まない不幸が引き寄せられるその理由がわかりました。

カミノセカイへようこそ。

この記事では、「望まない現実を引き寄せてしまう理由」と、
それをブロックして「理想の未来を引き寄せる方法」をお話していきます。

これは単なるスピリチュアルの話ではありません。
脳科学や社会心理学などの知識を交えながら、論理的に紐解いていきます。

不幸になりたい人は決して見ないでください。
それではごゆっくりどうぞ。

逆引き寄せの理由

望まない現実を引き寄せてしまう理由、
それは自分の意識とは別に、
無意識で逆のことを望んでいるからです。

物事にはすべてプラスの面とマイナスの面が存在します。

例えばビジネスで成功を収めるには、
人よりも努力をする、
大きなリスクとその責任を追う、
めんどうなことを率先してやり通す、
など考えただけで嫌になることがセットでついてきます。

多くの人は成功したいと思う反面、
「努力はしたくない」
「大きな責任は負いたくない」
「めんどうなことに巻き込まれたくない」
と考えています。

成功したいと思っていても、
無意識下でそれらのマイナス面を拒否する想いのほうが強く働いていて、
その結果、望んでいる未来とは真逆の結果を引き寄せています。

意識と逆のことを無意識で考えているなんて、
そんなのありえないと思うかもしれません。

でも実は最新の脳科学の研究で、
私たちの脳は複数の意識を持つことがわかっています。

最もわかりやすい話が、
”他人の手症候群”という現象です。

人間の脳は右脳と左脳に別れて、
それぞれ異なる情報処理をしています。
そして脳梁と呼ばれる脳の真ん中の部位を通じて、
その情報を交換しています。

病気の手術のためその脳梁を切断し、
左右の脳の情報交換ができなくなった人を観察すると、
左手で服を着ようとしているのに、
右手でその手を止めようとするなど、
身体の左右で全く別の目的で動くことがあります。

これは右脳では服を着たいと考えているのに対し、
左脳では暑いから服を着たくないと、
別々の意識が同時に存在することを意味します。

これは脳を切断されていない状態でも同じです。
脳は左右それぞれひとつの意思があるわけではなく、
それぞれが複数の意思を持っており、
その中で情報交換され、
最も適切だと判断された意思が採用されて、
私たちの身体を動かしています。

もっと身近な例をあげると、
人はときどき自分の意思と行動が矛盾します。

勉強しなきゃと思っているのに、
気がついたらスマホをいじってしまっている。
身体に悪いから辞めたいとおもっているのに、
タバコやお酒をやめられない。

勉強したい意思と、スマホを見たい意思。
タバコを辞めたい意思と、タバコを吸いたい意思。

これら相反する2つの意思は、
一見矛盾しているように見えますが、
どちらも脳内で存在する意思なのです。

しかし厄介なことに、
私たちの意識は脳内で処理されている情報の
ほんの数%しか認識することができません。

だから脳内には複数の意思があることを
直感的に理解することが難しいのです。

この私たちが気づいていない脳内の別の意識が、
望んでいないはずの現実を引き寄せています。

成功したいと思っているけど、
無意識下では努力することを恐れている。
責任を追うことを恐れている。
今と環境が変わることを恐れている。

これが望む未来が引き寄せられない理由です。

つまり望んだ未来のマイナスの面を拒否しているということ。

あなたが望む未来を引き寄せるとき、
多くの場合、そのマイナスの部分が先に引き寄せられます。

お金持ちになろうとすれば、
長くきつい努力を先にしなければいけません。

運命の人と出会うためには、
今の恋人と別れなければいけません。

幸運はマイナス面の後に訪れるのです。

このマイナス面を拒否してしまったら、
その後に来るはずの望んでいた未来のプラスの部分も受け取れません。

多くの人は、
無意識の中でこのマイナス面に拒否反応を示しています。
その結果として、
望む未来は遠ざかり望まない現実を引き寄せてしまうのです。

ハリネズミのジレンマ

これは言い換えると、
”理想の未来を受け入れる準備がまだできていない”
ということです。

例えば宝くじの高額当選者のほとんどは、
もらったお金を数年で使い切り、
逆に借金をしてしまって最終的に破産に至る人もいるそうです。

その理由は、突然大金を手に入れてしまって、
お金の感覚が麻痺してしまうことだけではありません。

お金がある人のところには、
お金目当ての人が集まってくるからです。

これがお金を得ることのマイナスの要素ですね。

宝くじで大金を得るという成功を引き寄せても、
そのお金をうまく扱い、
お金目当てに近づく人と付き合う能力がないため、
お金を失ってしまい、
結果として不幸になってしまう。

大金を得てゴールではなく、
大金を使って幸せになることがゴールなのに、
その準備ができていなかったということ。

きれいなバラにはトゲがあります。
おいしいフグにも毒があります。
同じように、
理想の未来には今とは違った苦しみがあります。

その苦しみを受け入れることができる人にだけ、
望む未来はやってくるのです。

まるでハリネズミのように、
引き寄せられた未来は同時に、
あなたを少しだけ傷つけるかもしれません。

それに傷つけられるのを恐れているから、
望む未来が引き寄せられない。

物事のマイナスの部分まで受け入れる準備ができたとき、
理想の人生は拓けるのです。

理想の未来を引き寄せる

いよいよこの動画の結論部分です。

これまでお話した通り、
理想の未来を手に入れるには、
その未来のマイナス面も受け入れなければいけません

その受け入れ準備ができていない人には、
理想の未来はやってこないんです。

一言で言えば、
”理想の未来にふさわしい自分になる”必要があります。

ビジネスの世界で成功者になるには、
ただお金を稼げればいいわけではありません。
女性にモテたくても、
ただお金持ちというだけではモテません。

願望実現に伴うデメリットを受け入れる、
強さや度量が必要です。

人はこれを「器」と呼びます。

あなたの理想、
夢や目標が叶ったときの、
マイナスの面はなんなのか、
紙に書き出して考えてみてください。

例えばお金を稼ぐことに伴うマイナス面は、
自由な時間が減ること、
その結果趣味の時間が減ったり、
友達と疎遠になるかもしれません。

また、宝くじの例のように、
お金を稼いだ後はお金目当ての人が
たくさん近づいてきます。

でもそれがわかれば、
おのずと受け入れる準備ができるでしょう。

マイナス面があることを知り、
それが理想の未来の一部だとわかれば、
難なく受け入れられるはずです。

そして次に、
理想の未来を生きている自分なら、
マイナス面が訪れたときにどうするかを考えるのです。

これは引き寄せの法則の、
「すでにある」
という考え方です。

理想の未来はすでに実現している。
だとすれば、自分はどう考えるか。

すでに実現したものとして、
行動を選択するのです。

まだ発展途上の弊チャンネルでも、
すでに100万回以上再生される動画のつもりで作っています。

あなたも今日から、
理想が実現したつもりで日々の過ごし方を変えていきましょう。

次第に現実のほうがあなたに追いつくはずです。

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