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【就活生の戯言】「嫌いな人や苦手な人にはどのように接しますか?」

みなさん、こんにちは。かみのみかです。

またまた就活生の戯言です。

就活面接ご経験者の方であれば
一度は耳にしたことのあるであろう、この質問。

「嫌いな人・苦手な人はいますか?」
「嫌いな人・苦手な人にはどのように接しますか?」

そんなこと聞かれるの!?と驚いた方もいますでしょうか。

要は面接官はこの質問から
沢山の人がいる環境で協調性を持って働けるか
といったようなことを聞いているんです、きっと。

この質問は比較的頻出なので、
Google先生に聞けばいろんな人が
模範解答のようなものを教えてくれます。

そして、私もこの前聞かれました。
私は、何と答えたのでしょうか。


その前に、まず前提の話をします。

「嫌いな人」「苦手な人」って、違いますよね?

どうだろ、イコールだという考えの人もいるのかな。
私は明らかに違うと思っています。

私なりの定義があるので少し話させてください。

「嫌いな人」
相手のことをよく知ったうえで、
それでも好きになれない・嫌いだと思う人のこと。

「苦手な人」
まだそれほど相手のことを知らないけど、
始めの印象や少しの関係性で、
「この人と合わないかも、接しにくい」と思う人のこと。

ということです。

違いますよね。
私の定義では、「嫌いな人」は「好きな人」になり得ないけれど
「苦手な人」は「好きな人」にも「嫌いな人」にもなり得ます。

好き、嫌いって、その人のことを深く知らないことには
決めてはいけないことだと思うんです。


因みに他の人の定義はこれと違うだろうし
私のことをよく知りもしない人が
「あいつ嫌い」とか言っていても
そうですか残念、としか思いません。


そしてさらに、
「嫌いな人」と「好きじゃない人」は私の中で
イコールではありません。

嫌いというマイナスな感情は持っていないけど
好きというプラスの感情も持っていない。
いわば中間。ニュートラル。

もちろん、関わる人全員を細かく部類分けしてるわけではないですよ!
てか大抵みんなのこと好きだし!



これを前提としたうえで面接でどう答えるべきか、
考えてみたいと思います。

私が聞かれた質問として

「アルバイトもされていたということで、
 多くの人と一緒に働いたりもしたと思うんですけれど、
 仕事をする上で、やっぱり苦手な人って出てくると思うんですね、
 ○○さんは嫌いな人とかいたらどうしますか?」

的な感じでした。
正確には覚えてないけど、こんな感じ。

突拍子もなく聞いてくるわけではなくて
あくまで会話の流れから聞いてくるんですよね。


ここで私の前提が出てきます。

面接官は「苦手な人」=「嫌いな人」という定義でした。
この文章から推測するに恐らくね。

でも私は違う。
「苦手な人」について聞かれたときと
「嫌いな人」について聞かれたときで返し方変わるんですよ。

これがなんとも、難しいところですよね。

私はこう答えました。

「正直申しまして、私は今まで『嫌いな人』に出会ったことがありません。
 それは、幼い頃から人のいいところを探す癖がついているからだと思います。」

こんな感じ。

はい。
どのサイトを見ても
「嫌いな人や苦手な人はいません」と答えるのはNGと書かれています。

私はNGを犯したんですねえ。

でも私の中では事実なんです。
嫌い、と言えるほど相手のことを知ってないから。

それに嫌いって相当ですよ?
嫌いと断言できるほど嫌な仕打ちされたわけではないですもん。

暴力されたとか暴言吐かれたとか
明らかにマイナスなことをされてたら別ですけどね。

そう、でも私のこの回答は
綺麗事だ、嘘つきだと捉えられてしまうようです。

悲しいなあ。

本当のことを話してるだけなのに。

そもそも前提からして違うんですもん。
この話題には時間をください、
私の定義から話させて…とも言えないですからね。


言葉の難しいところです。

なんだか、まず言葉の定義から違うから
簡単に話していると誤解を与えるということも
よくある気がします。

例えば。

 「好きな人いる?」
 と聞かれて
 「いるよ!」
 と答える。

 「えっ、誰?」
 と聞かれるけど
 「えっ、たくさんいるけど…友達皆好きだよ」
 と答える。

質問者にとって「好きな人」とは
恋している相手のことを指していますが
回答者にとって「好きな人」とは
人間的に好きな人のことを指している。

そもそもの定義が違うんです。
まあ、「好きな人いる?」って聞かれて
恋愛のことでないって本気で思う人は
相当の天然さんかな?とも思うけど(笑)

これは一例です。
きっとこんなようなもの世の中にたくさん転がってる。


面接の話に戻ります。

この場合、このようなことがあったらどう対処するかを答えるべきなのでしょう。
実際に苦手な人に出会ったときにどうしたかなど
経験則からの対処法とかも言えたら強いのかな。

正直言ってわかりません

調べたらたくさん回答方法出てきますけど
どれもいまいちしっくりきません。

自分の思ってもないこと話すのも違うし。

なんだかんだ、
嘘言ってるなこいつ、と思われなきゃなんでもいいんですよ。


私がどんな人間に見えたかはわかりませんが、
もし正直で優しい人に見えたなら
「嫌いな人はいません。みんないいところはあるはずです。」
と答えたところで、嘘ついてるなとは思わないでいただきたい。

本気でそう思ってるのかもなこの子、くらいに思ってください。

まあ、今後広い社会に出てみろ、しんどいぞ
と思われるのも無理ないですけどね。

それでも、こんな答え方をして
こいつ綺麗事言いやがって、考えが甘い!不採用!
となるくらいなら面接官の心の狭さや多様性の無さを疑います。


社会はおそらくかなり理不尽で、
八方美人も演じきれないと思うんです。

どこか闇があって、それの受け皿になる人や場所がきっとある。

仕方ないんですよね、
そういうものだと思います。

光は闇が無ければ存在しないから。

闇を見てもあなたは頑張れる?
といってところも面接官は見極めたいのでしょう。

この質問に限らず、
「あなたは社会で、この世界で生きていける?」
といった意味の質問が飛び交うのも理解できます。


こんなこと言ってますけど
考えが甘いのは認めますし
こいつ社会というものをわかってないなと
思われる方もいると思います。

当たり前です。
社会にまだ出てないんだもん。

ぜひ、社会人の方、
甘い考えをしている学生がいたら
「そんな甘い考えが通用するわけなかろうが!」
と叱責するのではなく

「社会はそんなもんじゃないからな」
とご教授ください。
一緒に対処法や考え方まで添えて頂けると助かります。

学生もバカじゃないんだぞと、
それなりに考えて話しているんですということを
ちょっと頭の片隅に置いていただけると嬉しいです。


ちょっと話ズレましたけど、
なにも私「苦手な人はいません」なんてこと一言も言ってないですからね。

まだよく知りもしない人のこと
あれ、この人価値観とか全然違うかも、仲良くなれないかも
と思うこととか全然ありますよ。

安心してください。
私もただの人間ですから。

嫌いな人はいません。でも苦手な人はいます。

 (っていうか!
  「嫌いな人」ってある特定の人のことを指すけど
  「苦手な人」って、タイプとか属性のことを指してますよね?)

 (この考えさえも間違ってたりして?)

「どんな人が苦手?」
と面接で聞かれることもあるみたいですよね。

なんて答えようかなあ。

よくあるのは
時間にルーズな人とか、
公共のマナーを守らない人とか。

社会人として心配になる部分ではありますが。

なんだろう、
まだ一緒にいる人を選択できない環境にいたことないし
いまいちわからないですよね。

仕事仲間となると
この人と仕事したい!って友達つれてくるとかできないし。

一緒に仕事する人で
その人が苦手なタイプなら?って話ですよね。

難しいなあ。


強いて言えば、
距離感を掴めていない人は苦手。

物理的にも、精神的にも?

さほど仲良くなってないのに
パーソナルスペースにぐっと入り込まれたり
心の裏側覗かれるような話されると
勝手に苦手意識感じるかな。

でもそういう人は
そんなやり方で生きてますからねえ。

一応エピソード語れなくもないし、
面接での受け答えの一例に入れておこうかな…。


なにこいつ理解できない、関わりたくない
って人に記憶上まだ会っていないかも。

人って十人十色だし
関わる人が多ければ多いほど
いろんな価値観知れて面白いじゃないですか。

私とは考えが違う人でも
なるほど、そういう考えをするんだなって勉強になるし

何か考えがあって行動を起こしてるんだろうな、
どんな考えを持ってるんだろうって知りたくなるし。

こんな風に思うのは、
私が比較的「他の人と考え方がズレてる」
っていう自覚があるからです。

昔からそうだから、
私のスタンダードはみんなのスタンダードじゃない
ってことを弁えたうえで思考します。

まあ具体的な事例出てこないし
面接官にここまで話はしないですけどね。

なんて、これも綺麗事かなあ。


またこんな質問されたら困るので
何と答えるか考えます。ここで。

うーん。

こういうのって無難が一番だったりしますよね。
短所を答えるときもそう。
自分のマイナスの部分というか、裏の顔みたいなところを
見せるときって工夫が必要。

「苦手な人、今までそれほど出会ったことがないですが
 強いて言えば『最低限のマナーを守れない人』ですかね。
 公共マナーとか、人としてのマナーとか。」

そういう人と会ったらどうする?と聞かれたら。

「迷惑していたり、正すべきだと思ったら
 正直に言うと思います。」

かなり無理をした答え方ですね。

が、そんなもんだよなあ。



さて、いろいろ話してきました。

なかなかに綺麗事や理想論を書いた気がします。

ここで言っておきますが、こんな考えができるのは
【心に余裕があるとき】だけです。

人に優しくできるときとか
広い心を持ってるときって
自分の精神が安定しているからですよね。

余裕を持って生きる=精神を安定させることが
私の理想でもあるんです。


そして。

話が長くなる+簡単に話すと誤解を与える+面接では絶対にマイナス面しか伝わらないから話さない

という理由で隠していることがあります。

私の過去の人間関係。

今まで綺麗事のように話してきたけれど、
もちろんこんな考えに至ったのにも理由があります。

私にだって、の一面があるんですね。
当たり前です。

(いい人面してるのか、闇を抱えてそうってよく言われる(笑))

少し話すと。
私にだって「この人と関わるのはこれ以上無理だ」
と思ったことくらいあります。

人生で一度だけですけど。

その話をするのはなかなかに重いし長くなるし
知ってる人がいたら一発で私だってバレる
(自己紹介記事読んだ時点でどうせバレるけど!)
のでなかなか書く気になれません。

いつか気が向いたら書こうかなあ。

人間関係で悩むことなんて誰しもあるしね。

今はその人のこと何とも思ってないけど
まあ今更仲良かったころに戻ろうとも思いません。

そう、「大好きな人」が、仲良くなりすぎたせいで
「嫌いな人」になったという話です。

「嫌いな人」は後にも先にもこの人だけで
というか厳密には「嫌い」ではないので
面倒なのでなるべく話題には出さない、というだけです。

この経験から、精神が不安定なときって
人のこと悪いようにしか思えないんだなとも学びました。

そう・・・
この経験の話しないと
私の性格の原点を語れなかったりもするのでややこしいんですよね。

はい。
この話はいつかまた。



ではまた。かみのみかでした。

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