大人になると嫌いな人が増える

いつもなら挨拶をするところですが、すみません、
丁寧にご挨拶もできないくらいにはイライラしているので書きなぐるように投稿させていただきます。

最近、つくづく実感した、そんな話。

私が所属する会社は、エンタメ企業に分類される。
「アーティスト」と関わってモノづくりをする人がたくさんいて、私はそういう人たちと関わる仕事をしている。

”そういう人だから”と思わずにはいられないから、あえて、そんな書き出しをしたのだけど。

なぜ私がイライラしているかというと、『社会人としてなってない、と思う人が多すぎる』から。

社会人になって4年目。
まだまだ下っ端の現場平社員だけど。
仕事できる人、できない人、一緒に仕事をしやすい人、やりにくい人、いろんな人と関わってきて、それなりに人の仕事的観点の善し悪しを見極められるようになってきた。

私の担当案件は、歳が離れた人とのやり取りが非常に多い。
いや、大して離れていない人もいるのだけど。
近くても５つ上、遠いと親より上くらい。

そんな人に対して、『社会人としてそれはどうなんだ』と思うことが多すぎる。
そしてそんな人に、いっちょ前に私はイライラしているんだ。

例えば連絡がつかない人。
私はこれが社会人として、というか人として、どうかと思うんだけど。

メールは一切返ってこない。
電話も出るのは4回に1回くらい。
もちろん折り返しはなし。

仕事は滞り、思い通りに進まず、結果進行が止まって事故寸前。

仕事をなんだと思っているんだ。
そしてなぜそういう人が役職についているんだ。

例えば、一度伝えたことを覚えていない人。
これもなかなかに質が悪い。

こちらがお願いしたことや説明したことを覚えていないから、
あれはどうなったこれはどうなったと聞かれるたびに
同じことを繰り返し説明しないといけなくなる。

挙句の果てには、「そんなことは言われていない」と怒り出し、こちらのせいにされ、なぜかこちらが謝ることになる。

私、何も悪いことしていないのに。

例えば、締切を絶対に守らない人。
信用を無くしていることをわかっているのだろうか。

○月○日までに決定してください、といったことが守れない。
数回リマインドしてようやく期日を過ぎてから、謝りもせず連絡を返してくる。

連絡を返してこないのが悪いのに、そして返事が来ないからこっちも無理くり各所に謝り倒して締め切りを調整して、やっとの思いで進行しているのに。

締切は守るべきものとして伝えてるんだわ。
遅れるなら遅れますの一言くらい言えや。
締切の裏にあるデッドラインを当たり前のように頼りにしてくんな。
その背景には多数の犠牲があることを忘れんな。

私はそういうことをされるとどんどんとその人を嫌いになっていきます。

社会人ってそんなもん。
きっと誰かはそういうでしょう。
それをわかっているから、この記事のタイトルは「嫌いな人が増える」と書いたのです。
理不尽な社会で、人を嫌いにならずに生きていける人が、この世の中にどれだけいるんだろうか。
私は、関わる人をどんどんとどんどんと、嫌いになっていくのに。

正直そんな自分もいやだったりするので、たまに愛想をふりまくキャンペーンを行ったりします。
限界あるけど。

ちなみに、書き出しで「そういう人」と書いたのは、
アーティストと関わる人、およびモノづくりをする人って、
前者はアーティストという守るべきものがあるから周りにとげのある対応をしてしまういわゆる”フグ型”で、
後者は、凡人にはわからない感性とかセンスを持っていることで逆に通常の人としての常識を逸脱しているもしくは常識が欠如しているいわゆる"天才(?)型"で、
ある程度常識も思いやりもないことに対して納得ができてしまうから。

そう思うとアホみたいな言動も、こっちがダメージを負わないくらいにはスルー出来たりするの。
というか、そう思っていないとメンタル保てないからね。

きっと誰しも愚痴とか言いながら乗り越えているんだろうな。
逆に私も、愚痴を言われている対象者だったりするのかな。

昔はこんなに人を嫌いになることはなかったのに。
特に留学中なんて、あんなにいろんな人と話してSNS交換してやり取りして、遊びに行ったりお茶したりしてたのに。
積極的な私、どこに行った。

そのギャップにやられて、時々とてつもなく負のループに陥ることがあります。まさに今です。自分は、どうしてこんなにも人を、そして自分を嫌いになってしまっているんだろう。

根本的には私は人が嫌いなのだろうか。

飲み会が嫌い、大人数が嫌い、他人がたくさんいる環境が嫌い。
本当に苦しくて、息が詰まる。
それを、一般的には「人が嫌い」というのかな。

私が、社会人人生で吐きそうなほど気持ちの悪い状況に立ち会ったのは、大規模案件終了後の打ち上げ強制参加カラオケ大会なんですが、身バレするのも怖いし詳細は書かないでおこうかな。

私は、やっぱり『若者』なんだろう。
昭和～平成？にはあったであろう”ノリ”が素で”パワハラ”だと思うくらいには昔の慣習についていけない。

社会人をなめているんだろうか。

このままだと全人類嫌いになりそうだ。

追記。
就活生時代にこんな記事を書いていた。
確かに私だ。でもこの時からは変わってしまった。

気軽に人を嫌いだというし、過去の自分の言っていることは綺麗ごとに聞こえる。
でも当時は綺麗ごとだなんて思ってなかった。純粋に心から「嫌いな人はいない」と思っていた。

社会に出るってこういうことだ。
大人になるってこういうことだ。
そう思ったら、大人として生きるのが急に怖くなった。

きっと【心に余裕がないから】だ。
一度リセットして心を整理しよう。

ごめんなあ、昔の自分。
今のところは、胸を張って「大人は楽しいぞ！」と言えないや。