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占い師の力を引き出すのはあなたです
「そこはかとなくお互いを認識し合っている関係」のほんまさんが、私のコメントに対して関心を持ってくださったので記事にしようと思います。私がコメントを書いたほんまさんの記事はこちら。
そして私が書いたコメントがこちら。
私が鑑定をやっていて思うのは、占い師はコンピューターの端末だと思っています。お客様は、メインコンピューターに格納されている答えを引き出すために占い師という端末を利用しているのです。
ですから、引き出し方が上手いお客様には自然と言葉が下りてきます。ちょうどChatGPTで思い通りの文章や絵を描かせるために上手な指示が出来るかどうかみたいなものです。
以前に発表した【第1話「占い師の独白」】で私が占い師になったきっかけを紹介しています。
冒頭に次のように書いています。
私は自称占い師です。なぜ自称かと言いますと、それが生業(なりわい)ではないからです。本業は別にあるのですが、その仕事では足りないため副業的に占いをしています。占い師を本業にしたかったのですが、それで生活していく自信がなかったのが本音です。
私は霊視は出来ません。霊を視(み)た事もなければ、声を聞いた事もありません。霊感がなくても立派に占い師としてやっている人は多いと思いますが、少しでもそういう能力があれば私ももっと自信を持って言えるかなと思ったりはします。
ここで述べている通り、占い師としての自分の実力に未だに自信がありません。私の師匠である龍青三(リュウセイザン)先生の鑑定を拝見しますと「自分は一流の占い師にはなれない」と思い知らされます。
私の本業は整体師です。整体師養成学校もやっています。でも身近にすごい整体師がいるとやっぱり「自分は一流の整体師にはなれない」と思い知らされます。以下はその人の遠隔ヒーリング動画です。
子どもの頃は何にでも成れる気がしました。
・漫画が好きだから漫画家になりたい。
・人を笑わせるのが好きだからお笑い芸人になりたい。
・男として命懸けで生きるプロレスラーになりたい。
でも大人になるにつれて夢は夢で終わります。実現可能で自分が出来そうな事を仕事にします。しかし「やりたい事」ではない仕事は長続きしませんでした。
「私のやりたい事って何だろう?」
私は感受性が敏感すぎてとても生きづらい人生を送ってきました。光、音、匂いに敏感だったり、人の喜怒哀楽が増幅されて伝わってきます。生きてるだけで疲れるので「早く(霊界に)逝(い)きたい」と願うばかりでした。
痛みに対しても敏感です。肩がカチカチなのに「肩凝りなんて感じない」という方もいらっしゃいますが、そういう方が羨ましいです。
悩んでばかりの人生で、いつもどこかに痛みを抱えている体でした。だからこそ元気そうに見える人でも「何か悩みを抱えているのではないか」「どこか痛いところがあるのではないか」と思ってしまいます。
人の痛みを自分の痛みとして感じてしまう。人の不幸が自分の不幸のように感じてしまう。傷つきやすい自分を守るために、自然と人を遠ざけてしまいます。
そんな自分に出来る事は何だろうと考えた時に「癒(いや)し」ではないかと思いました。
占いも整体も相手を癒すため。小説を書くのも読者を癒すため。歌を歌うのも聴く人を癒すため。相手が癒される事で自分が癒されるからです。
しかし私は「一流の占い師」でもなく「一流の整体師」でもなく「一流の小説家」でもなく「一流の歌手」でもありません。有無を言わせない圧倒的なパワーで癒す事は出来ません。
そんな私でも奇跡を起こす事は出来ます。
【第1話「占い師の独白」】で書いたように「あなたの言うとおり、良い方と出会って3年後に結婚しました」と言われたり、80歳のお客様の体を20分擦(さす)っていただけで「もう痛くなくなった。治った」と言われたり。
これは私の力ではありません。
占いの場合、知人の婦人に恩返しをしたいと考えていた私の口から勝手に言葉が飛び出しました。何の根拠もなく正に、出るに任せた「出任せ」なわけです。おそらく「幸せになりたい」と強く願っていた婦人の強い思いが、私の言葉を引き出してくれたのではないかと思います。
整体の場合、どうして痛いのか原因がわからず、ただ「痛みが消えてほしい」と念じながら擦りました。80歳のお客様が私に触ってもらえば治ると信じていたからで、正に「信じる者は救われる」ではないかと思います。
また、私がココナラで請け負っている「あなたの夢を叶える「未来小説」書きます」でも次のような感想を頂きます。
すごいです。ありがとうございます。私の望んでいたままです。何で一日でわかるんだろう。そんなにわかりやすい性格でしょうか?先輩のジュンコさんは、あの新津春子さんみたいですね。 時間をかけて汚れを落とすところをテレビで見て疑問符が浮かんでいたので、考えを読まれていたみたいです。調べたのでしょうか、どちらにしてもえらいと思います。
夢を現実にしてくれる力をお持ちだとビビッと来ました。 あと、他の方の本当に喜んでいて嬉しそうな評価も見て、購入を決めました。 そして、非常に素晴らしい小説を書いていただきました! 読んでいて夢が本当に実現する確信でニヤニヤが止まりません(笑) あと、本当にレスポンスが早いし、途中経過も教えていただけますので安心して毎日過ごせました。 占い師としても活躍されているので、悩みなどもしっかり聞いてくださいます。 もう1作品お願いしたいと思っております。 引き続きよろしくお願い致します。
最高の小説ありがとうございました!私の心が視えているかの様な小説、私の想い描くストーリーどうりでした。何度も読み返して頭に叩き込みます!素晴らしい小説ありがとうございました!
依頼者様の叶えたい夢を小説にするわけですが、まずは生年月日を聞いて命式を導きだし、依頼者様に「成り切って」から書き始めます。そうすると感想にもありますように「私の心が視えているかの様な小説」になるわけです。
しかし、やはりこれは私の力ではありません。
占いや整体と同じように、依頼者様が「夢を叶えたい」という思いが強いからこそ、私の「成り切る力」を強めてくれるのです。
冒頭の話に戻りますが、占い師が問題ではなくあなたが問題なのです。占い師から上手く「答え」を引き出せるかどうかは、依頼者であるあなた次第です。「答えがほしい」と念ずる度合いが強ければ強いほど、あなたに相応しい答えを「占い師を通して神が与えてくれる」はずです。
整体も同じです。施術者が問題ではありません。施術者の手を使ってあなた自身が自分で治すのです。それは「言葉」より「思い」の方が上手く伝わります。施術者を信頼して「この人の施術で良くなる。痛みが取れる」と固く信じた分だけ結果が出るはずだと私は思います。
聖書にもこう書いてあります。
求めよ、そうすれば、与えられるであろう。
探せ、そうすれば、見出すであろう。
門を叩け、そうすれば、開けてもらえるであろう。
すべて求める者は得、探す者は見出し、門を叩く者は開けてもらえるからである。
皆様の幸せを心から願っております。
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