「魔女の宅急便2キキと新しい魔法」角野栄子著
ちょびちょび読んでて、今日やっと読み終わりました。
児童文学も良いですね。
ジブリの魔女の宅急便から入って、小説はここ数年の間に読み始めたところです。
6巻まであるので、ちまちま読んでいきたいです。
1巻のときは心情表現が少なく物足りないな、と感じてましたけど、2巻ではそういう印象は受けなかったです。
キキが悩みを持ったりして、楽しかったです。
ジジも可愛いですね。
前の日記にも書いたと思いますけど、児童文学って、大人になってから読んで楽しむには、読み手もそれなりの「心の準備」が必要なのかな、という感想を持ってます。
何が「心の準備」に当たるのかはよくわかりませんが、勝手な想像では子供の世界を愛おしく想う気持ちですかね~。
大人になることばかり強いていると、そういう子供の世界を、「幼い」と一蹴してしまいそうです。
でも、子供の世界も豊かであるだろうし、そういう世界で再発見していくって、大人になってからも良い経験になると思うんですよね。
成長=大人になること、では必ずしもないと思います。
そりゃ、年齢なりの大人な対応もできないといけませんけど、子供の心をなくしては、ダメなんじゃないかな、って思います。
そこがバランスとるのが難しいですよね。
自分はイラストを描く中で、子供の小さな世界も良いな、と感じ始めているところです。
それが表現に滲み出してくることを祈ってます。