①-3主記憶装置
◎主記憶装置と補助記憶装置
■主記憶装置
→CPUが直接やり取りする記憶装置
■補助記憶装置
→主記憶装置は高速な分高価なため、処理速度は劣るが比較的安価な"補助記憶装置"を使用することでたくさんのデータを保存することができる。
◎RAMとROM
主記憶装置はメインメモリまたはメモリと呼ぶこともあります。
■RAM(電力供給がないとデータが消える)
→コンピューターの電源を切った時に保存していたデータが消えてしまう
"揮発性メモリ"
■ROM (電力供給がなくてもデータが消えない)
→データが消えない"不揮発性メモリ"
◎DRAMとSRAM
■DRAM
メリット:価格は安いが容量は大きい。
デメリット:速度が遅く、リフレッシュが必要。
■SRAM
メリット:速度が早く、リフレッシュが不要。
デメリット:価格は高い、容量が小さい。
・リフレッシュについて
DRAMはコンピューターの電源が入っていても、少し時間が経つとデータが消えてしまう。リフレッシュを行うことでデータが消えるのを防ぐことができます。
◎キャッシュメモリ
→メモリは補助記憶装置よりも読み書きの速度は速いですが、CPUのはやさに比べるとまだまだ遅いため、CPUとのやりとりには高速なSRAMを介在させます。これをキャッシュメモリといいます。
CPUはメモリから読み込んだデータの中でもよく使うデータをキャッシュメモリに保存しておきます。
そして再び同じデータを使う時はキャッシュから読み込むことで、読み込む時間を短縮できます。