2024年1月の総括 ❘#01 『みあの流離譚』

みなさん、こんにちは。

神湊みあです。

この度、月の総括をこちらのNoteでまとめさせていただくことになりました。これを通じて、その時期に感じた思いや、考え方などをまとめたり、文章力を鍛えたりすることができたらいいなと思っています。

ちなみにこれを含めて、私が大抵何か新しいことを始めるときは、何かに影響を受けて、それを模倣していることが多いです。企画とかラジオとかもそうです。歳につれて''憧れ''という感情は次第に薄れていくので、そういった感情を意識的に持つようにしたいですね。

さて、ここから月の総括を行っていきたいところですが、できるだけ ''時間軸に沿って起きたことを説明する'' のは避けたいなと考えています。説明だけになってしまって要点が掴みにくい文章になるような気がするので。

大動乱の新年幕開け


2024年は色々なことに自分の心が大きく揺れ動く、そんな年始でした。
私は大事になって、心が揺れ動かないと行動するきっかけすら起こせない。しかも、喉元を過ぎれば熱さを忘れるように、そのうちの大半は何も行動せずに、その出来事すら忘れてしまう。そうやって、いいように言えば私らしく、悪く言えば孤立したまま何にも成長していないんだなと感じたり。

でも、それだけ周りが成長していて、その差を感じたということなのかもしれません。私の周りは就活のための準備の真っ最中といった感じで、着実に社会人としてのスキルを磨き上げていますし、研究室を見渡すとコアタイム外、果てには土日も実験をして、こちらも着実に研究者としてぐんぐん成長しているのを目の当たりにしています。
それだけではなく、生活力、あるいは交友関係なども周りは大学1年生から着実にまともに築き上げているのを見ると、自分にはもう到底追いつくことのできない場所に彼らはいるのではないかと思うほどでした。

それだけではなく、日常会話や出来事での些細が積み重なった結果だと思います。新年早々アパートの鍵を無くしかけたり、せっかく企画をしようと計画していた休日を1日中寝て無駄にしたり。

しかし、過程はどうであろうと、この1か月で私の良くない点、蔑ろにしていた点などが次々と明るみに出たと思っています。

「身なりがだらしない」
「親友以外と雑談どころかLINEすらも続けられない」
「友達を自分から作ったことがない」
「企画への意欲が強い状態だと研究活動が疎かになってしまう」
「私が何を核(専門)にして仕事で飯を食っていくのか」
「将来の目標について具体的に考えていなかった」

ざっと思いついただけでこれだけありますし、自分の欠点なんて無限に見つかると思います。完璧にというのは無理な話ですが、この他人に対する羨ましい感情と、自分に対する失望の感情をこのブログに刻み付けて、少しでも自分のなりたい姿というものに一歩ずつ近づくことができればいいなと感じています。

同じ学年の親友たちともあと1年しか大学を共にしませんし、今年こそが親友と支えあいながら、自分の欠点を改革できる最大で最後のチャンスの年だと思っています。2024年は辛い感情から始まりましたが、振り返りは楽しい気持ちでできるのでしょうか。

頑張れ、2024年の自分。
変だけど、接しやすい面白人間になるために。


これから自分はどう活動するか

先程も書きましたが、今月色々悩み考えたことの中に今後の生き方というものがあります。

自分は再来年に博士課程に進学することがほぼ決定していますが、この進学理由も「今やっている研究をもっとたくさん、深堀りしたいから」といった割と短絡的で、その後のことについて考えていませんでした。

私の興味というのは二つに分かれていて、一つは「科学現象を分析/探求する ’’研究’’ という分野」で、もう一つは「好みを形にする ”創作” という分野」です。ボカロPとか、WEBデザイナーとかは後者ですね。

流石に、ここまで来て「研究者」としての道を断つというわけではありませんが、「研究者」一本で突き進めることで、他の興味の扱いをどうしようかと思ったり、研究と創作の興味を両立することができるような仕事はできないかと頭の中を思い巡らせました。

ここまで創作を捨てきれなかった背景に、今の「研究者」と「創作者」の生産構造の違いがあると思っています。

研究に関しては、創薬企業では顕著ですが、アカデミアすらも、年々’’必要性の高い必須品’’を作って売ることが市場の構造になってきています。それに対して、創作に関しては ’’必須ではないけど選択の余地があると嬉しいもの’’ を作って売ることが市場の構造になっています。つまり、前者の方は必然的にレッドオーシャンになって、後者の方は比較的ブルーオーシャンになるわけです。

今の私は、進んで「レッドオーシャン」に飛び込むことに強い抵抗感があります。だからこそ、研究という場において、核(専門)の数がもっと増えていいと思いますし、各々が色々な新しいことやものを発見し作り出しては公表するようになってもいいと思うし、そのようなワークスタイルを望んでいます。そういう意味では、新しい仕事の形を作り出すというのも手なのかもしれません。

さて、希望と夢を大きく膨らませすぎてしまいましたが、こんなところでしょうか。とにかく、なんとなくで ’’企業’’ という安牌を選ぶ前に熟考する必要があると思った次第でございます。


こぼればなし

ちょっと書き残しておいた方がいいかなって思ったものを少しだけ。

01 | 実は数年前から行きたかった阿蘇山へ家族と行った。前も行きたいときが何回かあったが、煙で入山規制になることがしばしば。今回は規制もなく、地球の壮大さを観測することができた。ここ最近の旅行は都市の散策が主だったので、こういう普段体験できないものの観測こそが旅行の醍醐味だよなと感じた。

02 | 久しぶりに沖縄そば(のから揚げ)を食べに。あれだけ約束したにもかかわらず、ドタキャンしかける友人Tに駄々をこねる私。にもかかわらずふざけた友人Tの「神湊みあ、怒りの〇〇」構文が悔しいけど面白かった。

03 | 早朝の列車の中で聴いた ’’デュレエ’’ がめっちゃよかった。知らない場所に体を預けて運ばれる感覚と、将来への悩みの感情が上手く合わさって、ただ電車に乗っているだけなのに極めて重大な人生の転換点にいるような感覚になった。

04 | 企画のために大牟田へ。旅行先での深夜滞在はやはり24時間営業しているジョイフルに限る。とはいえ、こんな時間帯に来る人たちは一体何をしに来ているのだろうか。そんな夜の時間帯に来る彼たちの、何も包み隠さずに人間らしさをさらけ出している会話を観測する。この時の妖しい未知の世界を知っちゃった感が好き。


終わりに

始めてブログというものを書いてみましたが、どうでしょうか?思ったよりも時間はかかるわ、文章は稚拙だわでまだまだ成長のしがいがあるな……と感じたり。

それでは今月の総括はこのあたりで終わりにしたいと思います。

それではまた。

神湊みあ

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