【先読み】「アザミの森」4話-8
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※【先読み】は公開日より約2ヶ月経過を目安として、全体公開投稿に切り替わります。あらかじめご了承ください。
現在作成中の第4話、16〜17ページまで。
気になる箇所はいつも通り、同人誌化する前に加筆修正をします。
…というのが(ヒトのふりをした)セリナさんとリラママの再会でした。
セリナさんがこういう笑い方をしているのは、何かしら隠しているときか、嘘をついているときですね☺️
セリナさんは髪の色や髪型・服装を変えていますが、これは彼女の魔法(技術として習得できる能力)のひとつと思われます。
ただしアザ森界の魔女は、完全な「変身」能力というものは持っておらず、他の生物や、他人の姿に変わることはできません。
リラママは幼少の頃に魔女達に会っていますが(3話参照)「記憶を食べられている」ために、セリナさんの事は忘れています。
ただし「魔女に酷い目にあわされた」ということだけは覚えているように仕向けました。彼女が再び“森”へ立ち入らないようにするためです。
セリナさんの「私がきっと助けます」は、重症を負ったマサキパパを助けるという意味にも、リラママ自身を助けるという意味にも、どちらにも捉えられると思います。リラママは「この人が夫を助けてくれる」と思って安心したのか「私を助けてくれる」と思って安心したのか…
あるいは、その両方かもしれません。
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