見出し画像

20230526 言葉のない世界

Amaプラで「 #恵子目を澄ませて 」を見たhttps://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B8RNFLQW/ref=atv_dp_share_cu_r

耳が全く聞こえない女性ボクサー小笠原恵子さんの自伝的小説「負けないで」を原作とした映画だそうだ
これをまた実力派女優の #岸井ゆきの さんが主人公の心の声をいっさい言葉を発しない迫真の演技で見事に伝えてくれている

正に健常者とろうあ者の間には、音声によるコミュニケーションツールのあるなし以外に、何ら違いがないことを見事に描いている秀逸な作品だ
映画を見ていくうちに、人間同士のコミュニケーションにおける、言葉の重要性について疑いをもってしまうくらい

最近、瞑想をしていて #言葉のない世界 の重要性に氣がつく場面があった
シンプルに #自然界には言葉はない のだ

美しいものを「う・つ・く・し・い」と思う気持ちに言語を当て嵌めず
その時に、感じたままの感情を言葉を使わずに感じたままの感覚で素直に表わすだけでいい、、、ただそれだけなのだ

時間が経過したあとに
誰かにその感情を伝えたいという想いは、それこそが言葉を持つ #人間のエゴ なのではないかと最近思う

過去に自分が経験した情報を時間を遡って言葉で伝えたところで、それはあくまで自分が体験した過去の出来事であり、もしその相手に同じような経験が廻り来るのであれば、求められない限りは、それは他人が伝えなくてもいいのではないかと思う

その時に感じた想いは自らの感覚として記憶していればいいだけで、その記憶を他者に言葉で伝えたところで、その感覚が伝わる訳では無いのだから

聴かれたら答えてもいいが

自らの経験を敢えて言葉にして伝えなくても
その人にそのチャンスが来れば
そこにたどり着くものなのだから

人間が作り出した言語という情報伝達手段の弊害がそこに在るのだろう

ところがだ、言葉によらないコミュニケーションツールを持つ者にとっては、コミュニケーションの本質的な意味が変わってくるのではないだろうか

いつも読んでいるChihio Sto-Schuhさんが宇宙からのメッセージについて、言語ではなく伝えてくると書いていたが、まさに言語を使わないコミュニケーションだ

ただし、これを解釈して言語に置き換えるときに、言葉による解釈が入ると誤った解釈になる事があるらしい

まさに #言葉の弊害

さてどうすれば言葉のない世界に行けるのだろう



いいなと思ったら応援しよう!