見出し画像

毎日恋愛学を履修する恋愛偏差値0の彼女

こんにちは、お久しぶりですが毎度うるさく研究職したいと騒ぐ院生です。
今日は研究のことではないです、ツイッターで言ってた美大訪問とフィードバックは金曜なのでそれは面白そうだしまた別件で研究の方にnote書きますね。

今回は
・今まで持っていた恋愛への偏見
・恋愛偏差値0の女に彼氏ができた
・昨日会った親友とのお話
・両親(主に父)と今後の2人のお話

に分けてみます。

・今まで持っていた恋愛への偏見
と銘打ってみたものの、特に意味はないです。それっぽいかなと。
私は都内の中高一貫女子校、所謂進学校に通ってまして、塾に行っても別に友達を作りはしましたけどそれは高3だけで、大手の大きい所の塾は結構苦手でした。高3の時は高3専門のこじんまりした体育会系塾に行ってたのですが英語のクラスが仲良くて未だに親交があるくらいです。
スクールカーストっぽいカーストは目に見えては存在していなかったけれど、カースト上位の子なんかは塾やらライブハウスやらどうやったのかは知りませんが彼氏持ちだったりしましたね、びっくり〜。
ということで高校生活といえば部活と一人で食べるお弁当くらいですかね、その時から精神科にはお世話になっていたし一人で食べてる時の方が周りのグループから声かけられて自由に食べてたのでわりとこのスタイル好きでした。物好きな友人は、私も今日から前向いて食べるわ〜とか言って私の前の席で食べ始めたりとか、そういう感じの高校生活で恋愛には全く無関係でした。

しかし、一度だけ塾のクラスで一緒だった男子校の人に告られた時は本当に驚いて、お友達にはなりましたがこっちがアド変して自然消滅。だって授業中だってろくに話したことないのに告られてそりゃ驚くでしょうよ。
そして部活の引退公演の後に後輩から告られたので、あれ?私ってバイかな?ていうかバイでもいけるんじゃね?的なことはこの頃から思い始めるようになりました。
愚痴を吐くためのメンヘラブログで繋がっていたメンヘラ界隈のお友達とも実はオフで2回くらい会ったりしていて、その方は多重人格者だったので会った時とで違う人格さんだったんですよね、つまり別人?
その中の1人の方と仲良くしていたけれどとても懐かれて告られたこともあります。(この時も確か同性…FTMの方だったかもしれない、曖昧だ、ごめんなさい)
当時通ってた精神科のクリニックの先生のせいでだいぶ人間不信に陥ったので、これが医者か…と医者すら苦手になったほどです。なので「告白されるということ=罰ゲーム?もしくは何かの間違いor人違い?」という思考回路でした。
当時は今恋愛とかあんまり興味ないとか、そういうことは今考えてないです、すみませんとかなんとか言ってお断りしました。

恋愛なんてなんぼのもんじゃーい!

ということで受験勉強に精を出して大学に入学したものの、両親のように大学でサークルで出会って…みたいに大学入ったら自然と彼氏なんてできるよねという半面、誰がこんな奴と付き合うんだろうか…と思っていました。
子供の頃によく思っていた、大人になったら自然とお父さんと出会って結婚して子供産んでお母さんになるんだ、的な思考回路です。

大学に入って初めてバイトを始めました。塾講です。
向いてないとわかっていながらも、親や姉は理系なんて忙しいんだから…云々でなんとなく応募して、まあ国公立大で1日11時間勉強してましたとか言ったら受かっちゃうよね…と働き始めたのですが。
教えるのは悪くないし楽しいけれど、私は性格上1人の生徒しか持てないし思ってたより時間取られるし、だったらシフトでバシッと時間決まってる方がよくない?逆に効率悪い…とか思って。
デザイン系で姉みたいなゴリゴリの理系とは全然環境が違ったし性格だって真反対なんだから家族で同じバイトする必要も押し付けられる権利もないだろ!とか思ってなんかモヤモヤしていました。周りは私よりも給料いいし、カフェでバイトしてるよ!とかありがちな大学生デビューの話を聞いたりして、私はなんでここでバイトしてるんだろ…?と思ってたらそこで一緒になった某理系大学の人に電話で情報共有を兼ねて告られまして。
(…私、あなたと仕事かぶった日って1日か2日くらいですよね?)
というわけで丁重にお断り。
それもあって塾バイトは辞めます、と。
それで軽音サークルにも入っていたし、棚整理とかしたくて、あと鍵を抜いたり、それで今もずっと働いてる某レンタルショップでバイトを始めました。

楽しいです、店員が割とオタク気質多いので詳しすぎて、おかげでCDだけでなく映画とかアニメとかも新しいジャンル開拓していけたので。
そして1年くらいして入ってきた後輩がまた、あれなのです。結構歳も近いしということで私が結構担当して育成というか指導してたのですが、一人前になった頃から、私の業績を抜かしたいと言い始めてライバル的ないい関係で仕事してました。なので職場の人にはずっと色々からかわれたりしたのですが私はノンケなので。申し訳ないけれども。
一度告白された時はやっぱりな〜感はありました。ずっと見てきたし悪い子じゃないのもわかってるし、それでもなんか違うというか、喜んで「はい」と言えないのがなんか申し訳なくてお断りしました。
なんとなくオタク気質の人とかに好かれやすいとか、本質も知らないのに告られても困るし、ていうか恋愛ってもうよくわけわかんないし、それで自分の好きなことやる時間減るなら彼氏とかいらねーわ、となったのが大学3年あたりでしょうか。
それでも心のどこかで、サークル内カップルとか見てて共通の話題で盛り上がれるなんて羨ましいしちょっとした僻みもありましたし、ものすごい捻くれですよね。
斜に構えすぎ、とよく言われましたもん。

・恋愛偏差値0の女に彼氏ができた
状況は一変します。留学から帰ってきて怒涛の語学試験と院試とバイトでパニック障害になり自律神経失調症にまで陥った私はなんとか卒制を作って卒業して院に進学したものの休学。高校の比ではない鬱と無気力、突発性難聴、自殺未遂、拒食等色々ありましたが、1年休学して戻ってきて研究に打ち込んでいたら、必ず学年に1人はいる大学で生活してる同期と話したりして向かいの研究室とは繋がりが結構ありました。
その研究室のゼミ後の鍋パや華金で今の彼氏と出会い、彼は少し一匹オオカミ的なところがありまして、でなんか変なところこだわりが強くて、私の同期とかも一緒に喫煙所とかではよく会ったり話してたりしていたけれどその度に銘柄も変わったりしているし、私のリトルシガーを逆に珍しがられたりしました。
音楽好きということを知り、デザイン業務も完璧、ガリだけどちゃんと筋肉はあるしモデル体型かよ(身長181cmで私と30cmも違う…orz)、とか最初は茶化してたんですが、一人メンヘラ会をたまにやっている事を知り(当時は結構酒とタバコの人ってイメージだったので)、あとは私が開けっぴろげメンヘラだったので、二人でタバコを買いに行った時にこれから少しずつ仲良くしてくださいみたいなそんな話をされて、「これは何かあるぞ…」と直感的に思いました。ある日の華金で「君のメンヘラ会をなくすためにいいもの持ってきたぜ、へへっ」とか言ったら、私が留学帰りだしサークルがサークルだったので、ヤバいものだと思われたらしいです。(持って行ったのはシャボン玉で、研究室内でぷかぷかふかしてました)めっちゃ面白い…。
その日はペルセウス座かな、流星群の極大の日でもあり深夜まで待ってたんですが結局曇りで見えなくて二人で深夜屋上でタバコ吸って体寄せ合ってたのがなんだかすごく安心したのと、ずっとこうしてたいのと、初めてのこの人と一緒にいたいという気持ちでした。
まあその後色々あって初デートもして共通項も多くて、なんだろう…フィーリング的にお互い満更でもなくて交際スタート。

ハタチまで生きたら万々歳とか小学生の時にほざいていたメンヘラに彼氏ができました。25年も何も知らないまま恋愛偏差値0のメンヘラ女に彼氏ができました。

母はちょっとびっくりしながらもおめでとうと言って、年下だと言ったら更にびっくりしてましたね。私の人生計画書にもなかったですもん。恋愛対象は同い年か年上、としか思ってなかったので。まあ、あまり年下を感じさせない彼も彼なんですが、しっかりしてるんですよね。ほんと。はあ。年上としてのメンツが立たないです。
(彼は結構プライド高いのでそれはそれでいいのですが)

面白かったのは、それを知ったバイト先の後輩(もう卒業して社会人1年目でしたが)がショックでバイト仲間と自棄酒しに行ったらしいです。
本当にいい子だね、君は。そう思いました。だからこそ君には私よりももっとまともな素敵な子がいると思うんだよね。
と言ったら今の彼氏はどうなんだって怒られちゃいそうですけど、彼氏は私が病院通ってることもメンヘラだってことも知った上でお付き合いしてくださってるし、彼自身一度そういう経験があるので私に諭すように怒ってくださったりします。バイトの後輩と違う所もそういうところでしょうかね、研究生活を知っている分バイトでの一面しか知られていないというのがやっぱり私的に本質を知ってもらえてないに繋がったのかもしれません。
メンタルがボロボロの時も彼氏に、いつも迷惑ばかりできっともっと私よりいい人いるのに…とか泣き言言ってたら俺にはお前しかいないみたいな事を言われ、私にはこの人しかいないや、と思ってます。

・昨日会った親友とのお話
昨日親友ちゃんと会ってきました。毎年夏休みは絶対会うし、彼女も自分の夢を追いかけ挑戦の日々を送っているので展覧会とかも気になるのがあれば誘ってくれたりするんですが、一言で端的に言うとサークルの同期です。
知らぬ間に同期と付き合ってて、だからもう…6年くらい付き合ってる?え?そんなかなあ?
彼女は付き合ってすぐの時から、その職業に就いて私が彼を養ってあげるんだと言うくらいの姉御肌だったけれどあからさまな姉御感はないし、そう言えるのって格好いいなあとか思ったりします。先日研究室の同期ともそんな話をしてましたが、私は逆に彼氏に俺が養うから、と言われてしまい嬉しさ半分情けなさ半分なところもありました。
ただ彼のプライドの高さを考え、内定式の帰りにうちに来てくれた彼氏と話してて彼は、「私の収入が自分の収入を超えるのは絶対やだ」と言ったので、これはもう素直に喜ぶべきだったんだなと捉えました。
そしたら家庭の収入を変に心配する事なく私は自分のやりたい研究職に向かっていけるわけで、あとは彼のサポートをする事とか。お互いメンタル的なことは経験しているので、一緒にいられることがどれだけ幸せなことかわかっているので、来年ちょっと遠距離になるのですが、別居期間を長くしないように私は論文執筆期間はそっちに行ったりとか色々フットワーク軽くしようと思ってます。

彼女と昨日話してたのは、彼女との待ち合わせ前に授業が一個ありまして、お昼は一緒に彼氏と食べたのですがちょっと別れ際に私がぐずってまた迷惑をかけたんじゃないかという事を考えてモヤモヤしていました。HSPの本とか最近よく出てますが、はっきりとHSPとは言えないしまだADHDの診断すら途中なので言えませんが、人間不信的なところがまだ抜けきらず、人の目もまだ気にしますし、(彼氏にはもう変な八方美人はやめろと怒られてる)また彼を怒らせたのでは…とか思ってました。
そのくだりを聞いて、親友ちゃんは「いや〜、怒ってないと思うけどね〜」とあっけらかんとしていて。寂しがってるだけ、とかなんでそんな余裕なの〜?みたいな。
やっぱりそれは年月の差?時間?密度?とか思ったりして。
私たちはもう入籍を視野に入れて交際という事を二ヶ月前にはきちんとお互い公言していて、ご両親へのご挨拶も私は2度目を夏休みに終え、その時になんかさらっとそんな旨の事を話してしまった気がするんだけど、彼氏の仕事が落ち着いたらって感じですが入籍は早めにしたいです。
助教にも言われましたが研究職は時期を逃すと本当に結婚できなくなる、と散々言われました笑
それはそれなんですけど、まだ彼氏に対するアンテナが鈍いんだろうかと少しムムム…となりましたが、きっとそれはまたクリームシチューみたいなものでじっくりコトコトするべきものなのかもしれませんね、、

・両親(主に父)と今後の2人のお話
ここはもうサクッと書きますね。
夏休みに法事で帰国した父と少し話をしまして。一度彼氏を会わせた後だったんですが、進路も決まったのにお前は専業主婦になるのか?的な色々口論もありました。結果的に、そこまで言ってくれてるならもう親が口出すような歳でもないし自分がやりたいこともわかってるだろうからとのことで、ただ彼の仕事が落ち着いたり状況を見て私を迎えても大丈夫って状態になったら博士後期で私は在学中でも籍だけ入れちゃうのはアリかもねというお話でした。
付き合った当初、下手したら卒業したら私たち一生遠距離だよねという言葉が現実になるようで怖かったのです。
臆病者のメンヘラクソ女はもうすぐ11ヶ月を迎える幼児レベルの恋愛知能ですが、毎日が勉強であり彼の魅力発見の日々です。
11ヶ月でもうこんな話が出てるのは早いのかもしれませんがお互いが同意の上でもうこの人しかいないと思ってお付き合いしていて、ご両親にもお互い挨拶はしてあるし彼の人生設計というか計画がしっかりしているので私が自立する練習をしながらでもそういう話をできるのは彼の丼みたいな包容力と向上心が影響しているのかもしれないです。それを受けて、私も頑張らなきゃとなるので。

・毎度ながら長くてごめんなさい
いつも長くてすみません。
先日ツイッターで同期と物事は数字じゃなくて密度で計るとか云々議論していたのに、結局恋愛とか人間関係においても年月が関わる?とか思ってしまいました。親友ちゃんの余裕さは見習いたいです。
それもやはり彼と二人でじっくりコトコトした賜物なんでしょうけれど。焦っても仕方ないし、でも確実にじっくりコトコトしていってるのかな…と信じたいです。
どうせ彼氏の仕事が落ち着くのも来年以降の話なんだし、来年の話をすれば鬼が笑うとも言いますし、今は今をじっくりコトコトしていきたいと思います。

突然好きすぎて好きが止まらん…!ていうあれ何なんだろう?
彼氏に半ば呆れられてますが。

いいなと思ったら応援しよう!