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私のための受講記録:<日経WomanキャリアPresents> プレミアムセミナー「withコロナ時代、私たちのこれからの働き方」

これは、忘れっぽい私のための備忘録です。聞き違い&解釈違いがあるかもしれません。個人の私的なメモということでご容赦ください。

本日2つ目のセミナーは3人の女性リーダーにお話しを伺うパネルディスカッションです。

秋田さん:NEWS PICSのセミナーでもよくお見かけしているので、なんだか親近感をもって見つめてしましました。アドビのバイスプレジデント。高校生~保育園生の3人のお子さんのお母さま。

江浪さん:従業員の45%が女性のトランス・コスモスのITOサービス副本部長。ご趣味の一つに「ランニング」の文字を発見!大島紬の和服をお召しになった登壇姿からは想像できないわぁ。

桑原さん:日本で最初の総合コンサルティング会社、アビームコンサルティングのビジネスユニットマネージャー。アジア地域中心に営業展開。小6の男の子さんと3歳の女の子さんのお母さま。

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※以下、セミナー内容など

これまでのキャリアを振り返って、20代のころに思い描いたとおりのキャリアになっていますか?

秋田さん:YES
仔細な部分は除き、自分が目指していた3つのテーマに沿った働き方ができているので、YES。3つのテーマとは、①好きな製品サービスに携わる、②世界につながれる仕事、③社会に対してプラスの影響を与える仕事

江浪さん:NO
「25歳までに結婚」という時代で働き始めたが、いままで働けているのでNO。生涯現役が目標。今では仕事がやりがい。

桑原さん:NO
結婚もできないかと思っていたし、子どもを持ちながら働く女性社員も当時は多くなく、まったくイメージはできなかった。妊娠時代は、先輩女性社員にいろいろインタビューしまくったことも。時代と共に法定以上の制度が社内で整備されたこと。加えて、お客様のお役に立ちたいことがモチベーションになり働き続けている。

今までに経験したピンチは何ですか?

江浪さん:沖縄に24時間365時間稼働のグローバルエリアに対応するBPOを立ち上げプロジェクトに参画。当時部長職。現場に張り付き、メンバーと共にロジカルに交渉するうちにメンバーの動きも変わり、お客様との関係も良化。今も当時の顧客との信頼関係は継続。忘れられないプロジェクトに。当時は業務が過酷で奥歯が抜ける。乗り越えた時の達成感は何よりも代えがたい。

桑原さん:不要な遠慮をしてしまい、必要なスキルを持つメンバーをしっかり集めきれず、プロジェクトが難航してしまった。自分が勇気を持ち言いづらいことを言わないと、いけないこと&目的意識を優先することの大切さを知る。当時厳しいコメントを下さった上司には感謝。

秋田さん:何千人と顧客を集めたイベントで、キーノートスピーカーが海外から来られないアクシデントが発生。こうした時は、感情的にならないことを意識。「女性は感情的」と言われるが故、より強く意識。

「死ぬこと以外かすり傷」がモットー。アクシデントが起きた時は、まず深呼吸。次に関係者をすべて招集、自分が慌てていないことを示し、別に「大したことがない」とメンバーに伝え、事態をいかに改善していくべきかを論理的に考え、速やかにメンバー毎に役割を支持すると、いつのまにか問題を解決しているケースが大半。

コロナ禍で働き方は変わりましたか?

秋田さん:YES
変わった部分と変わらない部分がある。従前から多様な働き方を認めるカルチャー。グローバルで3週間に1回金曜日が休みになるなど。コロナでの自宅用の椅子、WIFIの整備の為の費用も会社負担。経営者が、真剣に深く社員ヒアリングしている。

桑原さん:YES
対面での打ち合わせがすべてオンラインに変わった。これに伴い、打ち合わせのファシリテーションスキルが否が応でも高まった。具体的には、進行役を務める場合は、名指しで参加者に発言を求め、多数の出席者に意見を求めるなど。ビジネスアスリート。会社としては、身体だけではなく、心の健康にも気配りする取り組みをしている。毎朝ロボットがその日の体調をヒアリングする。

江浪さん:YES
従前は9割がオンサイトで請け負っていたが、現在は5-6割が在宅で顧客サポート。近時は、成果物の精度、自律などが求められていると実感。テレワークの浸透に伴い、多くのライフイベントに対応しやすい働き方になったことは評価。昨日まで10日ほど実家の奄美大島で介護をしながら働いていた。従前では不可能な働き方。

ON,OFFの切り替えで工夫していることはありますか?

桑原さん:従前は電車に乗車すると自然に仕事モードに切り替わった。在宅勤務が多い現在は意識して切り替えている。保育園から帰り、子どもが寝るるまでは、会社のメールはなるべく見ないようにしている。

江浪さん:仕事はとにかく効率重視。段取り、事前準備は抜かりなく行っている。空いた時間は趣味に邁進。コロナ太りの反省から、1か月前より筋トレとランニングを復活。メリハリをつけてON,OFFどちらも楽しむ主義。ウェビナーも活用。情報収集が手軽になったことはメリット。

秋田さん:本社が米国故、時差が発生するのはやむを得ない。江浪さん同様ランニングが趣味。毎朝走っている。走っている時に仕事のアイデアが沸くことも多いことから、プライベートの時間でも10%程度は仕事のことを考えていると推察。

リーダーの立場として、コロナ禍で心がけていることは何ですか?

江浪さん:自律がより強く求められる。自律型のリーダーを育てていくことがミッション。今までと同様に上司に相談・指示を受けているのではなく、現場で適切に判断・実行できる能力が問われる。

秋田さん:以下3点が重要と認識。その3つとは、①コミュニケーション、②エデュケーション、③アプリエーション(感謝)。
②エデュケーションの事例の一つとして、今まで深く携わっていない自社商品・サービスを社員自信が触れる取り組みを行った。この取り組みは参加した社員の満足度も大変高かった。自社商品・サービスに愛着をもつことは「自分ごと」として考えるきっかけになった。③アプリエーション(感謝)は、距離は離れているけれど、一つのチームであるという一体感の醸造。

桑原さん:新入社員のサポートに工夫を凝らした。オンラインのみの研修、オンラインのみ現場故、とても気を使った。表情やジェスチャーが伝わりにくいため、一日1回はチャットをしてもらい、それに対する返答をするように図った。

オンラインで初対面の場合に気を付けていることはありますか?

秋田さん:アイスブレイクが重要だと認識。先方が使っている背景についてコメントや質問をしたり、お名前について伺う。

江浪さん:カメラとマイクは必ずON。見た目の印象がより大事になっていると認識しているので、モニターに映った時の明るさ、背景などを工夫。

桑原さん:先般新しい試みとして、キックオフミーティングを、敢えて二部構成にし、一部は自己紹介のみに。これからは、こういった取り組み有効かと。

失敗がこわく、前にすすみにくいですのですが・・・

秋田さん:やった後悔より、やらなかった後悔のほうが大きい。失敗から何を学ぶのかが最も大事なこと。医者をやっている友人から、「あなたがそれを失敗した時に誰かが死ぬのか?」と聞かれたことが経験あり。以降「死ぬこと以外はかすり傷」の精神でやっている。

今後の目標

秋田さん:さらに多様な働き方が広がることが日本の活力の為には必要。悩みを抱えている企業も多いかと思うが、今は変われるチャンス。業種による違いはあるが、できることを少しずつ探り、実践するとが肝要と認識。こどもが大人になった時、活力ある日本にするには今の子どもたちがクリエイティブであることも大事だと認識。

江浪さん:効率や利益を追求するグローバル資本主義時代から、今は多様性を認め自律を求められる働き方に変化。プライベートでは将来現役をめざしている故、心身とも健康。わくわくとスキルアップで人間力を向上させたい。再来年は還暦。女性の友人7名でスペイン旅行を計画中。

桑原さん:変化を楽しめる自分を目指している。これからも変化は続くであると予測。そんな時でもお客様から真っ先に相談してもらえるような関係を構築していきたい。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。 また、遊びにいらしてください!