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40代にして一念発起!まったくの未経験からWebディレクターを志した、とあるおじさんの行動記録 ~序章~


ご覧いただきました皆様、はじめまして!
私、福岡市在住の40代フツーの会社員、カミキンと申します。


結婚11年目。子供なし。持ち家(マンション)あり。
どこにでもいる、ごく平均的なサラリーマン。


ちょっと変わったことと言えば、趣味が音楽で、現役でクラブDJ活動をしている、ということくらい。
(もちろん、趣味の領域ですが、20年くらいやっています。)


2020年…誰もが予想だにしなかった、新型コロナウイルスの世界的大流行による脅威。
ここ日本でも、経済面も含め、甚大な被害をもたらしました。

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今でも、様々なかたちで、コロナは私たちを苦しめ続けていますし、
その影響による被害に苦しむ方々も、まだまだ後を絶ちません。


幸い、私自身や家族・知人友人に健康被害を受けた方はおらず、皆元気に過ごしていますが、
なかには、緊急事態宣言の影響で、仕事が無くなったり減ったりして、
経済的な苦境に立たされている人は少なくありません。
特に、飲食店を経営されている方や、イベント系の方、アーティスト活動をされている方々のご苦労には、想像に余りあります。


これも幸いにして、某大手食品メーカーに勤務する私は、
緊急事態宣言下で、約2ヶ月間の自宅待機中も給与が保障され、
生活面でのダメージも、最小限に抑えられています。


業界によっては、コロナ禍で壊滅的なダメージを負った大手企業も少なくありませんが、
私が勤務する食品メーカーは、生活必需品ということもあり、
もちろんノーダメージではありませんが、それなりに業績も好調で、
最近では、コロナ以前の水準まで業績が回復してきつつあります。
(但し、オリンピック延期の影響はモロに受けてしまった…というのが、勤務先のひとつのヒントですw)


もちろん、会社の対応にはものすごく感謝していますし、
こんなとき、会社員で良かった~と、正直思ったのは事実です。
しかし、自宅待機中で、暇な時間が増えたときに、ある日ふと思いました。


もしも、私が違う業種の会社に勤めていたら…
もしかしたら、給料も減り、生活に困っていたかもしれない。
最悪、職を失い、路頭に迷っていたかもしれない。
そう考えると、果たして、今までどおりの生活を送っていてもいいのだろうか?という疑問が、頭に浮かんできました。


以前にも、将来に備え、副業などをやったほうがいいのでは?と考えたことはあって、
いくつかビジネスをはじめようとしたことはありましたが、どれも上手くいかずに、途中で頓挫。


そこで、これからいったい何をすればいいのか…と、思い悩んでいる私に、
ひとつの良書との出会いがありました。


それが、あの大手IT企業 ヤフーのCSOにして、現在、慶応義塾大学SFCでも教鞭を取られている、
安宅 和人さんの著書『シン・二ホン』でした。


同著では、主に、この国におけるIT産業の圧倒的な人材不足、
それによる先進諸国との技術革新の格差拡大などの問題提起がなされ、
既に手遅れながらも、今から本気になってその諸問題に立ち向かえば、
この国は再び立ち上がり、世界の先端技術をリードする力を持つことができる!と、強く訴えかけています。

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近年、AI(人工知能)の社会実装が進み、AI×ビッグデータの利活用により、
あらゆる産業においてイノベーションが加速すると言われていますが、
安宅さんによれば、日本はそもそも、そのグローバルな潮流に乗り遅れているどころか、その土俵にすら立てていない、と仰っていて、
その主な要因は、先にも述べましたが、圧倒的な人材不足にあり、
そのスキルを有するエンジニアの数は、数十万人単位で不足しているとも言われています。


私は、現在44歳。
普通に考えれば、今から他業種に転職してキャリアアップするというのは、あまり現実的ではなく、
今の会社も、決して待遇が悪いというわけではないのですが、
ぶっちゃけて言うと、非正規雇用の身のため、老後の保障は一切なく、
自分で今から備えなければ、年金だけではジリ貧な老後が待っている…という、半ばディストピアな状況。


しかし、それだけエンジニアが不足しているという、データ×AIという分野であれば、今から努力してそのスキルを習得できれば、
副業としてプログラミングで稼ぎつつ、転職やフリーランスなどのキャリアチェンジも夢ではないのでは?…と考えた私は、
さっそくいろいろとググり、今後、データサイエンティストという職業の需要が高まること、
そして、AI・機械学習等の分野において、Pythonというプログラミング言語が脚光を浴びていることを知り…


よし!これからはAI×ビッグデータの時代だ!
今からプログラミングを学ぶなら、今最もアツいPythonだ!


と、一念発起して、プログラミング学習を開始することに!


まずは、この記事を読んでくださっている方であれば、
まさに王道パターンとも言える Progate(プロゲート)の門を叩き、学習を開始。

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Pythonは、その応用範囲の広さと共に、比較的、他の言語に比べ学習コストが低く、初学者でも入りやすいということを、ググって調べていたので、
時折挫折をしながらも、1ヶ月ほどかけて、なんとかPythonコースをひと通り修了。
他にも、オンライン講座サイトUdemyでPython講座を購入し、こちらもひと通り学習。


…そこで、私はあることに気づきます。


もともと、プログラミングをはじめた理由として、まずは今の仕事を続けながら、
あくまで副業として、お金を稼ぐ手段を身につけることでした。
しかし、Pythonをひと通り学習した私が、真っ先に思ったことは…


で、自分は一体、これから何をやって稼げばいいのだろうか?


という、言ってしまえば身も蓋もないことでした。


Pythonには、Djangoという、Web制作などにも応用できる
フレームワークも用意されていますが、
副業として稼げるような制作案件は、圧倒的に少なく、
また、本来バックエンド(サーバーサイド)の言語であることから、
自身のアタマで考えてプログラムを書くことが求められ、
特に、AI・データサイエンスの領域においては、それ以前に、
線形代数や微分積分などの数学的知識が必要不可欠のため、
自分が当初思い描いていた「副業として稼ぐ」という目的には、
まったくそぐわなかったのです。


いろいろと調べている中で、HTML・CSSなどのWeb制作に関わる言語のほうが、
クラウドソーシング等も含め案件数も多く、学習コストも低いことから、
副業としてはじめるのに最適である…というのは、当初から認識していました。


しかし、参入障壁が低い=ライバルが多いレッドオーシャン…と考えた私は、
ファーストチョイスとして、あえてそこを選ばず、
今後、確実に需要が拡大すると見込まれるPythonを選択したのですが…
それを利活用する分野のハードルが、全くの未経験・しかも独学の私には、あまりにも高すぎました。


年齢も年齢なので、稼ぐまでにあまり長い時間をかけたくなかったこと、
また、金銭的な理由もあり、数十万円かかるプログラミングスクールに通うという選択もできなかったことから、
比較的、独学からでも稼ぐレベルまでいけるというHTML・CSSに、学習をスイッチするという選択をしました。

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同時に、独学のモチベーションを維持するために有効な手段として、
Twitterのアカウントを新たに作成し、日々の学習の成果をアップしていくことにしました。


2020年6月…学習を開始して、約1ヶ月後。
どこにでもいる40代・プログラミング完全未経験のおじさんが、
Web制作者を志し、今後どのような軌跡を描いていくのか。
そして、初案件獲得は未だ果たせていないものの、それに至るまでに、
どのようなプロセスを踏んでいくのか。


ご興味のある方・特に、これからプログラミング学習をはじめるよという方に、ぜひご一読いただき、
「あ、こんな何の変哲もないおじさんでも、頑張ればここまでやれるんだな!」というのを見て、
ご自身の今後の励みや、ご参考にしていただければ幸いです。


つづく☞☞☞

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