私の人生〜境界性パーソナリティー障害を持つわたし〜

まず軽く自己紹介をします。私は25歳の女です。

境界性パーソナリティー障害という性質とADHDとうつ病を兼ね備えたスーパーハイブリット人間です。

最初なので、私の人生において生きづらさを感じるようになったきっかけ、家庭内環境について。色々書いていけたらいいなと思っています。

まず物心ついた頃から母親と仲が険悪でした。どのくらいかというと喧嘩をすれば血が出るレベル。近所の人が警察に通報して、警察が来るようなレベルの激しい喧嘩を常々してきました。そして私の兄は知的障害者です。話が通じません。父親はそんな私達にうんざりしている様子で暴力で解決させようとする節がありました。

私の最大の生き辛さの要因である境界性パーソナリティー障害はおそらくその家庭ない環境から来ていると思われます。

「パーソナリティ障害」とは?

パーソナリティ障害は、大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんだり、周囲が困ったりする場合に診断されます。認知(ものの捉え方や考え方)、感情のコントロール、対人関係といった種々の精神機能の偏りから生じるものです。「性格が悪いこと」を意味するものではありません。
パーソナリティ障害には、他の精神疾患を引き起こす性質があります。それらの精神疾患が前面に出ることが多いことから、パーソナリティ障害は、背後から悪影響を及ぼす黒幕のような障害とも言えます。
治療を進めるためには、患者と治療スタッフとが協力して問題を認識し、対策を検討することが重要です。この障害は経過中に大きく変化することや治療によって改善する可能性が高いことが、最近の研究で示されています。

厚生労働省のHPから引用したものです。

親に「死ね」「お前が生まれてこなければ」「私の人生の汚点だ」など心無い言葉をかけられるのは度々。慣れてしまいました。(ここで凄いのはこんなにひどい言葉を再三浴びさせられながら育ったのにも関わらず自己肯定感が強いということです。)ですが、やはりそんな悲しい言葉を言われ続けると心は弱っていくものなんですね。物心がついた頃から対人関係でかなり苦労したのを思い出しています。


母はすごく頭がよくひどく繊細な人でした。よくヒステリックを起こしては私に対して暴言をはいたり、暴力を振るってきました。(私が大人になるにつれて暴力は減っていきましたが。)小さい私に向かって食器を投げつけて、割れた破片で自分の腕をビーッと切り「お前のせいだ」「お前がいなければ」と怒鳴られ続けた光景を今でも忘れられません。また首を絞めて殺そうとしてきたり、お風呂に頭を押さえつけたりと、私が小学生の頃は特に暴力が酷かったなと思います。

先に書いたように私の年齢が上がるにつれて暴力は減っていきました。力では支配できないということに気がついたんでしょうね。中学生になってからは言葉での攻撃がとても強くなっていくのを感じていました。ここで厄介なのは「言葉の魔力」です。それは言われた言葉を受け入れてしまうこと。「自分はこんな人間なんだ」と思い込んでしまうこと。思春期の私は大変素直に反発していたのでどうにかまだ生きて行けていますが、そのときに受け入れてしまっていたら自己肯定感があまりにも低いスーパーメンヘラ(本当の意味のメンヘラ)になっていたと思います。まあ、今でも十分スーパーメンヘラなんですけどね。




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