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未経験デザイナーが感じたフリーランスの現実

以前こちらの記事で事業会社に所属しつつフリーランスの活動もやったことがあると書きましたが、今回はそのフリーランス時代に行ってたこと・思ったことを中心に書きたいと思います。


フリーランスを始めた背景

デザイナーとしてキャリアを築く中で、自分のペースでクリエイティブな仕事ができ評価もダイレクトに受けれるのではと考え、事業会社にて契約社員として働く傍らフリーランスを始めた時期があります。
ゆくゆく、フリーランスが軌道に乗ったら事業会社は辞めフリーランス1本でやってこうという考えもありました。

通勤時間が無くなる分自由に時間が使え、その分スキルアップなどの自己学習の時間に費やしたり、人と会ったり、1日を有意義に使えそうと期待を膨らませていました。

フリーランス時に行っていた仕事について

仕事はどこから取ってきたかというと、基本知り合いの伝手とFacebookページの2本でした。
これを通して交流会などにも参加し、クライアント発掘なども行ってました。
また、個人サイトも構築しそこからの依頼も受け付けていました。

Hummerのイベントなどにも参加させてもらったり

デザイナーとしてのサービス内容は

  • Webサイトデザイン

  • Webサイトコーディング

  • WordPress関連

    • WP導入

    • テーマ作成・カスタマイズ

肌間的に、知り合いや個人サイトからの依頼はデザインの仕事・Facebookからはコーディング・WP関連の仕事の受注が多かった気がします。

知り合い・イベント→対個人事業主
Facebookページ→対企業

だったからだと思います。

フリーランスがキツいと感じた理由

  • 営業活動

    • 伝手やイベント、FBページ、個人サイトどのルートからの依頼にも言えますが、しっかりとした関係を築けるお客様はほんの一握り。一度ご依頼いただけるがそれっきりという人も多かったです。なので、新規獲得のためにイベントに参加し続けたりFBページの投稿や個人サイトの記事更新を頻繁に行ったり、継続のお声がけをしたりという活動に大変さを感じてました。

  • 収入がマチマチ

    • 3~40万稼げる月もあれば10万以下の月もあり、フリーランスでの収入が安定していませんでした。そのため最初は事業会社で働きながら活動していましたが、結局最終的には事業会社でのインハウスデザイナーの道を選んでます。

  • 事務作業

    • 確定申告や経費精算など、単純に事務作業が面倒くさかったです。こういうのも一人でやらないとなのか・・と思ってました。

  • 変な人がいる

    • おそらくこちらが一番フリーランスあるあるなのかなと感じてますが、クライアント・同業者双方に変な人が現れます。

      • 激安の価格で交渉してくる割に多くの要望を詰め込んでくる人

      • そもそも制作費を踏み倒してくる人

      • 大量のスライス作業やコーディングを時給2~300円レベルで依頼してくる同業者

特に、最後の変な人たちのハンドリングにとても疲れました。踏み倒してきた人には内容証明送ったり、料金回収にあり得ない程時間がかかりほんとに疲弊しました。

まとめ

決して誤解しないでいただきたいのが、フリーランスは辛いので辞めたほうがいいと言いたいのではなく、あくまでも自分には合っていなかったという話になります。
営業スキルやトラブル解決能力が当時の自分には無かったです。
自分はフリーランスをやってみて、こういう所に割く時間を全てクリエイティブへ投資したいと感じインハウスデザイナー1本の道を選びました。

もちろんフリーランスをやってみて良かった事もたくさんあり、作業スピードの効率化やクライアント・パートナーとの連携(良い人たちに限るが)、評価と報酬をダイレクトに頂けることの嬉しさ、何よりこの先のキャリアの道しるべになった事が良かったなと感じてます。

以上、読んでくださりありがとうございました!!

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