寒がり&人見知りライター寒冷地でのシェアハウスのくらし
シェアハウスの設備・寒さ対策
出発前から、とにかく心配だったこと。それは「雪」と「寒さ」
関西方面出身の両親に育てられ、なんなら自分も広島生まれ。育ちは東京だけど、遊びに出かける先はいつも本州の西の方。好きな季節は「夏」ニガテな季節は「冬」時々降る雪で遊ぶのは楽しいけど、スキーウェアとかは重いし動きづらくてニガテ。
そんな私がどれほど重装備で北海道にやってきたかは想像に難くないでしょう。
そして、シェアハウスと聞いていたので、狭い部屋でプライベート空間も少なく、なんとなく寒そうな印象を抱いていました。
とにかく心配ばかりしていたのですが、住んでみると予想に反し、とても快適な住居だったのです。
シェアハウスの設備
<外観>
2023年冬時点で、まだ築5年位のシェアハウス。とてもキレイでありつつ、我が家感のある温かみのある建物です。
<1階ー玄関ー>
広い玄関フロア。雪国なので、玄関は扉二つあります。靴箱もたくさんあるので、靴を収納する場所には困りません。
<1階ーキッチンー>
キッチンは、シンク・コンロのセットが二つあります。基本的に写真に写っているところを使っている人が多いですが、写真の左奥にもう1セットシンク・コンロがあります。
冷蔵庫も二つあり、住人の状況にあわせて使い分けてます。
調味料などは、共用で利用しているもの以外で、自分のものは名前を書いて管理しています。
食器や鍋、炊飯器、電子レンジ、湯沸かしなど共用のものが一通りあるので、普通の生活をするのには、まったく困りません。
なんなら、手打ちうどんも作れました(笑)
<1階ーリビングー>
リビングで仕事をしている人もいます。時々みんなで鍋を作ったり、ゲームをしたりもしています。
<2階ー共用スペースー>
男女別お手洗い、シャワー2部屋、お風呂と、洗濯機が2台、洗面台が2つあります。掃除機も置いてあるので、自室の掃除用にも使えます。
1階、2階ともにですが、共用スペースにストーブがついてます。寒い季節に来たので、24時間ほぼずっとつけている状況でした。
<2階ー自室ー>
机・棚・ベットの他に、クローゼットもあり、一人で暮らすには充分な広さでした。部屋にストーブもありますが、割とシェアハウス自体が暖かくて、つけている時間は短いです。
洗濯物は部屋に干すので、その際はストーブをつけたり、外出時に部屋に置いておくと自然に乾いたりします。(乾燥の季節なので、部屋干しは理にかなっていました)
住人同士のコミュニケーション
大きな心配事のもう一つ「住人同士のコミュニケーション」
とにかく人見知りの私。シェアハウスの流儀なんてまったくわかりません。
なのですが結果、上川町という土地柄もあってか、住人の方々は本当にみんな良い人であり、とにかく大人。
適度な距離感を保ち、プライベートも確保されていて、私自身はとても快適な暮らしができるようになってきました。
とはいえ、月並みな話もありますが、初シェアハウス体験をしてきた中で気づいたことを少し書いておきます。
<来客時のマナー>
少し生活に慣れてから反省することもあったのですが、シェアハウスは「シェア」している「家」なので、プライベートな空間なんですよね。
なので、住人以外が入ってくる際には、来客がある旨をみんなに連絡するようにしていました。
<自炊時>
これも人見知りからくる発見だったのですが、誰かがご飯作っていると、リビングにいる人の分も取り分けてくれたりしました。自分が持っていない食材や、調味料もシェアできるので、ご飯の質が高まり嬉しかったりします。
<掃除>
今いるメンバーの中では、特にルールは決まっておらず、できる人が気づいたらやる、という形になっていました。私はそれが心地よいと思っていたので、とても暮らしやすい環境です。
<雪かき>
雪国だからこそ、だなと感じましたが、雪が積もると雪かきをしないといけないのです。これもルールとかではなく、やれる人がやる。という流れでした。
私は今住んでいるメンバーの中で、一番朝早く出ることが多いので、歩いて外に出る部分あたりだけはやるようにしています。(長くても15分位で)
シェアハウスは毎晩パーティー状態で、いつもリビングでワイワイしてたらどうしよう。。。なんて要らぬ心配をしていましたが、どちらかというと、シェアハウスは、空気を読める大人力のある人が集まってくるところだなと感じています。
自分の空間や時間をみなさんしっかりと持っているので、変な気もつかわないで済んでいます。
また、一方で、町をよく知る人達が身近にいるので、すぐに助けてもらえる安心感もあり、シェアハウスにお世話になれて、本当によかったと感じています。