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「札幌のあちこち視察」2日目

 4月26日(木)2日目
 ホテルロビーで集合。皆はホテルの朝食バイキングを満喫したようだ。時間に合わせてゆるゆると人が集まってきた。

綺麗とはお世辞にもいえない、きくちゃんのセレクト朝食
完成していない海鮮丼的ごはんが、これまた痛々しい

 バスで移動。今日は雨が降っている。昨夜から降り始めていたから、夜道を歩いて帰ったゆーきは、自宅についたら髪の毛がクルクルになっていた(濡れると天然パーマが発動する仕組みです)。
 この日のバスの乗り降りは、皆でダッシュ。


10:00 docomo北海道支社


 1階のフロアには、携帯電話の歴史がわかる、過去製品がガラスの中に陳列していた。待っている間にそれらを眺める。「これ懐かしい!」というゆーきの声に「え、それ知らないです」という、ななみん。
 畜生。これが年代の差か。

「これ持ってた!」と覗き込む、ななみんときくちゃん
日本初の携帯電話(1987年)
さすがにゆーきもこれは持っていない

 2階に案内され、テーブルにつく。コの字型配置のため、皆の顔が少し見える。昨日の夜を楽しみすぎたメンバーは、やや青い顔をしている気がする。
 隣に座った仲間に「頭痛くない?大丈夫?」と聞かれ、「元気です!」と返答。「わたし…頭痛がする」という小さな声が聞こえた頃、docomoさんによる説明が始まった。

docomo北海道支社にて

 地域独自のプラットフォームで、住民、自治体、事業者をつなぐ自治体アプリの説明を拝聴。すでに導入している他の自治体の例も挙げられ、ふむふむと実際にアプリを触ってみる。
 町内のお店のクーポンがあるって、いいなぁと眺めた。「コーヒー1杯無料」とある。ああ、今コーヒー飲みたい…というその思いをぐっと胸に秘め、話の続きを聞く。
 生成AIの紹介や、災害時の対応などさまざまな視点の貴重な話をお聞きし、終了した。

12:30 昼食

 メンバーの数が多く、マイクロバスでは入る場所も限られていたため途中の大型スーパーにて各自昼食。2階に広い休憩スペースもあるので、ゆっくり休憩もできて特に困らなかったが、バスを降りたとたん、スマホを見ながら店とは違う方向へ歩き始めた、きくちゃん。
 
あいつは絶対に、近くのカフェに1人で行ったはず。

 後で聞いたらその通りだった。証拠写真を入手したので、公開する。
 やはりスーパーとは違う、うまそうなものを食べている(ちなみに私たちが立ち寄ったスーパーはお惣菜のレベルが高く、札幌在住ゆーきもよく買い物に行くところです。おいしいのですよ。念のため)。

なんかおしゃれなところに行っておるではないか
おいしそう…

14:30 大丸株式会社

 さあ、最後の視察。
 大丸株式会社さんは、百貨店ではなく、オフィス用の文具や情報機器などを扱っており、オフィスの家具・インテリア提案などもしている企業。
 1階は倉庫、2階から4階をオフィスとしているエリアを3グループにわけて順次ご案内いただいた。

格好いい壁には、フロアの事業内容が書かれている
浮き出ている文字をよーく見ると…社名!!!

 それぞれのフロアごとにコンセプトがあり、ガラス張りの会議室やフリーアドレスのテーブルなどが格好いい。
 こういうオフィスで働いていたら、出社も楽しいし、仕事効率も上がりそうだ。自宅事務所率の高い、われらメンバーはやや無言になる。
 でも、ここに近いイメージの町役場だったら、働いている皆さんも、訪れる町民もちょっと明るい気持ちになる気がしてくる。
 ここに上川町らしさを加えた、素敵な空間になるといいなぁ、町役場。と思いを巡らせた。

右側のガラス内は会議室
左側の奥はカフェのようなオフィス空間となっている

 雨が降る中、大丸の皆さんに見送っていただき、バスは出発。2日間の札幌視察はこれにて終了だ。

 帰り道のバスの中は、皆疲れで静かだったような気がするが、何よりも2日間運転してくれた町役場のKさんには感謝しかない。途中できわどい駐車スペースがあると「試されている…」とつぶやきながら、見事なテクニックで切り返していた。

 チームのメンバーともさらに仲良くなれた気がする。
 2日目に「昨日の夜のこと、覚えてます?」とやや白い目であゆりんに聞かれて「うん!もちろん」と答えたが、記憶の一部くらいは欠落しているかもしれない。でもまあ、黙っておこうと思う。
 
 札幌視察、お疲れさまでした!

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