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DXワークショップ開催「2Days」
かみかわKICHATTAシーズン2のメンバーには、以前にご紹介した通り「DX推進担当」が2名います。その2人が4月30日、5月1日の2日間にわたり、交流スペースPORTOにてDXワークショップを開催しました。
ワークショップをやろう!と決めたのが4月19日。
日にち、場所の決定後はとにかく人を集めること!24日には、ななみんがチラシを準備するというスピード行動(協力:七海妻)。GWということもあり、ハードルも高い中、ななみんは30日当日には上川高校に直営業へ!素晴らしい行動力に拍手喝采である。
■4月30日(火)1日目
しかしながら…開始時間の16時になっても関係者しか集まらない…という不測の事態。この日は天候も雨という悪条件も重なり、主催のななみんとあゆりんは、ショックを隠せない…。
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泣き崩れるななみん(誇張)
明日に向けて対策を練ったのち、1時間遅れでワークショップを開催。
講師:鈴木亜由子(あゆりん)
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① DXとは何か
DXを知るための重要なキーワード
IoT、AI、ブロックチェーン、ビッグデータについて、丁寧に解説。
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② 〇×クイズ
1の説明で学んだことを生かし、クイズ形式で楽しく復習。
カラダで「〇」と「×」を示す。なごやかな空気でクイズは進む。
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③ 正解当てクイズ
上川町の身近な人に教えてもらった「わたしの考えるDX」としてクイズ形式で進む。
シーズン2のメンバーである、空間デザイナーふみちゃんは「クライアントにイメージが伝わりやすいよう【3D動画】を活用している」、エッセイストゆーきは「最近は本を作るときの挿絵に【生成AI】を使っている」などさまざまな「わたしの考えるDX」事例があげられた。
④ フリートーク
ななみんも交え、参加者とDXについてフリートークで盛り上がり、無事に1日目は終了。
あゆりんnote
DXが何かという投げかけに、はっきりした定義をつけることは容易ではないものの、流動性の高い昨今において、私から伝えたいことを素直に伝えられ、それを踏まえて来場者の意見交換が活発に進んだと思います。
DXは、IoT、AI、RPA、などなど、先鋭的なデジタル技術を組み合わせながら、生活を変革することですが、「人」を置き去りにせず、デジタルを土台にして、ステップアップした体制を築くことが大切、という認識は、おおよそ同様だったようでした。
開催場所であるPORTOは、上川町でも若い方々が盛んに立ち寄る賑やかな施設の1つです。高齢化が進んでいる街らしいですが、活気にあふれていて、新しくて面白いことが、続々と花咲く場所だと思います。
効率化することが正解だと、一時期思ってながらもワークショップをしてみて、上川町でめざすDXは、ただの円滑化ではなくて、街の住民を守りながら、エンパワーできるような、サステナブルなDXではないかと、現在考えさせてもらってます。
■5月1日(水)2日目
ついに2日目。高校生がやってきてくれた!協力いただいた上川町のみなさん、ありがとうございます。ななみんも嬉しそうに、ワークショップはスタートした。
講師:七海龍平
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最初にQRコードで「slido」を読み込んで参加!
・匿名で入力できる
・質問に対してslidoを通じてやりとりが可能
「GWは何して過ごす?」
「今日のテーマの中で、何に興味がある?」
返事をしやすい内容で、即時画面に反映されるのが興味をそそるスタートとなった。
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ななみんは自己紹介をしたあと、興味が持ちやすいゲームの話に。
①ゲームとデジタルの進化
2000年頃からのパソコン、テレビ、ゲーム、デジタルコンテンツを通じてデジタルの変化を説明。ゲーム、スマホ開発、アプリなどはどうやって作るのか?時代とともに作り方も変化。
ゲームという身近なものをベースにしているので、高校生たちも話に入りやすく、会話も弾む。
②プログラミング
ブロック崩しゲームを制作。「PROCESSING」を使用して、実際にななみんがその場で制作してみる。
ChatGPTに「PROCESSINGでブロック崩しを作りたいので、ソースコードを書いてください」と投げる。それを使用して貼り付け、実行ボタン!
その後は「マウスでゲームを操作したい」「ゲームオーバーをなくしたい」などChatGPTでやりとりして改善。
いかに簡単にゲームが作れるか実体験。
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③上川町の未来
上川町以外の都市の魅力とは何なのか?という最初の話題を高校生を交えて対話。
人が多い、買い物がしやすい、仕事が豊富…。つまりはお金が稼げる?果たして本当にそうなのか?猿払村は高額所得者が多い。LINE利用者数は世界で約2億人。日本で多く使われているからもっと多いのではと考えるが、実際はそうでもない。WhatsApp利用者は約20億人。日本人はほとんど使っていない、知らない。
つまり、正しい情報は自分で掴む時代。とななみんが語る。
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上川町の未来は、誰にもわからない。デジタルで調べても、ChatGPTに聞いても、わからない。自分でやってみないとわからない。
さあ、みんなが住んでみたい街って、どんな街?
最後の問いかけで、参加者は上川町、そして自身の未来のことを想像し、ワークショップは無事に終了した。
ゴール「デジタルっておもろいやん!」
ななみんnote
開催前に感じていたこと
・チラシ作ればとりあえず集まるだろう!
・街の未来のことなら誰だって興味があるはず
・人前で話すことは沢山あったから、自信があった。
・プログラミングを知ってる人に教える機会しかなかった。
開催後に感じたこと
・人を呼ぶと言うのは簡単なことではない、今までの自分は「場」を用意してもらっていた。
・10代と自分(アラサー)の興味の方向はもちろん違う
・相手が興味があるかどうかわからない状態で人前で話すことは勇気がいることだなと感じた
・伝え方を工夫することで、みんなにプログラミングを身近に感じてもらえる嬉しさを知った。
僕のWSを受ける前と受けた後で、どれだけ多くの変化をどれだけ簡単に感じてもらえるか。それがWSの価値だなと思った。
印象に残った来場者の言葉、反応
・クラスでモンストが去年流行ってクラスみんなが急にやり出した
・プログラミングでどう動くか気になる実装を、実際に動かした時みんなすごく楽しそうだった
・最後に、これどうやって家でやれるのかもう一回聞いてもいいですか?と聞いてくれたのがすごく嬉しかった。
・とりあえず、楽しんでくれた様子が一番嬉しかった。
■おわりに
2日間、スタートから最後まで見ていて、どちらかだけの参加はもったいないなと感じていました。
あゆりんの1日目で「DXってなんだっけ」という丁寧な説明と、クイズなどによってそれが概念でありながら身近に感じられるようになり
そして、ななみんの2日目で
実際に手を動かして、ゲームを作っていくのを目の前で見るという、実体験。
まるでDXの授業の1時間目と2時間目。
両方受けてこそ、意味があって。そしてまた3時間目に続いていく。
今回は3時間目はできませんでしたが、この2日間によって、聞いた人たちが、
自分で3時間目を構築していくような
もっとDXを自分ごとにしていくような
そうなっていくといいなぁ、と
デジタルに対して強くもない、ゆーきは思ったのでありました。
急遽ワークショップ開催を決めて、実際に2日間行えたのも、上川町のみなさんの協力があってこそ。
会場となったPORTOや、高校の先生方、当日見に来てくださった皆様、ほんとうにありがとうございました!
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