山とコーヒーと(金勝アルプス編)
唐突ですが
日本アルプスへ行ってみたい。
いつか行けたらいいな
そんな思いを抱きながら今回は奇岩・巨岩の縦走路が楽しめる金勝(こんぜ)アルプスへ行ってきましたよ。
(さすがに日本アルプス日帰りは無理なので)
<金勝アルプスについてはこちら↓>
栗東市観光協会さんHPより
初めて降り立つ滋賀県草津市JR草津駅前。
駅前ではそれぞれの色彩のアウターを羽織った人達がマイク片手に思いの丈をぶつけています。
演説の隙を見計らって駅前を撮影↓
草津駅東口④乗り場から帝産湖南交通バスで終点の上桐生まで乗ります(バスではICカードは使えず現金のみ運賃は¥440でした)
1時間ほどで終点上桐生に到着。
ここから登山口まで歩いて向かいます。
登山口付近に割と広めの有料駐車場とWC、そして自動販売機がありました。コンビニはないので行動食は事前に用意する必要がありますね。
晴れの予報でしたがあいにくの曇り空。
YAMAPをセットしていざ入山!
<今回のルート>
①上桐生登山口(スタート)
↓
②落ケ滝
↓
③天狗岩(昼休憩)
↓
④耳岩
↓
⑤上桐生登山口(ゴール)
気温17℃湿度44%
少し歩いただけで暑っ。
寒がりの暑がりという体質なので早速着ていたレインウェアを脱ぎ捨てオクタのミドルレイヤー姿に変身。
雨降ったらとか寒かったらどうしよとか考えたらウェアだけでザックがパンパンになりがちなので自分の体質に合った服装を早めに見つけるのが荷物削減のポイントですね。
落ケ滝までは沢に沿ったルートで沢を右から左へ繰り返し渡るのが風雲たけし城みたいでちょっと楽しい!
小学生らしきちびっ子ハイカーもきゃっきゃっと山歩きを楽しんでますね〜
ネタバレになるかもしれないが今回のルートは
歩いていて非常に楽しい♪
何故なら沢渡りやロープを使って岩を登ったりと色んな場面を歩くので刺激があって飽きないですね。
行き帰り同じ道を歩いているそこの貴女。
「人生に少しの刺激が必要と感じたら山を歩いてみないかい?」
さて、登山口から30分程で落ケ滝に到着です。
静かに落ちる水音をBGMに行動食をつまみながら小休憩。
このあたりから太陽が顔を出してきました。
つぎの天狗岩までは山あり谷ありのアスレチックゾーン。
「.こんなとこ登れるの??」
「水たまりばっかりやん」
「がさがさする」
アスレチックゾーンはこんな感じ↓
低山の場合はガチの山着でなく動き易い服装でもある程度は大丈夫ですが、足元は滑ったり挫いたり怪我のリスクがあるので登山靴を履くのを推奨します。
入山届を提出する山もあるくらい山歩きは自己責任のアクティビティですので自分の身は自分で守る必要がありますよね。
アスレチックゾーンは絶賛継続中ですが小腹が空いてきたので小休憩。この辺りから景色に変化が生まれ水辺エリアから急登エリアへ場面が切り替わっていくのを感じます。
稜線は優しい風が吹きじんわり汗ばんだ衣服内を通り抜けるのが心地よいですね。
このあたりからゴロゴロと転がっている岩を目にします。
目の前のに現れる大小異なる岩を手足を駆使して一つ一つ乗り越えていくと、、、
目的地の天狗岩が目前に。
でかっ。
天狗岩は想像より大きく存在感溢れる立ち姿。
「おおっ〜」と見上げるとぶらりとぶら下がったロープを発見。
「頼むから切れないでくれ!」願いながら登っていった先には、、、!
歪な岩の上は意外に平らで360度見渡せる絶景。
天狗岩下にベンチが設置されていましたがせっかくなので岩上ででおにぎり&コーヒータイムで休憩です。
毎度のことながら山に囲まれて食べるおにぎりとコーヒーは最高に美味しいですな。
陽が出て程よいポカポカ陽気の中で何をするわけでもなくボッーとしてると休憩の入れ違いで先へ進んだ小学生らしき少年が遠くに見える。
小学生「すごーい。さっきの岩とおじさんがよく見える〜」
稜線上は遮る障害物がなく声がよく通る。
マスター「、、、おじ、さん、、、」
静かに視線を落としてゆっくりと息を吐き再び視線を戻すとやっぱり小学生が見える
マスター「やっぱり現実か、、、」
マスター 「(少年よ。何十年後に同じ現実を味わうがいい)」
休憩なのに何か疲れた変な気分で次の目的地の耳岩を目指して山歩き再開です。
耳に見えるような見えないような。。。
先ほどの一件が尾を引いているのか何かここでもすっきりとせず。
もやっとしますが帰りのバスの時刻を考慮して下山することに。
ここからゴールの登山口まではしゃらしゃらの花崗岩地帯が延々と続くので滑らないように足元注意で下っていきます。
ひたすらブレーキを踏みながら下る感覚なので前太ももがパンパンで筋肉痛を覚悟します。
「筋肉痛が翌日にきたらおじさんではない!」
疲れてきたら↑を己に言い聞かせて下山するマスター。
下る途中の草花達
↓↓↓
前方に舗装道路が見え始めたら花崗岩エリアが終了して着実にゴールへ近づいてるのを感じます。
ゴール手前のオランダ堰堤でオランダ人技術者のヨハネス・デレーケ氏と記念写真を撮影してゴールへ向かいます。
ゴールの上桐生バス亭に到着。
天気も良く小さいお子様からベテランハイカーさんまで楽しめる山あり谷ありの金勝アルプス山歩きも無事終了です。
次はどこの山を歩こうかな。
<マスターの山歩き記録>
日時:2023年4月3日(月)曇りのち晴れ
場所:滋賀県/金勝アルプス
山歩きタイム:4時間19分(休憩含む)
走行距離:7.0km
持ち水:2000ml×1本 500ml×1本
行動食:チョコまみれ/ビタミンCゼリー/1本満足バー/おにぎり3個
稜線での話し声はよく通る。
かみかわ珈琲焙煎所
マスター