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精神的に病んでしまった…の巻


今日は湿っぽい話しを書くよー。最初に謝っておきます、すみません。


今日のお話しはここから


私の家庭は周りから見れば幸せそうな家庭だったでしょう。実際、私はあることを除けば幸せだったと思います。

しかし、父と母はまともな家庭で育っていませんでした。おじいさんは、今考えると精神的な病気か学習障害があったのではないかと思うのですが、協調性がなくどこかに雇われて仕事をすることができませんでした。

両方のおじいさんが酒に溺れ、自営業でその日暮らしでした。なので、おばあさんが正社員で働いて一家の大黒柱として生活していました。

父は高校に行けず職人として弟子入りし、母は働きながら定時制の高校に行ったそうです。

母方のおじいさんが、特に大変でした。酔っ払って道端で寝ていると警察から何度も電話があり、その度に迎えに行って、ご近所さんに謝っての繰り返しでした。

田舎ですから「○○さんちの孫は○○大学に行って、○○さんちの○○ちゃんと結婚したんやって」から始まる噂話が蔓延している中、我がじいさんの噂は、ばば様たちの格好のエサになるわけです。

恥ずかしいったらありゃしない。

両親は生い立ちも結婚後も、おじいさんのおかげで幸せではなかったわけですから、何かにすがりたかったのかもしれません。選んだ選択は


宗教でした。


輸血をしないことで有名な宗教です。

そう、私はエホバの証人2世ってなわけです。2世は精神的に病んでいる人が多いです。

もれなく私も病んでいました。

父親にいつ鞭(ムチ)で叩かれるか分からない、とてつもなく大きな恐怖に幼い頃から高校生になる頃まで怯え、本心を押し殺し、父と母にいかに気に入られて生活を送るかばかりを考えて生きてきました。

力仕事の職人で、腕の筋肉が盛り上がっている父が角材を持って「歯を食いしばれ!」と、わたくしめのオケツに振り下ろす瞬間の怖さ。精神崩壊しますって。一瞬庇おうとするので、手の小指が骨折したこともありました。

鞭で叩かれる理由が「嘘をついた」とか「泥棒をした」とかなら、まだ納得したかもしれませんが、集会に行って居眠りしたとか手を挙げる回数が少なかったとか「そんな理由?」みたいな。


そんなこんなで「いつこの宗教をやめるのか」が私の人生の希望であり目標でした。


20歳過ぎた頃からだんだんとフェードアウトし、22歳の頃だったか、逃げるように県外の寮付き派遣会社で働くようになりました。

しかし、うつ病だったため、長くは働けず転職しては辞めてを繰り返す人生が始まりましたとさ。めでたしめでたし。パフパフ。

とはならねーんだわな、これが。


インターネットが普及し始めた頃、大型掲示板に、私の生い立ちを書いたら、自分の弱さに負けたお前が悪いなどと書かれましたが、世の中にはですね、「洗脳」と言うものがありましてね、家族という狭い空間の中で「エホバを信じてないあんたが悪い」という教育を受けていたら、逃げる方法なんか思いつかないです。

誘拐された子供が、何年にも渡って犯人の家の地下で拘束されたニュースを見て「なんで逃げないの?」とコメントする人がいますが、私は彼女たちの気持ちわかる気がします、はい。


さーて、明日は何を書こうかね。まだ未定。お楽しみに。誰が楽しみにしてるのか知らんけど。


お話しはここまで


画像提供https://pixabay.com/images/id-1013898/ 

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