M-1グランプリ準決勝進出者の感想
大阪組は見れてませんが、準々決勝も踏まえて各コンビに触れていきます。
真空ジェシカ
毎年準々決勝ではトップウケのイメージですが、今回は例年ほどの評判では無かったですね。
商店街などまだ勝負ネタはあるので、準決勝でネタを変えてくる可能性もあると思います。
ここはそろそろ決勝のファイナルステージに残りたいところなので、どういう勝負を仕掛けてくるか楽しみですね。
マユリカ
決勝に進出した次の年はハードルが上がって準々決勝で落ちるコンビが多いので、正直マユリカはここら辺で落ちてもおかしく無いと思っていました。
蓋を開けたら準々決勝トップクラスのウケで準決勝進出ということで、マユリカというコンビを少し侮っていたかもしれません。
2年連続の決勝もかなり期待できるでしょう。
カベポスター
今年の準々決勝は有りネタで盤石のウケでした。
他に勝負ネタがあることを聞いていたので、そのネタが仕上がりきらなかったのか、温存したのかという感じですね。
準決勝ではその勝負ネタを披露しそうな気がします。
台本の良さで何度も勝ち上がって来れるのは本当に凄いと思いますね。
トム・ブラウン
配信で準々決勝のネタを見ましたが、去年のネタの派生形で物凄いウケ方でしたね。
ラストイヤーでかなり追い風ムードもあるので、決勝進出はかなり固いと踏んでいます。
正直もう二度と決勝には上がれないタイプだと思っていましたが、また新たなフォーマットを編み出して決勝に近づいているのは凄いことですね。
ヤーレンズ
昨年準優勝というのが、キャラが受け入れられて良い方向に傾くのか、飽きられたり厳しい目で見られたりと悪い方向に傾くのか気になっていました。
結果はかなり追い風ムードでしたね。特に3回戦では終始ウケてて驚きました。
準々決勝でもウケていたようですが、今の勢いほどでは無かったという声もありますね。
準決勝はまた空気も変わると思うので、どう傾くか見どころですね。
家族チャーハン
アンダー5にも出場していた神保町の若手注目株が勢いそのままに準決勝まで来てしまいました。
準々決勝では真空ジェシカ、ヤーレンズにも引けを取らないどころが少し上回るくらいの盛り上がりだったようです。
かなり勢いを感じるので、そのまま決勝に行ってしまうかもしれませんね。
十九人
去年3回戦で話題を呼び、注目を集めていたコンビですね。
準々決勝ではかなり人を選びそうなネタをしていたので、通過したということは審査員ウケは良いみたいですね。
個人的にかなり好きなコンビなので、準決勝ではどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。
金魚番長
ここも神保町の若手注目株ですね。
準々決勝でのウケ量はボーダーくらいな印象だったので、コント漫才の競合も多い中勝ち上がるのは少し厳しいかと思っていました。
結果は通過ということで、このチャンスをモノにして欲しいですね。
ナイチンゲールダンス
ここも神保町のコント漫才中心のコンビですね。
とにかく客ウケは良いイメージですが、審査員ウケは正直あまり良く無いイメージもあります。
まあ去年の敗者復活戦での活躍もあるので、それも踏まえて通過させる可能性は高いと思います。
エバース
神保町が続きます。去年の敗者復活戦で注目を集め、今年の賞レースでも何度も決勝に残り、優勝もしている今年1番勢いのあるコンビと言っても過言では無いでしょう。
ネタを散々消費し、ハードルも物凄く上がってる中準々決勝では圧巻の出来でした。
審査員ウケも良さそうなので、仮に多少コケても決勝は固いんじゃないかと思っています。
ドンデコルテ
またまた神保町です。エントリーは劇場がまとめてしているので固まっているのでしょう。
ここは準々決勝常連で、地味に強い感じのイメージでしたが、ここに来てヌルッと上がって来ましたね。
準々決勝は3回戦と同じネタだったので、準決勝ではネタバレも踏まえてどういった立ち回りをしてくるのか期待です。
シシガシラ
去年に引き続き今年も勝ち上がって来ました。
敗者復活からの決勝を成し遂げましたが、爪痕は残せなかったので本人達はかなりリベンジを望んでいると思います。
準々決勝のネタは面白かったですが、決勝を狙えるネタでは無いように感じたので、準決勝でどういう勝負を仕掛けてくるか楽しみです。
カラタチ
準決勝進出をかなり熱望されていたコンビですね。
意外と結成したのはかなり前なことに驚きです。
このスタイルで決勝は正直あまり想像は出来ませんが、想像出来ないからこそどうなるのか見てみたいですね。
どんな形にせよ地上波でこのコンビが観られるのは楽しみです。
ダイタク
ラストイヤーですね。
準々決勝のネタはかなり拍手笑いも起きやすく決勝向きなネタに感じました。
6度目の準決勝にしてラストイヤーでようやく決勝に行けるとしたらかなり嬉しいです。
決勝に行けたら強いとも言われているので、特に行かせて欲しいコンビです。
ひつじねいり
ここも準決勝進出をかなり期待されていたコンビですね。
コント漫才が多いので、こういったパッション系のしゃべくりは良いアドバンテージかもしれないですね。
まずウケないということは考えにくいので、どれだけニューピアホールを巻き込んでいけるか期待したいですね。
令和ロマン
昨年優勝者ですね。
準々決勝では大トリにして圧巻のウケを起こしていて見事でした。
優勝者だからと言って厳しく観られている感じはなく、むしろ温かい目で観られている印象だったので、本当に2連覇してしまう可能性もあるかもしれません。
ここは決勝進出固いと思っています。
例えば炎
アンダー5にも出場していた関西の若手注目株ですね。
去年とは打って変わって大阪の準々決勝はかなり厳しい目で見られていた印象ですが、その中でもダブルヒガシやからし蓮根など有力組を押さえて勝ち上がって来れたことは価値があることだと思いますね。
なんとなく準決勝では序盤に配置されそうな気がしていますが、東京の準決勝の場でどれだけ戦えるのかが全く読めないのでかなり楽しみですね。
オズワルド
決勝に行ってた年も含めて、準々決勝は毎年ボーダーくらいのウケで通過し続けてる印象です。
去年の準決勝はウケの割に敗者復活戦では11位だったので、審査員ウケはかなり良いと思います。
そう考えると、準決勝もボーダーウケなら通ると思うので、すんなり返り咲きも有り得ると思います。
フースーヤ
去年の準決勝次点のコンビですね。
前年度次点だと分かっているコンビは、アインシュタインを除いて次の年にストレートで決勝に残っています。
去年次点と言うことは審査員ウケも良いと思うので、今年はかなり行きそうな雰囲気を感じています。
一度は決勝で見たいコンビなので、このチャンスをモノにして欲しい所です。
今夜も星が綺麗
今年のサプライズ枠ですね。
エレベーターのネタも、準々決勝のヒッチハイクのネタも雰囲気があって面白かったです。
準決勝ではどんなネタで勝負を仕掛けて来るのか楽しみです。
何気においでやすこが以来のユニットでの準決勝進出者なので、この功績は評価されるべきだと思いますね。
ママタルト
3度目の準決勝で、今年はかなり行きそうな雰囲気を感じています。
今年は特にコント漫才の競合も多いですが、去年の活躍も踏まえて通過させるならこことナイチンゲールダンスだと思っています。
ここは準々決勝生で見ることが出来ましたが、ツッコミの発声でドカンと笑いが起きる感じが凄かったです。
インディアンス
飽きられムードもあったように感じていたのですが、ヌルッと復活しましたね。
準々決勝2日目のBブロック時点で会場がかなりの激重ムードだったのが、どんな環境でもウケるインディアンスにとっては逆にアドバンテージになっていた気がしますね。
豆鉄砲
最近徐々に名前を聞くようになって来たコンビですね。
似たテイストのコンビであるぐろうと、どちらが先に準決勝へ行くかと思っていましたが、豆鉄砲でしたね。
面白さが先行しすぎてウケない想像も出来ますが、審査員ウケはかなり良さそうな気がするので、ウケさえ伴えば決勝行かせて貰えそうな気がします。
男性ブランコ
去年は不発でしたが今年はしっかり残って来ましたね。
準々決勝のネタとしては音符運びと似たテイストでしたが、決勝上がるためには音符運びのハードルを超えていかなければならないと考えるとかなり大変ですね。
ここは何をして来るか分からない不気味さがあるので、準決勝では良い意味で期待を裏切って来て欲しいですね。
ダンビラムーチョ
準々決勝ではおじさんネタでも無く歌ネタでも無くまた新しいジャンルのネタで勝負して来ました。
準々決勝なのでボーダーウケでも許されましたが、ああいったテイストのネタで決勝に残るならかなりの爆発が必要とされる気がします。
同じネタをするかは分かりませんが準決勝では理論値くらいのウケを叩き出して欲しいです。
滝音
準々決勝で毎年ウケて落とされていたコンビですが、ようやく許して貰えましたね。
ここは決勝進出経験がまだ無いと言うことに驚きです。
ようやく通して貰えましたが、来年以降また審査員の風当たりが強くなる可能性もあるので、ここまで来たら確実に今年決勝狙いたいところです。
豪快キャプテン
昨年の大阪組がごっそり落とされている中通過して来れたのは凄いですね。
大阪予選ではもう無双状態ですが、東京準決勝では去年苦渋を舐めているコンビでもあります。1年経ってどれだけ受け入れ体制が整っているのか楽しみですね。
ハマりさえすればもう間違いないと思うので、大阪背負ってで頑張って欲しいです。
バッテリィズ
ここも去年に引き続き準決勝進出した大阪組ですね。
大阪準々決勝ではトップレベルのウケだったようです。
ここは東京でも全然ウケるタイプだと思うので、今年決勝の可能性は大いにあると思います。
こういうコンビは決勝行けるうちに行って欲しいですね。
ジョックロック
去年の予選で話題を呼び、その勢いのまま今年は準決勝まで勝ち上がって来ました。
大阪準々決勝ではイチウケだったようです。
東京準決勝でどう転ぶかは分かりませんが、数少ない大阪組として応援したいですね。
スタミナパン
去年、無名のダークホース枠として準決勝まで勝ち上がっていたコンビです。
ツギクルやNHK新人でも決勝に残り、今年もしっかり準決勝まで勝ち上がって来て実力を証明して来ましたね。
準々決勝のウケはボーダーくらいだったので、準決勝ではまた少し角度を変える必要はありそうです。