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意外な気がするけど、理屈っぽい人はITエンジニアに向かない?

前回、こんな記事を書きました。


これの続きです。


確かに論理的思考力は必要だけど・・・だがそれは物事に対して

 もちろん、ソフトウェアやネットワークに対して論理的に考えを詰めていくことは必要です。これは計算機が発明された頃から変わりません。
 例えば、当該ユーザが保有するポイントがマイナスになる処理はできない。なんてロジックが必要になることはよくありますが、ここで判定処理を用意しないと、ユーザが持つポイントがマイナスになる。という発生してはいけない現象が発生したりします。
 他にもネットワークの問題などもありますが、やはり論理的に「して良い動作」だけできるように作ることが大事です。

人に対して論理的だと、却って向かないかもしれない

 ただし、あくまで「実現するにはどんな構成、処理をすれば良いか」、「この設定に矛盾はないか」などのことを考えていく能力であり、人に対して理屈っぽく接する事があまり望ましくないと思います。

 簡潔に言えば、ひろゆき的な理屈っぽさはマズイ。

 「あっ、嘘言った」問題

 専門・技術系職種あるあるですが、本筋とは関係ない部分や説明に時間がかかる。本題が霞むケースはよくあります。
 そのような時に便宜的に省く、厳密には正しくない事を話すケースは往々としてあります。
 
 わかりやすい例を挙げると、無理数である円周率を3.14とする、重力加速度を9.8とするなどがあります。
 上記のような値で問題ないシーンでは、そこに突っ込むのは野暮というものです。

 でこういう時に、円周率はどうたらこうたら・・・と、理論としては正しいがその場では本題ではない事をダラダラ言うのもマズイ。

 ラポール構築が大事

 ITエンジニア職、意外と人間臭い部分が多いです。そして、本当に知りたかったことはなかなか出てこない。
 そして、この人には、この場では言って良いという状況でやっと本音が出てきて事が進むケースも多いです。

オチ

 前述のオタクにITエンジニアは難しい〜ですが、元々はとあるインタビューで「理屈っぽい人は却って向かないかも」といった方が先でした。

 なぜ向かないのかが「話がこじれてややこしくなるから」でした。

 そして、そうなるケースにいわゆるオタク(特定分野に強い興味や知識がある人)が多い傾向にあるって感じでした。


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