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オタクにITエンジニアは難しい?!
持論ですが、執着心や知識は両方必要と思います。だが排他的な態度はいらない。だからgeek的なオタクは向いているけど、nerd、dork、dwwebになってくると程度によってはしんどいかなという印象。
オタクの定義と時代による変遷
「オタク」という言葉の意味は、時代とともに変化してきました。
2024年現在では、特定の分野への深い興味や造詣を持つ人を指す、比較的肯定的な意味合いで使用されることが多いです。
一方、1990年代から2000年代半ばまでは、当時発生した社会的事件の影響もあり、陰気で独特な趣味を持つ人という否定的なニュアンスがありました。
英単語いうと 前者がgeekで、後者がnerd、dork、dweebに近いかも。
1990年代〜2000年代前半の経験から
年がばれますが、私はちょうどその頃小中高大と過ごしていました。
その頃、漫画やアニメは、どちらかと言えば子供≒ティーンより若い世代向け。ゲームも1日1時間(by高橋名人)という印象がまだまだ強かった時代でした。
そんな時代でしたが、ティーン(中高校生くらい)でもそれらを嗜む人は多くいました。なんだかんだ言って地上波のエヴァ見てたりとか。
一方で、その手の趣味一部には対人関係での距離感が掴めない人や、他のグループに対して排他的な態度を取る人も存在したこともそう言ったタイプの人が上記のような趣味を持っていたことも多かったのは事実です。
当時はコンテンツの供給数も少なかったので、網羅していることも多かったのは事実ですが。
現代のITエンジニアに求められる資質
現代のIT業界では、以下の理由から排他的な態度は致命的な欠点となり得ます。
関わる人が増えた
現在、ITエンジニアの関わる仕事の多くは、さまざまな会社の人、会社が協業することが多く、一人で完結する部分は少なくなりました。
例えば、クライアント側がやりたかったことがなぜやるかが伝わりにくい。他の人にシステムの改修を引き継ぐとしても、なぜそういう設計、実装にしたかを伝えることがより一層大事になってきています。
ましてやこの手の知識、情報は、多くのケースで公開、明文化しきれておらず必要に応じて聞く、示すと言ったことが必要です。だから排他的な態度はあまり望ましくない。という印象です。
一人での網羅が困難になった
システムを作り、運用する際に必要な知識、技術も増えました。プログラミングだけでなく、開発環境の構築方法、データベースの設計構築、ネットワーク、ユースケース、関連法規・・・と洗い出したらキリがなくなります。
これらを一人で、それも実用に耐えるまでの知識、技能を持っている人はなかなかいないのでは無いでしょうか?、しかもしょっちゅう更新される。
だからこそ、必要に応じて異なる分野が得意な人同士で連携することが大事になってきます。
結論
ITエンジニアとしては、ある対象への情熱、執着や知識欲が原動力になるというのは事実です。
と同時に、知識の共有などの面でのコミュニケーション能力、ただし自分の知識や能力を、相手に伝わりやすいように表現することが求められます。
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