抗がん剤治療10～CT検査と～

抗がん剤を飲み始めて2回目のCT検査が先日ありました。（今回は心電図も）
入院中にもやってるので少し慣れたっちゃー慣れた。
前回までは腹部のみだったのだけど、今回は頭も検査していただきました。
私の貧血やらなんやらのふらつく感じが気になっての頭部の検査だったんじゃないかと思われます。

その二日後、3週間ごとに行われる検診へ。
CTと心電図の結果が出ていたのでその様子も担当医から聞くことができました。
先生によると問題なし。良好。順調。ということで一安心。
以前検査した時は腹部に水が溜まってる部分があったようですがそれもなくなり、すごーく気にすれば気になる所もあるっちゃーあるけど、まぁそこまで気にすることがない小さな影はあるものの、問題なし。
入院・手術・退院・検診と半年以上お世話になっている先生は良い具合に力が抜けていて、個人的に勝手に相性がいいなーと思っていた。

待ち時間にぼーっとしていると壁に貼ってあるお知らせが目に付いた。
よく見ると担当医が退職される。という案内だった。
いや、マジかよ。悲しい。
毎回、診察が楽しみだったのは先生の人柄があればこそだったのになぁ。

診察時に直接、先生に「辞めるんですか？」と聞いてしまった。
先生曰く、別の病院に異動になること、次の先生も既に病院には来ていて、真面目で良い先生だよ。とのこと。
真面目なのか…大丈夫か？俺…という心配を思わず先生にぶつけてしまった。「先生とはフィーリングが合うと勝手に思ってたので」と。
後でよくよく考えたら今の先生が真面目じゃないみたいな言い方になってしまったな。と反省。

今の先生は患者さんのことをちゃんと考えてくれていて、私がある漢方薬の味が苦手だし食事前に飲むと口の中が不味いまま食事をするので、それに抵抗があるとお伝えした時、「私も飲んでみないといけないですね」と言ってくれた。
処方してもらったけど飲んでない栄養ドリンクも全ての味を試したみたいなことを以前も言ってたし。寄り添ってくれているのを感じる先生なんです。

だからちょっと寂しいなー。残念だなー。3月に抗がん剤終わる予定だからそこまででも居て欲しかったなーなどと勝手に思ってみたり。

12月の診察でお別れになるのだけど、新天地でも先生のスタイルを崩さず、患者さんに愛される先生で居てくれたら良いな。

さて次の先生は私にどんな経験をさせてくれるでしょうかね。
寂しさを打ち消すように、今後を楽しみにして生きたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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それではまた。

追伸
今回の記事のトップ画は先日、仕事関係の方の訃報を受けた時の夕焼け。
私とそんなに歳も変わらない方だった。いつもエネルギーに満ち溢れている方だったので突然の訃報に驚きました。寂しい気持ちはもちろんありますが、その方が残した想いを私なりに大切にして行きたいと思っています。寂しさを感謝の気持ちに変えて。
今までありがとございました。お疲れ様でした。

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