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【神戸・元町映画館公開記念!】 『上飯田の話』 監督インタビュー⑥ -映画を観ること、語ること-
映画『上飯田の話』は2024年7月、関西のミニシアター劇場2館で上映させていただくことになりました。大阪シネ・ヌーヴォさまでの上映は終了いたしまして、7月27日からは神戸元町映画館さまでの上映が開始されます。
📽大阪 #シネ・ヌーヴォ
7月13日(土)〜7月19日(金)
📽神戸 #元町映画館
7月27日(土)〜8月2日(金)
本作監督、たかはしそうた監督は関西での上映が決定した4月、宣伝のため神戸への移住を決行しました。 #神戸住みます監督 として活動を続けるなかで、その行動が一部で注目され、毎日新聞の地方版でも取り上げられる事態に。
さらに神戸にあります「クリエイターのためのコワーキングスペースDEP.」さまにて「神戸元町きくみるはなす映画夜会」というイベントにて「たかはし監督を囲む会」の開催が決定。
映画『上飯田の話』関西公開記念🌴
— 映画『上飯田の話』|監督たかはしそうた|7/27~元町映画館 (@kami_iida_movie) July 15, 2024
たかはし監督を囲む交流会
\ 開 催 決 定! /
👉イベント内容
監督のキャリアや本作のことなど伺いつつ、元町映画館で上映されている本作を見に行く企画です。
交流会ではたかはし監督の過去作『パパの腰は重い』(2019年/14分)の上映も。 pic.twitter.com/lglFbVHLXO
これは映画『上飯田の話』鑑賞後、感想などを語ったり、たかはし監督の過去短編(上飯田の話とも深い関わりのある作品です↓作品詳細は以下)を鑑賞したりしよう、というイベント。
SNSを見ていると、兼ねてから監督の話術には定評があるようで、今回は「映画を語ること」を中心にインタビューを行いました。(聞き手ガブリシャス本田)
⸻今回、神戸にある元町映画館での上映を記念して、「たかはし監督を囲む会」という観賞者と制作者が対話する機会を頂いたかと思うのですが、監督ご自身時間があれば少ない時間でも挨拶に登壇してきたと思います。挨拶の際に心がけているルールなどありましたら教えてください。
舞台挨拶には行ける限り行っています。どうやら監督が来ることは、出演俳優程ではないけれど、集客に影響があるようです。ただ僕は多くやりすぎていていますね。しかし幸い僕も暇、というか自主配給の場合は自分が時間があるときにしかできないので、せっかくなので挨拶をさせてもらっていますが。
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基本的に僕はアドリブとかその場の受け答えというのがものすごく苦手なので、言うことは結構考えています。同じような話を毎度してもつまらないのでなるべくしていない話をしようということは心がけていますが、話のネタも尽きてきてそうもいかなくなってきました。それでも舞台にいるとフと思い出すエピソードがあるので不思議です。
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大阪九条駅の老舗映画館のシネ.ヌーヴォにて、たかはしそうた監督の上飯田の話とゆう作品を見てきました。おもしろかった!監督にもう一度聞きたいです。弟の婚約者は、弟の兄に恋してましたか?19日までやってるそうです。監督素敵でした! pic.twitter.com/xphfi3cCe8
— 島田珠代 吉本新喜劇 (@shimada_tamayo7) July 15, 2024
※シネ・ヌーヴォさんでの上映時、どんなご縁か、吉本新喜劇の島田珠代姉さんがふらりと立ち寄り映画を鑑賞してくれました!
⸻監督ご自身でも読書会の映画版である「映画鑑賞の会」を長年継続して主催しているかと思います。この会を通じて、自分のなかで変わった点、また制作などに活かされたといったことはありますでしょうか?
「なんか映画について書いてみる会」というのを月一で開催しておりまして、そこで上映中の映画の感想会のようなものを開いています。毎回多くて6人くらいの参加者で、短い感想文を持ち寄ります。
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人と文章を比較してみると、自分の見方というのがどういうものなのか、相対的に見られるようになってきたという実感があります。「またこういう視点から書いてしまったな」と思うことがあり、自分の好きな見方というのを知りました。それは翻って映画制作をするときに自分が気をつけていることと重なっているとも思います。
人は誰しも、自分が映画を見る視点で作って、映画を作っている視点で見ているということだと思います。ただ、どう見るのか、どう作るのかは自分自身だけではわかりませんから、こうした機会で話せるのは貴重なことです。
「たかはし監督を囲む会」イベント詳細
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■「神戸元町きくみるはなす映画夜会」 主催より企画のこと
この度元町映画館様と共催で、たかはし監督の交流イベントを実施することになりました。事前にたかはし監督と書庫バーでお会いしました。ショッピングセンターを題材に、何度も足を運び、その場所に住まう人たちと関係性をつくりながら、映画を制作されていったお話をお伺いし不思議な共感をおぼえたのをが印象的でした。
イベントでは、たかはし監督が今までどのようなものを撮られてきたのか、またどのような思いで映画をつくられたのかを実際にお伺いさせていただいた上で、徒歩10分ほどの元町映画館で映画を鑑賞するプログラムを組んでいます。また希望者は、映画を見終わった後にまたDEP.に集い、それぞれがドリンクを片手に感想をシェアする夜会を企画したいと思います。
元町映画館様とは、「4つの出鱈目と幽霊について」の山科監督、「猫と私と、もう1人のネコ」の祝監督に引き続きこれで3回目の共催イベントとなります。楽しいイベントにしていきたいと思っていますので、ご都合会う方はぜひお気軽にご参加ください。
日程:2024年7月28日(日)18:50〜(18:40から受付開始)
会場:クリエイターのためのコワーキングスペースDEP.
神戸市中央区三宮町3丁目1−16 三星ビル 4階南室
プログラム予定:
18:40-18:50 会場受付
18:50-19:40 たかはしそうた監督を囲む交流会 @スペースDEP.
19:40-20:00 休憩・移動
20:00-21:30 『上飯田の話』上映鑑賞 @元町映画館
22:00-23:00 感想シェアの夜会@コワーキングスペースDEP. (希望者のみ)
感想シェアの夜会はワンドリンク制となります。
書庫バーのひろさんがイベント参加予定で、提供いただける予定です。
■交流会開催にあたって監督コメント
『上飯田の話』は映画単体で見ても楽しんでいただけるかと思いますが、併映いただく『パパの腰は重い』を見たり、舞台となった上飯田町について知ったりすることで、画面に映っていないおもしろさも発見できるかと思います。是非ご参加ください。交流会では多くの方と話せること、とても楽しみです!
たかはしそうた監督 プロフィール
1991年生まれ。高校時代から映画を学び始め、東京造形大学映画専攻領域へ入学。在学中は諏訪敦彦ゼミに所属。卒業後5年間イベント制作会社にて会社員として働きながら自主で映画制作を続ける。2020年度から東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域に進学。『上飯田の話』はコロナ禍のため休学していた2020年に自主制作した。今作は初の劇場公開作となる。また大学院の修了制作『移動する記憶装置展』は7/20・21に神戸映画資料館にて上映される。好きな波止場はメリケン波止場。
お近くの方(遠方の方も)、ぜひお越しください!